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リレーでＧＯ☆ ＝ 魔導物語編 ＝
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過去ログ集第６６章☆
『おでかけですか（古っ）』
ナレーション「実は、魔法がかかっていた時の記憶がないチコ。」
ハーピー「私の歌、一曲聞いて行きますかぁ〜♪」
ウィッチ「勝手に歌うな！（ハリセンでハーピーをつっこむ）」
チコ「あ、ウィッチさん！いつの間に？？」
ウィッチ「余りにも心配で仕方がなかったんで、魔法でここにきたんです。案の定元に戻ってますわね。良かった良かった。」
チコ「は・・・はぁ・・・・。それよりここって何処なんですか？？」
ウィッチ「ここは一度入ったら出て来れないと言われている森ですが、私の魔法でみんながいる所に戻ることが出来るから大丈夫です。」
ナレーション「ウィッチの魔法で移動した」
効果音「みゅいーん（テレポート音）」
アルル「あ、カー君達が戻ってきた！」
サタン様「カーバンクルちゅわ〜ん！会いたかったよ〜ＶＶ」
カーバンクル「ぐっ(皆さんのおかげで助かりました!!)」
シェゾ「ウィッチもたまには役に立つじゃねぇか。」
ウィッチ「そ、そうですか？ありがとうございます。でも、私なんか複雑な気分ですわ。」
チコ「あの、ウィッチさん? 私…変身していたって本当ですか?」
アルル「あまり・・・気にしない方がいいと思うよ。」
ラグナス「そ、そうだぞチコ。（ショック受けるからな・・・；；）」
チコ「え，あ、はい・・・（こくん）」
ウィッチ「本当にごめんなさいね。」
シェゾ「何かいやに素直だな・・・・＞ウィッチ」
ウィッチ「（貴重なデータが取れたんですから、これで充分満足ですわっ）」
効果音「ガサガサ……」
セリリ「(ビクッ！）な、何ですか〜・・・・。」
アルル「まあ、カー君が助かったし、あんな凄い魔法が見れたから別に何とも思ってないよ！」
ウィッチ「ありがとうございます。でも、私は偶然にあの薬を作っただけなんですから・・・。」
ナレーション「（一同）偶然！？」
アルル「え？うそでしょ？？信じられない・・・」
ウィッチ「信じられないと思ってるみたいですけど、本当なんです。」
シェゾ「（偶然にしちゃあ出来過ぎてんな・・・；；）」
アルル「やっぱりすごいなぁ。」
シェゾ「凄いなぁ〜！」
ウィッチ「そ、そんなに褒められると照れてしまいますわ・・・・。」
サタン様「（とりあえず持ち上げておいて、満足させておく大作戦か・・・）」
ルルー「(やっぱり、ウィッチの薬なんていらない)」
アルル「え、ルルー、シェゾ、何か言ったあ？」
シェゾ「え、俺何か言ったか？？」
アルル「実は最近、僕、シェゾとサタンの区別が付かなくなったの・・・・・。」
サタン様「そ、それは一大事だ！いいか、ヘンタイがシェゾ、かっこよくてモテモテ大魔王がワタシだ！」
シェゾ「ンだと〜？！いいか、アルル！かっこよくて天才なのが俺、ロリコンでバカなのがサタンだ！」
サタン様「バ、バカ！？なんだとヘンタイ！また同情攻撃して泣かせるぞっ！」
アルル「僕、ボケたのかな〜？」
ドラコ「私もシェゾとサタンの区別が付かなくなったんだけど…。」
ちょっぷん「きっと我輩を含めた美形キャラに何か異変が・・・」
ウィッチ「私も区別が付かなくなりましたわ。」
ちょっぷん「スルーしないでほしいっす〜・・・・・（泣）」
アルル「わかってるよ！ちょっぷん。僕達サタンとシェゾの区別が付かなくなったの〜！ど〜しよ〜！」
ちょっぷん「なーんだ。吾輩は入ってないのか・・・・。さびしいっす。」
Ｄアルル「・・・ヘンタイ」
シェゾ「あぁっ？！誰がヘンタイだって？！（過剰反応）」
ウィッチ「…分かりやすいですわね…汗」
Ｄアルル「銀髪で青バンダナしてるのがシェゾ、緑の髪で角があるのがサタンって考えるのはどうかな？」
アルル「・・・・ごめん、それでも区別が付かないの〜。」
ナレーション「人なつこい女の子がなぜ・・・。」
ルルー「しかもいきなりって・・・・何か怪しいわね・・・・・。」
カーバンクル「ぐ・・・。(アルルは人なつこい女の子だったのに・・・。)」
アルル「ああ〜、サタンとシェゾが同じ様に見えるの〜。二人とも同じ顔になってるよ〜！こんなことになったのはこの頭が悪いからでしょ。」
ドラコ「私も、サタンとシェゾが同じ顔に見えるんだ!」
ルルー「どうしちゃったのよ。あの変態とサタンさまが一緒に見えるなんて」
アルル「いやぁ〜！サタンとシェゾが同じ顔に見えるくらいなら、この世界がなくなってしまえばいい！！」
ドラコ「サタンとシェゾの区別が付かなくなってから、夜中にうなされるの。だから、この世界がなくなってしまえばいいの!!」
ラグナス「二人とも落ち着け！！；」
セリリ「お二人ともどうしちゃったんでしょう・・！？（ビクビク）」
ルルー「大体、ドラコ！ 夜中に魘される・・・って、ついさっき言い出したばかりの話じゃないの！」
シェゾ「だ〜も〜っ！話が全然噛み合ってねぇぞ！！」
ドラコ「最近って言ってるだろ！」
アルル「最近・・・ってドラコはいつから見えたのさ？」
ドラコ「五日前から・・・・。」
ルルー「そう言うアルルはいつからなのよ？？」
アルル「一週間前からだよっ!!」
ラグナス「でも・・・さっきまでは普通に会話していただろ？」
アルル「どうして、普通に会話出来たかって? それはねぇ〜、二人の区別が付かなくなったのを隠していたからだよ! バラしたらまた大騒ぎになるでしょ?」
シェゾ「・・・現に大騒ぎにはなってるしな。」
ラグナス「・・・・・・頭が痛くなってきた・・・・；；」
ナレーション「そして、ついにラグナスも・・・・！」
ラグナス「どっちがシェゾで、どっちがサタンなんだ…」
ナレーション「ルルー以外のみんながサタンとシェゾの区別が付かなくなった・・・・・。」
ルルー「私だけサタン様とシェゾの区別ができるのは、サタン様を思ってるからかしら?」
Ｄアルル「どうなんだか・・・」
ナレーション「そして混乱する皆！」
アルル「ばよえーん、ばよえーん!!」
ルルー「サタン様！！さっさとにげましょう！相手にしてるとえらいことになるわ！」
サタン様「ばたんきゅ〜」
シェゾ「逃げるな、ルルー！」
アルル「誰か何とかして〜！！」
ナレーション「恐らく、美形キャラの顔は全て同じように描いてしまう・・・という、同人作家の影響が出ているのでしょう（そんなバカな・笑）」
シェゾ「そんな理由かいっ！！」
ナレーション「そうなんです。そういう理由なんです・・・・。」
アルル「ああっ、サタンとシェゾが同じ顔になって美しくなってゆく〜！！ 薔薇の花のような美しさがあるよ〜！！」
サタン様「ほ、褒めてもらっていると考えてよいものだろうか・・・」
ドラコ「わぁー！綺麗〜！結婚した〜い！」
ラグナス「お、落ち着け！！」
アルル「だって綺麗なんだもん。」
ドラコ「そうよ。こんなきれいな人たちと結婚しないなんてもったいないわよ？」
ルルー「サタン様は渡さないわよ！」
アルル「も〜、ルルーのいじわる〜。シェゾもサタンも奇麗だから、そんなこと言ってるんでしょ？ 僕にはよくわかるよ〜。ああ、この奇麗過ぎる二人といられるなら、この世界がなくなってしまえばいい！！」
カーバンクル「ぐっ！（アルルの横でぴょこぴょこ跳ねる）」
キキーモラ「何なんですか、この騒ぎ・・・・・ってぇ！誰ですか、こんなに散らかしたのはっ！！」
アルル「僕とドラコだよ。さっきから、シェゾとサタンが同じ顔になって美しくなって、その美しさに興奮して思わず…・。散らかしちゃった♪ てへっ♪」
ドラコ「えへへ〜♪結婚したい位綺麗になってるのよ！見てちょうだい♪」
ルルー「あんた達いい加減にしなさい！！ね、キキーモラ？」
シェゾ「・・・・（溜息を付いて頭を抱え）」
Ｂキキーモラ「ずっと傍観していたけど・・・さすがに、この騒動はウザイ気がする・・・」
キキーモラ「今一番大事なのはここを綺麗にすることですっ！！」
シェゾ「結局それかよ・・・・。」
Ｄシェゾ「お前らいい加減にしろ！最近は騒動ばっかり起こしやがって！！」
Ｄアルル「・・ドッペルシェゾに賛成かな。」
ナレーション「一同静まりかえる。」
ルルー「れれ」
サタン様「むむむ・・・『場』が混乱している・・・何とかしなくては・・・！！」
シェゾ「・・・何か方法はあるのか？（あまり期待はしてない様子）」
ルルー「れれれれれ・・・・。（実は、「れ」しか話せなくなってしまった）」
ナレーション「ルルーは、「れ」一文字しか話せなくなるという恐ろしい病にかかっていたのだ。いったい誰がこんな病気を流行らせたのかは不明。」
サタン様「私どうなるの。」
シェゾ「二度とまともな会話ができなくなるな。ま、俺は会話できなくてもいいが。」
Ｄシェゾ「そうだな。最近騒ぎ起こし過ぎだし。」
シェゾ「巻き込まれたくないしな。」
サタン様「でも、戻さないと大変なことになるぞ…」
シェゾ「しかし、いきなりルルーが「れれ」と意味不明なことを言うなんて、滑稽すぎる展開だ。」
セリリ「えーと、えーと…（おろおろ）」
ラグナス「皆、おちついて対処法を考えよう」
サタン様「やはり、ここは私の出番だな・・・」
ナレーション「こーして、「れ」しか話せなくなったルルーもサタン様の魔術で元通りになり…。」
アルル「あれ？僕、何してたんだっけ？ああ、ウィッチとチコがカーくんを助けてくれたんだっけ！」
サタン様「どうだ。騒ぎを起こした時の記憶をカットしてやったぞ！！」
シェゾ「・・・今回は素直に「凄い」と言おう。」
ルルー「あら、サタン様がすごくてステキなのは当たり前のことよ。」
シェゾ「そうだな。サタン様は天才だしな。ところでアルル、頼みがあるんだが・・・。」
アルル「んー？何〜？」
サタン様「（なんだかテキトーにあしらわれた気がするのだが・・・）」
シェゾ「ウィッチの薬、役立つようになったんで、売店へ売りに行ってくれないか？」
アルル「えっ!? ちょっと不安だけど・・・いいよ!!」
ウィッチ「お〜ほっほっほ！これで私の作った薬がいかに役立つか、世間に知らしめることが出来ますわ！！」
ルルー「ほんとにいいの？」
ウィッチ「本当ですわ！」
シェゾ「偶然にしては本当にすごいなと思ったんだ。でも、あの薬男性が飲んだらどうなるんだろう・・・？」
ドラコ「さあ？気になるけど・・・。」
シェゾ「じゃあ、誰かに試してみるか。」
サタン様「・・・・よし、自称・勇者ラグナス、頼んだ。」
ナレーション「ラグナスは、平和のためを思って、偶然を装い薬を全てこぼしてしまった。」
ラグナス「何にも起こらないぞ？」
チコ「どうしたんですか、ラグナス兄様。」
ラグナス「え、兄様？」
シェゾ「・・・・・・・・・・（疲れきった顔）」
ルルー「・・・さ、さすがラグナス・・・素早いわ・・・」
ラグナス「だって僕は勇者だからぁ〜！」
シェゾ「ふっ。まだ自称だけどな。」
チコ「ラグナス兄様の、照れ屋さん。」
アルル「ねえ、サタン。ついでだからさっきの力で、チコの変な言動も直しちゃってよ。ボクと管理人からのお願い・・・ってことで。」
サタン様「わかってるぞ。アルルの頼みだからな。」
アルル「さすがサタン！！な〜んでも聞いてくれるからね〜〜！そういう面では好き♪」
ナレーション「・・・と、心にもないことを言ってみるアルルであった。」
サタン様「ありがとう。アルル。」
アルル「じゃ、直しといて。」
ラグナス「このままではチコも「れ」しか話せなくなってしまいそうだしな。」
チコ「何言ってるの、私は「れ」しかしゃべるわけないってばぁ！」
サタン様「・・・では・・・（変なポーズをとって） とりゃあああっ！！」
チコ「きゃー！」
サタン様「…よし、これで大丈夫だろう。」
ルルー「さすがサタン様（うっとり）」
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