リレーでGO☆ = 聖闘士星矢編 =




過去ログ集第38章☆

『時代を超える次元・・・?』




紫龍「いったい今まで何をやっていたんだ?」
邪武「一輝のやつに一巻まで飛ばされたんだよ。」
アフロディーテ「あ、そこら辺の薔薇は毒があるから気をつけるんだぞ。」
邪武「グフォフェ!!(毒を喰らった)」
「邪武ったら相変わらずやられ役だね。」
沙織「ぽ〜ぽ〜ぽ〜!邪武っ!お前は何故こんな男にやられてしまったのですか〜!もう許さないですわ〜!」
一輝「フッ、情けない男だ。こんなのがオレ達の兄弟とは思えん。いっそ一思いに楽にしてやろう。」
ナレーション「結局邪武は沙織と一輝に馬鹿にされてしまったのだった。」
邪武「お嬢様、見捨てないで下さい〜!」
ナレーション「だが、結局邪武は見捨てられた・・・」
邪武「こうなったらみんなを80年代に送ってやる!」
サガ「お前だけを送ってやるぞ、ユニコーン!喰らえ、アナザーディメンション!!」
ナレーション「が、何かの歪みで、みんなにかかってしまいました。」
カノン「おい、馬鹿兄貴!何てことを!」
星矢「カノン、声が変わってるぞ。」
カミュ「一体、何があったんだ!?」
星矢「・・・ま、いいか。」
「それよりここどこなの?」
ナレーション「実は声だけが、80年代になっているので、誰にも判らなかった。」
アイオリア「わかるわけないだろ?」
アイオロス「でも、なんとなく懐かしい声になっているな。」
紫龍「そうなのか?音声ではないからわからんが・・・。」
「じゃあ、そのまま続けちゃっていい・・・ってことだよね。」
沙織「それでアフロディーテ。販売用の薔薇はどれなのですか?」
アフロディーテ「え〜と、これのことか?一輪しかないから、触るんじゃないぞ!」
デスマスク「もうすぐ品切れかよ。でもよ、当然薔薇の栽培とかはしてるから後何ヶ月かしたらいっぱい採れるだろ?」
アフロディーテ「そのとおりだ。だが、今は栽培する時期じゃないから。女神よ、かなり長い間待たねばならないが、良いな?」
沙織「今時、ハウス栽培していないなんて‥そんなことでは時代に取り残されますよ?」
アフロディーテ「ハウス栽培?何だというんだそれは?」
「って言うか、販売用の薔薇がそれ一輪なら、ここら辺に咲いている薔薇って・・・もしかして・・・?」
アフロディーテ「あ、気付いた?これらの薔薇はみんなイミテーションだ。」
紫龍「イミテーション?何なんだそれは!?」
氷河「偽物ってことだな。」
沙織「コレだけ良くできたイミテーションなら高く売れますわね。」
アフロディーテ「ありがとう。」
紫龍「成程。では早速邪武に・・・。」
邪武「ひギャーー−−−------.......! 」
ナレーション「邪武の叫びが薔薇園にこだましたのはいうまでもない・・・・。そして、変なお経が聞こえて来た。」
魔鈴「何・故?」
シャカ「それは私が神だという事だ。」
沙織「とりあえず、殴っておきましょう(にっこり)」
シャカ「おっと、そうはさせないぞ!」
一輝「そうだ! こんな女に殴られるようじゃ男として情けない!!」
沙織「ぽっ!ぽっ!怒る準備なら出来ていますわ!ぽっ!ぽっ!」
一輝「ふん、この前のようにはいかないぞ!! 怒るなら怒ってみろよ!!」
デスマスク「おい、一輝!俺も参戦すんぜ!!」
「・・・楽しい?」
沙織「ぜんっぜん、楽しくありませんわ!!」
一輝「俺は楽しいんだよ!」
「兄さん・・・。ついに頭がおかしくなったんだね・・・。」
ナレーション「邪武ちゃん不憫!」
アルデバラン「なにかこう…急にプリンが食いたくなったな。」
アフロディーテ「それなら確か冷蔵庫の中にあったぞ。喧嘩している連中はそのままにしておけば良い。食べたいものはついておいで。」
アルデバラン「わかった。」
星矢「俺も食べようかな?」
アフロディーテ「勝手に食べてろ!」
アルデバラン「ちなみに食うと血糖値が上がりすぎて眠たくなる、盛ろうとすると自重で崩壊する超特大、通称バケツプリンだ!」
紫龍「おおっ! これが伝説の・・・!!」
アフロディーテ「このプリン、私が取っといたのに・・・。ま、食べてもいいぞ。」
紫龍「食べたら大変なことになるから、俺はやめておく。こういうものは、煙草と一緒で体に毒なんだから。」
星矢「紫龍は酒とタバコが大嫌いなのか?」
紫龍「ああ、俺にとって大切だった人が、それで命を落としたらしくて。」
氷河「その前に、俺達は煙草とか酒とかは禁止されているがな。」
「聖闘士の仕事の方がよっぽど体に毒だと思うけど。」
一輝「じゃ、やめたらどうだ?」
「いやだ。」
一輝「よく言った、それでこそ我が弟だ!」
星矢「っていうか、聖闘士やめたら何したらいいのかわかんないし。俺ら。」
紫龍「中学校も行ってないしな。」
氷河「ってことは・・・・・。」
「・・・考えたくないなぁ。」
ミロ「学校か。俺達も言ったこと無いな。」
カミュ「(目線で)ミロよ、それを言うなら「言ったこと」ではなく、「行ったこと」だ・・・」
デスマスク「学校なんて、行かなくても良いじゃねぇかよ!」
紫龍「確かに、学校に通わずとも、勉学に励むことはできるが・・・」
ムウ「どんな世の中になっても学校がなくなるとは考えていません。でも私はなくなって欲しいと思っています。」
アルデバラン「何故学校がなくなって欲しいのか?」
貴鬼「ムウ様は妖怪志願だから…」
ムウ「貴鬼、ちょっと来なさい。」
星矢「で、なんでなくなって欲しいのか教えてくれない?」
紫龍「めんどくさいから・・・。」
星矢「お前、俺達の中でも優等生っぽいキャラなのにそういう事いうの?」
紫龍「俺は、なくなってほしいと思っている者達の心理を分析してみただけだが・・・」
「僕はちょっと行って見たいかな。勉強はあんまり好きじゃないんだけどね。」
アイオロス「シュラは??」
シュラ「学校か・・・、保険室の先生(妄想)・・・。」
沙織「この美しい私より保健室の先生がいいのですか?!」
アルデバラン「まあまあ。ムウが白衣着たら保健の先生っぽくなるから我慢せいシュラ」
サガ「いや、それでは理科室のお局…ぐふっ」
デスマスク「雉も鳴かずは撃たれまいに・・・」
アルデバラン「で、そういうアイオロスはどうなんだ?」
アイオロス「黒髪を三つ編みにした女の子にあこがれたこともあったっけな…」
一輝「変な妄想をし過ぎだ!」
老師「不埒だのぅ・・・・。」
紫龍「そうだな。」
ナレーション「みんながそんな話をしている間に、プリンは沙織が完食しました。」
沙織「ぽっ、ぽっ、ぽっ。お前たちは不埒な話をしていましたから、罰としてプリンを全部没収しました!!# ぽっ、ぽっ、ぽっ!!」
一輝「俺のプリンが!おのれ、女神め!」
サガ「安心しろ、女神は俺の幻朧魔皇拳で見せた幻覚のプリンを食べただけだ。」
「え、ちょっとまってサガ!幻朧拳じゃなくて幻朧魔皇拳!この拳の仕様って確か・・。」
サガ「わかっている。幻朧魔皇拳は人を狂わせる魔拳。女神にはプリンと思い込んで豆腐を食いまくるように洗脳してあったのだ。」
アフロディーテ「なんてことをするんだ、サガ!この豆腐は純日本産有機栽培大豆を100%使用し、天然にがりで作った超高級品だぞ。」
デスマスク「そんなもの知るか!」
アフロディーテ「君(デスマスク)には言ってない!サガ、どうしてくれるんだ!!」
サガ「た、食べたのはアテナだ!」
一輝「ざまあみろ!!」
「兄さん。あまり喧嘩を売らない方が・・・」
一輝「何を言うんだ!!喧嘩は男としてやらねばならない使命!サガ、かかってこい!!(鎧を脱いで、上半身裸になった)」
サガ「(一輝を無視して)しかたない。こうしよう。アフロディーテ、君にも幻朧魔皇拳をかけてプリンを豆腐と思い込むようにするということでチャラにしてもらおう。(ピキーン!)」
アフロディーテ「たかが豆腐の為にか!?」
サガ「やむを得ないでしょう。(ムウのマネしながら)」
星矢「ちょっと待った!!そのプリンは俺が食べるんだー!!」
老師「平和だのう。誰かさんを除いて。」
ナレーション「一輝は相変わらずSexiな姿で、サガに喧嘩を売ろうとしている。」
貴鬼「プリンでケンカするなんて大人げないんだー。」
一輝「こいやー!サガ、女神!!」
ナレーション「・・・しかし、無視されている・・・」
「兄さん、もう鎧着たら?」
一輝「着るもんか!!」
サガ「ええと、星矢にはプリンを食べた気になる幻覚を見せて…(予定表を作成して幻覚に齟齬が無いかチェックしている)」
一輝「サガ!!」
アフロディーテ「実はプリンはもう1個あるのだが・・・。」
ナレーション「そして、とうとう一輝が摘発されました。。。」
「兄さん、少し頭を冷やしてきてください…あれ、サガも連行されていく…?」
沙織「もう、二人とも暴れない様に更正します。」
一輝「おのれ、覚えておけよ!女神!!!」
星矢「えっと、つまりこのプリンは俺が食べて良い、と。」
「あっ、待ってよ星矢、僕の分も残しといてよ。(瞬も食べたいようだ)」
星矢「分かってる。お〜い、他に食べたい奴いるか?」
紫龍「俺も食べたいぞ!!」
星矢「じゃ、あげるから。」
紫龍「有り難う!」
シュラ「フッ。俺が等分に切り分けてやろう。このエクスカリバーでな!」
星矢「いいけど器ごと切るなよ。」
紫龍「待て、聖なる剣ならこの俺の手にも宿っている。シュラよ、どっちが鋭い切れ味の剣か勝負だ!」
シュラ「寝ぼけた事いうなよ紫龍・・・。聖剣については俺が元祖であり師だ。大人しく見てろ。」
紫龍「だが、俺は黄金の槍をも断ち切ったのだ。黙って見ているわけにはいかん!」
シュラ「どうやら何を言っても無駄なようだな・・・ならば来い、紫龍!今度こそ決着をつけてやる!!」
アフロディーテ「というか、プリンで切れ味勝負してどうする。」
ナレーション「シュラと紫龍は、側に邪武と辰巳がいることに気付かず、エクスカリバーの対決をしていた・・・もちろん邪武と辰巳が巻き添えを喰らったのは言うまでもない・・・」
シャカ「フッ、愚かな。」
星矢「シュラは被害者の悲しみに満ちた姿を笑いとばすのか!」
シャカ「ではあえて繰り返させてもらうが、私とシュラの区別も付かぬとは…フッ、愚かな。」
沙織「シュラもシャカも同じような性格だからでしょう。」
紫龍「言えているな・・・・。」
アフロディーテ「ふむ。だいたい等分に切り分けられているな。ひとつだけ、大きく切り分けられているのをのぞけば。」
星矢「じゃあそのでっかいのオレが食う!!(取ろうと手を伸ばす)」
サガ「待て!その大きいのは聖闘士現役の中で最年長の俺が食うべきだろ!」
老師「ほっ、サガよ、その理論からならワシのものじゃ・・・(素早く奪い去り、そのまま一口で食べてしまった)」
紫龍「さすが!」
サガ「・・・・・・・くッ!!(悔しがってる)」
老師「サガよ、お主は今、悔しいけれど幸せな状態なんじゃよ。」
サガ「も、もちろんですとも。(ハァハァ・・・誰が幸せなものか)」
ナレーション「だが、全員急いでパクついたため、それがウスターソースのかかったスフレオムレツだと気がついたものはだれもいなかった。本物のプリンは誰が?」
一輝「(スニオン岬にて何かを食べながら)フフフ、俺にも幻魔拳があることを忘れていたようだな!」
カノン「それがどうした?」
サガ「・・・・・・?」
沙織「一輝、ふざけやがって!! 今度の今度は許しませんわよ!!」
一輝「望むところだ!城戸沙織!!」
ナレーション「一輝はまた上半身裸になった。」
紫龍「!一輝!それは俺の専売特許だ!」
サガ「フッ、所詮こわごわと上だけしか脱げない中途半端どもか…」


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