リレーでGO☆ = 聖闘士星矢編 =




過去ログ集第17章☆

『罰と修行の境界線』




アフロディーテ「私達はグラード財団には育てられてないだろう。デスマスクよ。青銅たちもグラード財団の世話になった期間はそれほど長くはあるまい。」
デスマスク「確かに、俺達黄金聖闘士はグラードの世話になった覚えはねー。しかしどーでもいーけど、何で青銅のガキ共の養育費が一人当たりあんな馬鹿高い金額になるんだ?」
「大体、ボク達が辞めたら、お嬢さんを護るのは邪武と辰巳だけになっちゃうよ。それって困るんじゃないの?」
沙織「ちっ。」
デスマスク「なんであれがアテナなんだよ...忠誠誓い直したのが間違いだったぜ...」
邪武「何を言うんだ!!お嬢様ほど気高く美しく清楚で可憐で優しい、すばらしい女性はいない!!」
デスマスク「てめー、どーゆー神経してんだぁ〜?それとも脅されて言わされてんじゃねーのか?まったく、お前はキン○マ付いてんのかぁ?」
アフロディーテ「デスマスク!!!私の前で品のないことをいうな!!!!!!!」
デスマスク「あ、悪ィアフロディーテ。つい口が滑っちまってよぉ。」
シュラ「..........(無言でデスマスクを後ろから頭に殴る)」
沙織「まったく花も恥じらう乙女の前でそんなこと言うなんて、罰として・・・何をしてもらえばいいと思う?誰かいい意見だしてくれる?」
星矢「お嬢と相討ち…(ボソ)」
ミロ「カニタマ!!(決まった!!)」
氷河「カニタマ食べたいのなら紫龍に頼んで作って貰えばどうだ?」
沙織「誰が食いたいもん言えと言いました!?あなた方の食事はデスマスクに罰を与えてからです!」
「だけど、そうしたら誰が蟹座をやるの?星矢は射手座だし、僕は乙女座で、氷河は水瓶座で、紫龍は天秤座で、兄さんは獅子座だよ。蟹座は誰もいないよ」
紫龍「『罰』とは言ったが、聖衣や称号を剥奪とは言っていないと思うのだが・・・」
一輝「ならば話は簡単だ。デスマスクよ、歯を食いしばれ!」
デスマスク「へっ!オレは本気になりゃお前ら青銅聖闘士程度何十人集まろうとイチコロだぜ?食らえ!!!積尸気瘴極渦(しょうきょくか)!!!」
「待って兄さん、兄さんの怒りももっともだ…だから僕を殴ってことを済ませてください…(と抱きつくフリをして至近距離からサンダーウェーブ)」
紫龍「いや、罰といえば、バケツを持って廊下に立つというのが定番だ。」
カミュ「フフフ、氷河よ、罰と言えば、シベリアの極寒の海での寒中水泳を思い出すな。おまえが修行をサボったとき、アイザックと共によくやらせてたっけ・・。」
星矢「そういえばオレも何年か前に特訓をサボったのが魔鈴さんにバレて、腕立て腹筋スクワット各1000回くらいやらされたよなぁ。」
魔鈴「その程度で済ませたなんて、今思えば私もずいぶんと甘かったわね。(しみじみ・・・)」
星矢「そういえば腕立てとか各1000回以上の他にもマラソン聖域何百周とか逆立ち歩き十何時間とか勉強毎日数十冊分とかもやらされったっけなぁ。ありゃぁ地獄以上の日々だったぜ。」
デスマスク「そのぐらい、まだいいほうだぜ?オレ達黄金はその1000倍以上も毎日今もやってんだぜ?」
沙織「‥なんだか、『罰』って言うより、『ガマン大会』みたいだわね‥」
星矢「でも馬乗りされて鞭で叩いて走らされる事を思えば優しいもんさ。」
ナレーション「(&一同の大半) ・・・確かに。」
老師「そら、訓練の時間じゃぞ?紫龍達もじゃ、いずれはワシらの黄金聖衣を継いでもらうからのう。」
デスマスク「鞭を使うなら、ロウソクと首輪も必要だな!」
辰巳「おい、お前ら! 光政様のご遺品を勝手に持ち出すとはけしからんぞ!」
デスマスク「お前に指図されたくない!!!!!」
辰巳「バカモンが!俺はお嬢様付きの執事!俺の言葉すなわちお嬢様の言葉だ。」
沙織「違います。(キッパリ)」
星矢「アテナの沙織お嬢さんと威張るだけの部下のオマエを一緒にすんじゃないぜ、辰巳。」
「うん、そうだね、星矢。」
ナレーション「辰巳はショックを受けた・・・!」
アイオロス「星矢、オレと訓練するか?オレの聖衣を継いでもらうぞ!?」
星矢「え、でも、俺には、この「いざとなったら神聖衣になる」天馬座の聖衣があるからな〜。」
アイオロス「それなら、アテナが最初の頃の聖衣に戻されてしまったぞ?」
「さんざん射手座の聖衣かりてたのに今さら何を嫌がってるの。」
星矢「オレは別に射手座の聖衣を嫌がってるワケじゃないぜ?でもなんで沙織さんがオレの天馬座の聖衣を最初の頃に戻したんだよ?」
沙織「あ、あれは聖衣の箱についているリセットボタンをはずみで押してしまったから…」
デスマスク「どこについてんだよそんなボタン..........」
氷河「・・・ちょっと待て。そんな便利なボタンがあるということは・・・俺達の変な形に改造されてしまったこの聖衣も・・・」
一輝「もしかして」
「まさか・・・!?」
紫龍「探してみよう。」
ナレーション「紫龍達がボタンを発見した時には聖衣は星矢のと同様、最初の頃に戻っていた...(もちろん沙織が押してしまったのは言うまでもない)」
デスマスク「くっくっく・・・、折角神聖衣まで鍛えられた大事な貴様等の聖衣が、最初のザコ並の聖衣にパワーダウン(初期化)されてしまうとは、マンモス憐れなヤツ。P!P!」
アイオロス「・・・ということだ、星矢。おとなしく射手座の跡継ぎになれ。そしてこれから特訓だ。」
邪武「しかしなんで星矢だけなんだ?オレも十二星座の後継ぎとかになりたいぜ。ま、蟹座は弱そうだから別だけど?」
デスマスク「殺すぞ小僧・・・。というか聖衣が初期に戻ったって事は、今まで修復してきたムウの努力が無に帰したって事じゃねえか。一番憐れなのはムウだな。P!P!」
老師「黄金聖衣の後継者は星矢だけではない。紫龍はわしの天秤座、氷河はカミュの水瓶座のそれぞれ後継者にえらばれておる。但し前も言ったように黄金聖衣自身には正義の意思というものがあるのじゃから、それも絶対に忘れてはならんのじゃ。」
星矢「そんなことよりも、聖衣が元に戻ってよかったぜ。例えパワーダウンしても、あのデザインのままはさすがにな・・・」
ムウ「..........何か言いました?(口は笑っているが、目は笑ってない状態)」
デスマスク「へっ、それだけムウのデザインのセンスがその程度だって事だよ!ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ(長井○和風笑い声)」
アフロディーテ「デスマスク、君には品と言うものがないのだよ。」
ムウ「それを言われると困る者が他にも何人かいると思うのですが・・・。(チラッとアイオリアのほうを見つつ)」
ミロ「辛いだろうな・・、アイオリア・・・(同情)」
アイオリア「何のことだ? (全く動じていない)」
アイオロス「アイオリア..........お前は本当にオレの弟か?」
アイオリア「あれ、アイオロス、あなたが俺の弟だったんじゃなかったのか…?」
アイオロス「..........(無言でアイオリアを殴る)」
「わー。兄さん。あっちで兄弟喧嘩が始まったよ。」
一輝「放っておけ瞬。向こうには向こうの事情がある。」
ナレーション「と言った一輝の後ろ頭に流れライトニングボルトが命中!」
「兄さん、大丈夫?.....わーっ、鳳翼天翔はやめてー!!!!!」
星矢「いや、幻魔拳もマズイだろう!」
ナレーション「だが、のんびり話している瞬と星矢に流れライトニングプラズマが命中!」
「(星矢と同じく白目を剥いて倒れた)」
一輝「(星矢を放置して) 瞬、しっかりしろ! 誰だ、俺のかわいい弟をこんな目に遭わせたのは!」
星矢「(気がついて) おい、俺は無視かよ・・・・」
紫龍「(さっき異変に気付いた)大丈夫か、星矢!?」
ムウ「(アイオロス・アイオリアの間に入った)いい加減にしなさいアイオリア。他人を巻き込むような兄弟喧嘩は他でやったらどうですか?それとも黄金聖闘士の称号を剥奪されたいのですか?」
アイオリア「うるさい、兄との話を邪魔するな、この麻呂羊め←(禁句)」
ミロ「ア、アイオリア、それを言ってしまっては・・・・(汗。」
デスマスク「こりゃぁ正に獅子の耳に念仏だぜ。兄弟喧嘩だけに神経がいっちまって他のヤツの言う事なんか聞けねーぜ!」
アイオロス「この馬鹿者め!死んでその罪を償え!!(アイオリア以上の暴走っぷりv)」
効果音「ちゅどぉ―――――――――――――ん!!!!!!」
サガ「なんて傍迷惑な兄弟だ・・・(こいつが言うか?)」
カノン「サガよ・・・、お前が他人の事を言えた義理なのか?(こいつも言える立場ではないな・・・・)」
ムウ「これはもはや聖闘士同士の私闘ですね。兄弟喧嘩するのは勝手ですが私にも暴言吐くなら女神にチクりますよ。」
ナレーション「かなりブチキレ状態のムウだった・・・・・」
デスマスク「へっ、その程度の事しかできんのか、この腰抜けめ!所詮は羊、他の動物に喰われるためにあるのだ!!」
ムウ「ならば、私の技を受けてみなさい、スターダストレボリューション!!!」
カミュ「待て、カニはカニらしく冷凍庫の中がよかろう。オーロラエクスキューション!」
デスマスク「へっ、それだけかぁ?オレだって黄金聖闘士だぜ?(なんと、片手ずつでS.RとA.Eを受け止めている)今度はこっちの番だ!!!!食らえ!!!プレセペポイズン!!!!」
効果音「ひらり♪」
カミュ「フッ、どうした?その程度の毒霧では私達に通用すると思うのか?」
デスマスク「そっちもその程度かぁ?全く効かねぇぞ?その程度の凍気でオレを倒そうなんざ100年早えーんだよ!!!」
カノン「ムウ、お前もそうムキになるな! 美人が台無しだぞ?(ドサクサに紛れてムウのお尻を触ってる)」
星矢「げぇ〜っ!!?こいつ、ホモかよ!?(ある程度距離を離れている)」
ムウ「カノン、セクハラで訴えますからね!(どこからか金属バットを持ってきてカノンを睨みつける)」
カノン「シャカ、アフロディーテ、助けてくれ!(シャカとアフロのお尻を触りながら)」
アフロディーテ「うわっ!何をする!!(条件反射で白薔薇を投げる)」
シャカ「私の霊験高い尻に触るとは仏罰も恐れぬ奴め…第一感〜第六感までまとめて剥奪!!!」
星矢「ぐあ!!!こっちに技をかけてどうする気だよ!!!(瞬と一緒に食らった...ちなみにカノンはいつの間にか逃げた)」
デスマスク「フッ、雉も鳴かずば撃たれまい。しゃしゃり出てきたのが貴様の不運よ!!さっさと行かんと俺が煮殺してくれるぞ、青銅のクゾガキめ!!(星矢を何発も足蹴にする)」
ムウ「どこかで聞いた台詞と展開ですが・・・それはさておき、さっきのカノンの奇行はなんだったのでしょう・・・?」
デスマスク「(突然汗だくになって)うぎゃっぴぃー…お、俺も何発か喰らったらしい…体の感覚が…(ぱたり)」
サガ「すまん、我が弟ながら情けない奴だ。全くいつからゲイになったんだ?」
沙織「うーん(雑誌読みながら)・・・最近『占い』がマイブームだったから色々試してみたいけど・・・この『尻占い』ってのはどうかと思うわねぇ・・・」
ミロ「それを読んで影響を受けた・・・と言うわけか。フッ・・・単純な奴め。さすが、サガの弟だけはある。」
アフロディーテ「カノンは一体どこに行った!?せっかく新作のこの黄色のバラ(一輝の幻魔拳と同じ効果)をテストしようと思ったのに....」
サガ「ムウ、シャカ、アフロディーテ、愚弟のこと許してやってくれ・・・・・(と言いつつムウ・シャカ・アフロのお尻を触ってる)」
ムウ「ブチッ!!!!(切れた。...そして、シャカとアフロディーテでアテナエクスクラメーションの構えをする)」
ナレーション「しかしサガも、カノン同様すでにその場から逃走していた(全く、兄弟揃って・・・・)」
「兄さん」
一輝「なんだ、瞬?(沙織がさっきまで読んでいた占い雑誌を読んでいる)」
「・・・楽しい?」
アフロディーテ「全く、あのヘンタイ双子はどこ行った!!!(シャカとムウと一緒に探している)」
デスマスク「あんた(女神)が悲鳴の一つでも上げれば、とんでくるんじゃねーの?」
星矢「かわいく悲鳴なんか上げるタマじゃないぞ、このお嬢さんは・・・()」
「うん、そうだね星矢」
ムウ「皆さん、あのセクハラ兄弟を見つけてくれたら賞金10万円あげますよ!」
デスマスク「(カミュとまだ対決している...しかも、何故かカミュと互角)」
紫龍「10万っ!! あのお嬢さんが・・・そんな大金を!!」
老師「ありえん・・・。」
氷河「ちょっと待て紫龍、今行ったのはムウだぞ?耳でも遠くなったか?(もちろん紫龍は切れた)」
アイオリア「キレると人の話を聞かなかったりする俺が言うのもなんだけど・・・、人の話をちゃんと聞いておけ、紫龍。」
シャカ「ムウ、アフロディーテ、あのセクハラ兄弟を見つけたら慰謝料をもらっておこう!」
デスマスク「(カミュとまだ対決している)少しはやるじゃねぇか、松葉眉。」
シュラ「おい、アルデバラン。カミュと蟹のどっちが勝つか賭けようぜ?」
カミュ「デスマスク、貴方もなかなかやりますね、この私と互角とは....貴方も流石に黄金聖闘士...ここまで私を追い詰めたのは貴方だけですよ?」
ミロ「か・・・カミュがデスマスクなんかに敬語使っている・・・っ!!(ショック)」


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