リレーでGO☆ = アンジェ編 =




過去ログ集第12章☆

『しくしく・・・』




ゼフェル「・・・な、なんのことだよ!」
オリヴィエ「べっつに〜」
オスカー「ど・・・どうりで・・・」
ルヴァ「ま〜みんな個性的でいいじゃありませんか〜?」
オリヴィエ「個性的・・・ねぇ。」
マルセル「個性で片付けていいのかなぁ・・・」
ジュリアス「皆が皆、流行りの曲を着メロにしたら、おそらく同じ曲がかぶってしまうだろう。誰の携帯が鳴っているのかわかりづらく、執務に差し支える。個性的、fでいいではないか?」
クラヴィス「音が出るなど、やかましいだけだ・・・」
効果音「がびーん!!」
リュミエール「クラヴィス様・・・もしかして、私のハープの音もやかましいと感じられていたのでしょうか・・・」
クラヴィス「い・・・いや・・・別にそれは・・・(汗)」
リュミエール「私は、気付かぬうちに、迷惑な行為をくりかえしていたということでしょうか・・・」
ナレーション「リュミエール、そっと涙をぬぐう。」
クラヴィス「いや・・・だから・・・」
オスカー「フッ‥女だけならず男までも泣かせるとは、罪な奴。守護聖の風上にもおけないな。」
マルセル「そういう問題かなぁ・・・」
オスカー「そういう問題だ。」
クラヴィス「勝手に話をまとめるな」
ルヴァ「まあまあ、深いことは気にせずにー。」
リュミエール「気にするなといわれましても・・・」
ゼフェル「じゃあ気にしろ。」
リュミエール「・・・・・・」
ランディ「ゼフェル! 失礼だぞ!!」
ゼフェル「んじゃ、おめーなら、こーゆー時何て言うんだよ。」
ランディ「・・・そ、それは・・・だなぁ・・・」
リモージュ「それは・・・?」
ランディ「え〜‥人生もっと前向きに‥とか‥(もごもご)」
リュミエール「・・・・・・(悲しそうな顔をしている)」
ランディ「・・・うっ(汗)」
ゼフェル「・・・人のこと言えねーだろ?」
ランディ「い、いや・・・少なくとも俺には悪意はない!」
マルセル「悪気がないからって、何でも許されるわけじゃあないと思うよ。」
ルヴァ「・・・まあまあ、落ち着いてー」
ランディ「そうだ。こういう時こそ深呼吸して・・・」
ジュリアス「力を抜いて‥そう、『ヒッ、ヒッ、フゥ〜‥』‥」
ルヴァ「それではみなさん御一緒にー」
効果音「ヒッ、ヒッ、フゥ〜」
ロザリア「・・・何かが違うような・・・」
レイチェル「うーん・・・」
リモージュ「ヒッ、ヒッ、フゥ〜(一緒にやってる)」
ルヴァ「あー、なかなか難しいものですねー。」
エルンスト「あの・・・皆さんがやっていらっしゃるのは、『深呼吸』ではないと思うのですが・・・(大真面目)」
ジュリアス「なに? 違うのか?」
クラヴィス「・・・違う。」
リモージュ「ええっ?」
ジュリアス「そんな馬鹿な・・・」
エルンスト「ジュリアス様・・・一体どこでそのような知識を・・・?」
オリヴィエ「それは確かに気になるよね・・・」
ジュリアス「いや・・・これは先日オスカーが・・・」
オスカー「は?」
ディア「・・・オスカー・・・(溜息)」
オスカー「いや、ひれは・・・こないだある惑星に視察に行った時に・・・」
ランディ「・・・一体どこの惑星なんだか・・・」
オスカー「・・・何か言ったか?」
ランディ「いえ・・・別に。」
効果音「だらだら(汗の音)」
リモージュ「ランディ様、このハンカチを使ってください。」
ランディ「あ、ありが・・・」
ナレーション「なぜか手が止まる・・・」
リモージュ「どうかしましたか?」
ナレーション「そのハンカチは、ピンクのフリフリだった・・・」
ランディ「さすがに・・・その・・・」
リモージュ「・・・?」
ランディ「そのハンカチじゃ、恥ずかしくて・・・」
リモージュ「そ、そんな・・・」
マルセル「あ、ランディ! ヒドイよ!」
リモージュ「しくしく・・・」
マルセル「ほら〜 ヒドイこと言うから!」
リモージュ「しくしく・・・」
オリヴィエ「しくしく‥(もらい泣き)」
ランディ「う・・・なぜにオリヴィエ様まで(滝汗)」
オリヴィエ「だって面白そうだし。」
エンジュ「リモージュを泣かせるなんて、あなたがたは恥ずかしくないのですか?それでも守護星を守ることができるとお方ですか。」
リモージュ「エンジュ、ありがとう。あなたの笑顔はまるで天使のように見えます。今、もう一つの星の守護聖になるかたが見つかりました。エンジュ、お迎えに行ってください。」
ランディ「ち・・・ちょっと・・・(滝汗)」
エンジュ「リモージュ様、ランディ様のことなんかほっといて、次の守護聖になるお方をお迎えに行きましょう。」
ランディ「だ・・・だからちょっと・・・」
ゼフェル「往生際が悪りーぞ」
エンジュ「この銀河と人々と、陛下のもとでもっと役に立てることをやってみたのです。」
ゼフェル「エンジュの頑張りと、笑顔を見ていると胸のあたりがドキドキして、もしかしたら・・・・エンジュのことが好きなのかもしれないなあ。」
レイチェル「ゼフェル、もしかしたら・・・・それはエンジュに惚れてる証拠だと思います。胸のドキドキと鼓動は、エンジュに思いをよせているはずだからです。」
マルセル「話がどんどんずれていくのは気のせいなのかなぁ・・・」
ヴィクトール「マルセル、気のせいだ。エンジュと一緒に、次の惑星に行くか?」
エルンスト「団体行動をしないと、ストーリーが混乱してしまいますのでお気を付けください。」
ロザリア「その通りです。」
リモージュ「ロザリアったら硬いこと言っちゃって・・・でも、確かに仕方ないかも。」
エルンスト「御理解いただけて何よりです。」
リモージュ「じゃあ、そんな感じで。」
コレット「なんだか良くわかりませんが・・・わかりました。」
エルンスト「判っていただけたようで‥ではこの旗を目印に各自迷わずに私についてくるように。」
オリヴィエ「なんだか、バスガイドみたいだねぇ・・・」
エンジュ「バスガイド(笑)。本当に守護聖様達と一緒にいると楽しいです。」
エルンスト「喜んでいただけて光栄です。」
セイラン「本気で喜んでいるのかどうかは、甚だ疑問だけどね・・・」
エンジュ「本当に嬉しくて、楽しいです。守護聖様達といると、どんなことでも頑張れる勇気と希望があふれてきます。」
ティムカ「エンジュの笑顔は、まるで妖精のようで天使の微笑み。陛下をお守りすることができ光栄です。」
オリヴィエ「バスガイドで・・・ねぇ・・・」
ランディ「まあ、楽しければいいんじゃないかな。」
オリヴィエ「そう?」
クラヴィス「・・・くだらん。」
ルヴァ「あー、それを言ってしまっては話が進まないかと・・・」
ゼフェル「いつものことじゃねーか。」
エンジュ「お花畑が見える・・・」
ルヴァ「・・・話が余計変な方に・・・」
ゼフェル「いつものことじゃねーか。」
ルヴァ「それもそうですね!☆」
コレット「ルヴァ様ったら、お茶目☆」
ゼフェル「いつものことじゃねーか。」
ルヴァ「それもそうですね!☆」
コレット「ルヴァ様ったら、お茶目☆」
オリヴィエ「・・・不毛な会話の繰り返しだねぇ・・・」
ゼフェル「いつものことじゃねーか。」
ルヴァ「いつものことですね。」
チャーリー「ここは、単調な毎日に変化をもたらすためにも・・・(ごそごそ)」
ルヴァ「なにやら良い香りが…何ですか?それ。」
リュミエール「ハーブの香でしょうか・・・?」
チャーリー「まあ・・・似たようなもんかな。」
ルヴァ「見た目はひどいですが香りはいいですね。」
リモージュ「そんなに見た目が酷いんですか?(覗き込む)」
オリヴィエ「こ、これは…!」
リモージュ「これは・・・?」
ルヴァ「こっこっこれは…!!」
効果音「・・・・・・(しばし間)」
ナレーション「食人植物だった。」
マルセル「わー、珍しいなー(呑気)」
ルヴァ「ですね。あと指食べられかけてますよ。」
効果音「がびーん」
マルセル「ぎゃああああああああああああああああああ!」
ナレーション「そのまま食べられてしまいましたとさ。めでたしめでたし。」
マルセル「勝手に話を終わらせないでよねっ!!」
コレット「マルセルさまっ!! 御無事だったんですねっ!」
マルセル「うん。ちょっとビックリしたけど・・・何とか無事みたい(冷や汗)」
ランディ「御都合主義な展開だけど・・・まあ、良かった良かった。」
ゼフェル「ランディ黙れ」
ランディ「ゼフェル、突然何言い出すんだ(ムカっ)」
ルヴァ「まあまあ、おちついてー」
ランディ「だってゼフェルが・・・」
ナレーション「あっ!」
ゼフェル「ランディなんてそもそも存在していなかった。」
効果音「がびーん」
コレット「いくらゼフェル様でも…ちょっと酷い…(超小声で)」
ゼフェル「う゛っ・・・」
ルヴァ「まあ、いいじゃないですか〜」
ランディ「よ、良くありませんって・・・」
マルセル「どんまいっ☆」
ランディ「なんか、微妙な励まされ方のような・・・」
ルヴァ「まあ、前向きにいきましょうよー」
メル「うん。前向きなことは良いことだと思うよ。」
コレット「そうですよね!!」
ナレーション「ほっ‥‥と、胸をなでおろすゼフェルであった。(キートン山田風に)」
ランディ「なんか、変な声が聞こえたような・・・」
ルヴァ「何でしょうねー?」
エンジュ「あまり深いことは気にしない方が・・・」
マルセル「そうだね」
ランディ「じゃあ、気にしないことにするよ(単純)」
リュミエール「単純…ですね。」
オスカー「お前、何気にズバリと言うな・・・」
リュミエール「そうですか?ありのままですよ。」
オスカー「いや・・・もういい・・・」
マルセル「なんか…暇だなぁ」
オリヴィエ「さっき大変な目にあったばかりなのに?」
マルセル「それとこれとは別・・・だと思う。」
ルヴァ「平和です……。平和なのは良いことですねー。」
オリヴィエ「・・・今までの展開から考えて、『平和』とは言い切れないと思うけどねぇ・・・」
ゼフェル「ところで、何してたんだ?」
セイラン「・・・単なる無駄話じゃなかったのかい?」
ルヴァ「当初の目的はなんだったんでしょうね?」リモージュ「ええと・・・やっぱり無駄話?」
マルセル「結果的に暇だったんじゃない?」
エルンスト「・・・確かに、その通りかもしれませんね。」
コレット「これからどうしましょう?」
ゼフェル「・・・別に、何でもいいけどよ・・・」
ルヴァ「しりとりでもしますかー?」
リモージュ「えーっと・・・じゃあ、ルヴァ様からどうぞ。」
ルヴァ「そうですねー、では……しりとりの『り』から、リンカーン」
ナレーション「・・・・・・」
マルセル「……イキナリ…終わってるんですけど…」
ルヴァ「おやぁ? 変ですねー」
リモージュ「じ、じゃあ・・・もう一度・・・」
マルセル「ぼくから言うよ…り……『りす』」
ルヴァ「あー、す・・・スプーン。」


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