リレーでGO☆ = アンジェ編 =




過去ログ集第1章☆

『オスカー様の受難』




効果音「ぱんぱかぱーん☆」
アンジェリーク「い・・・今の何の音かしら・・・?」
ナレーション「アンジェ・ドラマオープンのファンファーレです☆ ・・・前置きは面倒なので、早速スタートっ!!」
オスカー「(いきなり登場) お嬢ちゃん、こんなところで逢うなんて珍しいな・・・」
オリヴィエ「だぁ〜れが、『お嬢ちゃん』だってぇ? オスカー、あんた人に声かける時はちゃんと相手を見てからにするんだね」
オスカー「誰が、お前に声などかけるかっ!! (怒)」
オリヴィエ「やだよ、この男ったら。・・・冗談に決まってるじゃない☆」
ルヴァ「あー、世間話なら、一緒にお茶でも飲みながらいかがですかー?」
ゼフェル「あれのどこが世間話なんだよ・・・」
アンジェリーク「あら、ゼフェル様も御一緒だったんですか?」
ゼフェル「好きで『御一緒』してるわけじゃねーよ」
マルセル「もう、ゼフェルったらぁ」
オリヴィエ「ふぅん。ま、これだけメンツが揃ってるんなら『お茶会』ってのも悪くないかもね。」
アンジェリーク「あの、せっかくですから、他の皆さんもお呼びしませんか?」
マルセル「いいね、それ。楽しそう☆」
ルヴァ「それは良いアイデアですねー。では、早速お茶菓子の準備でも・・・」
オリヴィエ「ちょっとルヴァっ! 海苔煎餅だけはやめてよね。歯に付いたりしたらみっともないんだから」
ルヴァ「そうですかー? おいしいんですけどねー。 じゃあ、胡麻煎餅にしましょうー」
ゼフェル「他の食べ物は思い浮かばないのかよ・・・」
オスカー「確かに煎餅つまんでお茶会なんて、この俺のイメージが・・・」
ナレーション「・・・そうこうしている内に、お茶会が催されることになりました」
セイラン「こんなところに誘われる程暇人に見えるとは、少し心外だけどね・・・」
ゼフェル「けっ。なら来るなよ・・・(ボソッと)」
ランディ「おいっ! そんな言い方はないだろっ!」
ゼフェル「ふん。来たくないやつは来なきゃいいんだ。オレだって本当は・・・」
アンジェリーク「本当は、来たくなかったんですか? (うるうる)」
マルセル「本当は楽しみだったんだー・・・って言っちゃったら?」
ランディ「そうだぞ、ゼフェル。・・・何事も素直が一番さっ」
ナレーション「そして、意味もなく白い歯が輝いた・・・」
オリヴィエ「はいはーい。そんなとこで立ち話なんてしてないで、みんなこっちに来なさいよ。オスカーが隠し芸見せてくれるってー(嘘)」
エルンスト「それは楽しみですね。(真に受けている)」
ジュリアス「なに? オスカーが・・・? まあ時にはこのような娯楽も必要だろう。オスカーほどのものが見せる芸とは、すばらしいものに違いない。」
<オスカー「い、いえ・・・ジュリアス・・・様・・・?」
アンジェリーク「さすがオスカー様っ☆ 楽しみにしてます。頑張ってください☆」
オスカー「い・・・いや、だからその・・・」
ランディ「オスカー様っ! 立派ですっ!! (どこが?)」
クラヴィス「諦めることだな・・・」
オスカー「うう・・・・・・(冷や汗)」
チャーリー「隠し芸に必要なマル秘アイテム・・・各種品揃え中☆」
オスカー「(こっそり)・・・い、いくらだ?」
チャーリー「こんなもんで・・・(ソロバンをはじいて)」
オスカー「(・・・た、高い)」
アンジェリーク「何やってるんですか?」
オスカー「いや・・・これは、別に・・・お、お嬢ちゃんには関係のないことで・・・」
アンジェリーク「そ、そんな・・・ひどいわっ」
ルヴァ「いけませんねー、オスカー。女の子を泣かせるとは貴方らしくもないですねー。」
アンジェリーク「しくしく・・・」
マルセル「ひどいっ! オスカー様がアンジェを泣かせるなんて!!」
ランディ「なんだって? オスカー様がアンジェに暴力をふるっただって!? (大袈裟になっていく・・・)」
オスカー「まっまて!ものすごい誤解だッ!!」
ティムカ「オスカー様に警察の捜査の手が伸びているって本当なんですか?」
ゼフェル「俺は、もう起訴済みだって聞いたぜ」
リュミエール「すでに第一審で有罪が確定したと報じられていたようですが・・・(にっこり)」
オリヴィエ「やだよ、この男ってば・・・一体何しでかしたんだか。(全ての元凶)」
オスカー「き、きさまぁ〜っ」
オリヴィエ「青筋たってるけど、そんなの人に見られたら、女性ファンが泣くんじゃないの?」
オスカー「う、うるさいっ!!」
オリヴィエ「あーヤダヤダ。男のヒステリーほど醜いものはないんじゃない?」
オスカー「誰のせいで起きた騒ぎだと思ってるんだーーーっ!!」
オリヴィエ「・・・さぁ。知らないねぇ・・・」
ナレーション「(お取り込み中失礼致します・・・サーバー長期メンテナンスのため、お引越しをしました・・・ちょっと動作テストです)」
オリヴィエ「・・・だってさ。」
ルヴァ「あー、大変ですねぇ。」
ゼフェル「けっ」
ジュリアス「一体、あの者達は、何が原因でもめているというのだ・・・(遠巻きに)」
エルンスト「さぁ・・・」
アンジェリーク「あ、あのー。」
レイチェル「ねえねえ、どうしたの?」
アンジェリーク「それが・・・よくわからないんだけど、オスカー様が楽しげなことをしてらっしゃるようなの・・・」
ゼフェル「全然楽しくねーよ」
オスカー「それはこっちの台詞だっ(怒)」
ルヴァ「あー・・・せっかくオスカーが隠し芸を見せてくれると言うのですから、ここはゆっくりと見物しましょう。」
オリヴィエ「まだ言ってるよ・・・(って、元凶自分)」
ランディ「えっ? 今の漫才(?)が隠し芸だったんじゃないんですか?」
オスカー「あ? え、ええと・・・ そ、そうなんだ。俺の漫才(?)が見れるなんて滅多にない機会だが・・・お嬢ちゃん達は楽しんで頂けたかな? (汗)」
レイチェル「・・・ねえねえ、今の・・・ちょっとだけでも面白かったの?」
アンジェリーク「よくわからないけど、御本人が満足していらっしゃるようだし・・・」
リュミエール「満足・・・というより、不完全燃焼・・・という表現の方が正しいかと・・・(さりげなくグサリ)」
ルヴァ「なんだか良くわかりませんが・・・一体何が起きていたんですかー?」
レイチェル「さあ、なんだか良くわかんないんだから、何もなかったってことにしたら?」
オリヴィエ「ま、その方がいいかもね〜」
オスカー「・・・・・・(怒)」
クラヴィス「・・・ようやく少しだけ静かになったようだな・・・」
チャーリー「静かなお茶会なんて、つまらんし・・・ここは、ひとつ・・・」
メル「ひとつ・・・?」
オスカー「まさかまた隠し芸・・・とか言い出すつもりじゃあるまいな・・・?」
チャーリー「(ドキっ)・・・じ、じゃあ一発芸でも・・・」
オスカー「却下」
チャーリー「なんであかんのや〜!!」
オスカー「却下と言ったら却下!! (何気に涙目)」
ジュリアス「オスカーほどのものが涙するとは・・・よほどの辛い想い出があるのだろう」
レイチェル「っていうか、さっきバカにされまくっただけ」
アンジェリーク「レ、レイチェルっ!! そんな本当のことをはっきり言ったりしたら失礼よっ!!」
レイチェル「・・・あんたもね。」
アンジェリーク「しくしく・・・レイチェルがいぢめる」
オスカー「お嬢ちゃんに涙は似合わないな。俺が涙を舐めとってやろう」
アンジェリーク「きゃああああっ!! 変態〜っ!!」
効果音「どか・ばきっ!」
アンジェリーク「オスカー様のバカバカばかぁっ!!!」
オリヴィエ「オスカー・・・今のだけは『ホントに』あんたが悪いよ。」
オスカー「つまり、今までのことは自分が悪かったと認めるんだな?(ボコボコにされている)」
オリヴィエ「なんのことだか?」
ランディ「話は終わりましたか?」
オスカー「・・・? 何か用か?」
ランディ「いえ・・・そろそろ話題を変えないと、どうも出番が偏っているような気がして・・・」
マルセル「確かにそうだよね。ここの管理人って、僕のファンの筈なのに、全然僕の出番がないんだもん。」
ランディ「・・・というわけでっ!」
マルセル「ここからは、ボク達元祖お子様トリオ(爆)の出番だよっ☆」
ゼフェル「俺はカンケーねーからなっ!!」
ランディ「なに馬鹿なこと言っているんだ、ゼフェル!! ここで目立っておかないと、またオスカー様に出番をとられてしまうんだぞ」
ゼフェル「そ、それは何となくイヤだな・・・」
オスカー「(びきっ)」
マルセル「でしょー? (背後のオスカーに気付いていない)」
オスカー「・・・・・・」
マルセル「だってさ、どー考えても、今までの展開ってオスカー様出番多すぎだし」
ゼフェル「確かに、ネタにはしやすいキャラクターなんだけどなー」
アンジェリーク「そうなんですか?」
レイチェル「アナタ知らなかったのぉ?今までの展開よく見ておきなさいよ?」
アンジェリーク「だって、なんだか良くわからなかったし」
レイチェル「・・・それもそうだね。」
ランディ「だから、ここからはわかりやすい展開にするのさっ!」
メル「おほほほほー」
オスカー「メルが、こわれたー(笑)」
レイチェル「メル・・・・・・死になさい」
ランディ「がーン」
ルヴァ「がーン」
アンジェリーク「このドラマのレイチェルは、かなり『いい』性格してるから・・・」
ナレーション「それはアンジェについても同じである・・・」
エルンスト「○▲◎×□@?(意味不明)」
メル「お」
アンジェリーク「え? レイチェルだけでなく皆さんまで・・・いったい・・・?」
ルヴァ「あー、これはきっと何かの前兆でしょう。宇宙の危機になると、度々こういった妙な現象が起きるそうですよー」
アンジェリーク「まあ怖い。」
エルンスト「はっ! 私は今一体・・・!! 何かからだが自分であって自分でないような奇妙な錯覚に・・・」
セイラン「・・・彼の性格を考えたら、今彼が何を口走ったかを教えないほうが良さそうだね」
オリヴィエ「・・・って、あんた。本気でそう思うんだったら、エルンストに聞こえるような声で言わない方がいいと思うけど・・・」
エルンスト「・・・オリヴィエ様・・・心遣いは大変ありがたいのですが、あなたの声もしっかりと聞こえています・・・(泣)」


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