●
リレーでＧＯ☆ ＝ 聖闘士星矢編 ＝
●
過去ログ集第３７章☆
『怒りのお嬢』
沙織「良かった。これでお宝を手に入れることが出来ますわ。」
星矢「そういう問題か・・・？」
効果音「エラーベルが耐えまなくなり響いている。」
カミュ「なんか、やばい気がするが・・・。」
ナレーション「そして・・・・ついに、エラーマーク（赤い丸に白いばってんのついたアレ）が降って来た！！」
瞬「とりあえず・・・ローリングディフェンスっ！！」
効果音「ボーンッ！！！（耳を劈くようなエラー音）」
瞬「うわああっ！」
アルデバラン「これだけ大きかったら、鼓膜が破れそうだ。」
魔鈴「このマーク、カシオスの残忍さに比べると対したことないな。」
星矢「カシオスって・・・・。いつの話だよ！！」
魔鈴「忘れたのか? まあいい。エラーマークを壊せばすべてが元に戻る。たかがマークだから、お前なら大丈夫だ。」
星矢「い、嫌だ！！まだ死にたくない！！」
一輝「お前は一回死んでいるだろ。」
星矢「あれ、そうだっけ？」
紫龍「俺は１回どころではない（偉そう）」
邪武「アハハハハ、リセットされてしまえば、物語冒頭では俺は星矢よりもお嬢様に近いんだ〜〜〜〜…（こだまを残して亀裂に消える）」
星矢「わかったよ。壊せばいいんだろ。」
邪武「星屋〜。」
ナレーション「残念ながら邪武は無効なハンドルを指定しました。」
沙織「誤変換だの無効なハンドルだの・・・・。もういい加減にしなさいっ!! (エラーマークと邪武をぶっ飛ばす)」
カミュ「結局、お前はぶっ飛ばされる運命に遭っていたのか」
邪武「（顔が赤らんでいる）う、うるさいっ！！」
カノン「・・・あ。宝くじ見つけた。」
サガ「な、何？ 本当か！」
ナレーション「サガ」
サガ「何だよう〜、こんな時に。」
デスマスク「サガ、キャラ変わりすぎだぞ。」
サガ「・・・わ、悪いかっ（赤面）」
沙織「まぁ、二人とも可愛らしいですわ。」
ナレーション「サガとカノンはシュラの宝くじを手に入れた!! しかし・・・。エラーマークが消えたので、中からシュラたちが姿を現した。」
魔鈴「だけど…それ、換金できないね。宝くじって事には間違いないけど、江戸時代の寺社で売られていた富くじよ…資料的価値はあるけどね。」
沙織「価値があるならそれはそれでいいのだけれど・・・」
辰巳「お嬢様が、また何かを企んでいる・・・。」
沙織「やっぱりこんな古いものを手に入れたら売らなければ！！」
デスマスク「（シュラが買った宝くじはそれじゃなかったような・・・。ま、いいか。）」
ナレーション「沙織は富くじを売りに行った。」
一輝「そのまま、帰ってくんなよ。」
ナレーション「そしてすぐに帰ってきた。」
星矢「はやっ！！！！」
沙織「さあっ！ 次ぎ行くわよ〜（上機嫌）」
一輝「(帰ってくんなと言ったのに・・・・。なんて恐ろしい女なんだ!!)」
ムウ「（あの様子では、ずいぶんと高く売れたようですね）」
沙織「(1000000000000円もしたんだから、もう最高ね!!)」
氷河「（一体何円と読むんだ。ゼロばっかりで目移りしそうだ・・。）」
星矢「この人たち、何言ってるんだ?」
カミュ「氷河よ・・・。千億の次は1兆だ・・・。」
氷河「大丈夫なのか？そんな大金手に入れて。」
紫龍「多分大丈夫だろう。(きっぱり)」
デスマスク「１億ぐらい盗んでも良いだろう！！」
効果音「ビシッ！」
ナレーション「デスマスクが叩かれたように見えて、実際に叩かれたのは邪武であった・・・」
沙織「あらごめんなさい。つい叩きやすかったから・・・。」
邪武「だ、だれかーっ!!」
ナレーション「邪武は泣きながら、助けを読んだ。」
シャカ「さらに私が引導を渡してやろう」
一輝「・・・むごすぎる。」
邪武「なんで俺はこんな目に遭わなきゃならないんだ。」
沙織「あら…１０年前は、私に叩いてもらって光栄ですなんて言ってたのに。」
邪武「そっ、それは・・・・。」
星矢「第一巻に戻ってオサライしろ！」
一輝「さらばだ邪武！！！」
ナレーション「邪武は第一巻に逆ワープしてしまった!!」
氷河「スゴイ技だ・・・」
紫龍「恐ろしい・・・。」
ナレーション「そんなこんなしているうちに宝瓶宮に到着〜！」
カミュ「俺の宝は弟子だけなんだがな…」
デスマスク「そんなの当たり前じゃねーか。」
カミュ「おお、分かってくれるのか!!」
瞬「分かる気はするけどねー。」
氷河「そだそだ。」
ムウ「そういうものですか？私には良く分かりませんね。」
沙織「いくらなんでも、私の聖闘士を売るわけにはいきません。（高く売れるとは思うけど・・・）」
デスマスク「俺らを売り渡す気か？」
ムウ「売るのなら、この氷河とアイザックグッズにすればいいのでは？」
氷河「絶対駄目だ!!」
一輝「俺等は道具ではないぞ！！この強情女が！」
沙織「あら、お前たち、この沙織にしてもらったことを忘れてしまったのですね。分かりました。」
魔鈴「・・・っていうか、本音はともかく、建前上は『売るつもりはない』って言ったんだから、余計なこと言わなけりゃいいのに・・・」
辰巳「お嬢様。売ってしまえば、一時的にお金が入るだけです。それよりも・・・ぐわっ・・・。」
沙織「辰巳! 余計なことは言わない!!」
一輝「これだから我が儘女は・・・・。」
沙織「な・に・か!?」
星矢「その我儘ぶりも含めて俺はお嬢様を愛しているんです。ですが、少しこらえてください…（吐血しながら」
サガ「星矢も、キャラが変わってしまったか。」
沙織「嫌ですわ。だって、お金がなければこの世の中渡っていけないでは無いですか！この未熟もの！＜星矢」
星矢「（…言わなきゃよかったぜ。一生分のお世辞を使ってしまったようだ…）」
一輝「情けないぞ、星矢！！この阿保女なんか、正直に言えばいいのだ！！」
効果音「どげめしっ！ぐわらしゃ！ごき！」
瞬「兄さん・・・」
沙織「これで邪魔者は消えましたわ! さ、行きましょう・・・・・。」
星矢「判りました、お嬢様。」
アイオリア「星矢、毒キノコでも食ったか？」
星矢「ふっ・・・。毒キノコ食って錯乱して口走ったんなら、まだマシだったぜ。」
魔鈴「星矢・・・。カシオスと戦ったころに比べるとずいぶん弱くなってしまって・・・・。大丈夫なの??」
星矢「大丈夫ですよ。お嬢様の為に、頑張って行きますから。」
沙織「判っているみたいですわね。いい、今からお前は私のために何でもすると誓いますか??」
星矢「はい。わかっております。」
一輝「星矢！その馬鹿女なんかの犬なんかになるな！！！」
ナレーション「どごめしゃ！」
星矢「だから言ったのに・・・。お嬢様の命令は絶対的です!!」
氷河「・・・何か策略があるとしか思えないが・・・」
紫龍「そうだな。俺達のことは見事に無視しているし。」
シャカ「それより一輝は大丈夫なのか・・・。さっきから女神にやられっぱなしだが・・・。」
一輝「大丈夫だ。だって、俺は不死身だから。」
瞬「兄さん、今さら強がりを言っても・・・。」
紫龍「殴り方が凄かったが・・・。」
星矢「なかなか強いんだよ。お嬢様は!!」
紫龍「なかなかどころではないだろう。ハーデス串刺しにしたんだぞ！」
氷河「そう言われてみると確かに・・・」
沙織「まあね。」
星矢「俺はそんなお嬢様を尊敬しております。」
一輝「フン！」
ナレーション「かくたる収穫も無く、宝瓶宮を通り過ぎました。」
沙織「ああっ！まだよく調べてませんのに。」
氷河「でも、宝瓶宮には何もなかったような・・・。」
一輝「とっとと行くぞ！！宛名！！」
星矢「でも骨董品とかはあるかもしれないぜ？」
沙織「(まずい・・・・一輝が壊れてゆく・・・。)そ、そうですわね。私だけ宝瓶宮に戻って、調べ直しますわ。」
アフロディーテ「では私はその間に解毒薬（もちろん毒薔薇用）を用意することにしよう。」
ナレーション「宝瓶宮に戻る」
一輝「今度こそ帰ってくんなよ！鬼女！！！！！！！」
効果音「どぐらわしゃ！！」
老師「派手な音じゃな。カミュの大切な骨董品が無事なら良いがの・・・」
沙織「一輝・・・。このアテナを侮辱するという愚かな事は止めなさい・・・。これ以上私を侮辱すればするほどお前は壊れて再起不能になっていきますわ・・・。」
カノン「こ、これは一輝の骨が全部折れている！」
星矢「ははは、素晴らしいです・・・。お嬢様・・・。(恐怖のあまり壊れた。)」
一輝「俺は不死鳥…何度でも甦って悪を討つ…ああ、河の流れのように…ぐふっ」
デスマスク「そのまま黄泉の世界へ行くか？」
シャカ「それは閻魔がすごく嫌がっていたな・・・。」
一輝「フッ、俺は既に閻魔から嫌われている・・・←（何故か偉そう）」
紫龍「残念だったな、一輝。俺も閻魔から嫌われているぞ。」
一輝「アホがっ！俺に冗談を言っているつもりか！！残念だが、俺は冗談を信じないタイプだ。」
ムウ「つまり面白みがないと・・・。」
一輝「面白みがなくて何が悪いんだ!! 本当の男は面白みがなくて当然だ!! なぜ、お前らにもあの女にもそれがわからないんだぁ!?」
沙織「なんでそんなことを言うのですか〜！？私はお前の言っていることがさっぱり分かりませんわ〜！だいたいお前が言っていることはいつも分かりませんわ〜！人を鬼よばわりして、何様のつもりです〜！？ぽ〜ぽ〜ぽ〜！（余りの怒りに暴走している。）」
サガ「女神・・・落ち着いてください。」
アルデバラン「と、ところで女神。宝瓶宮には良い骨董品はありましたか？」
カミュ「あるわけがない。」
ナレーション「怒りに震えた女神はカミュをつき落とした！」
沙織「またそんなことを言っているんですか〜！まだよく調べていないから無い様に感じるだけですよ〜！！判りましたか〜！！！ぽ〜ぽ〜ぽ〜！！！！！」
星矢「怖いからやめてください、お嬢様・・・・。」
瞬「じゃあ、がんばって調べてくださいね、沙織さん。（にっこり）骨董品の価値を見て判断できるのは沙織さんぐらいだから。」
デスマスク「おい、これが本当に女神かよ！？」
一輝「女神じゃなくて鬼女だろ? カミュをつき落としたんだからな。俺は同じ目に遭いたくないから逃げる。」
沙織「あらあら・・・。モットひどい目にあわせて欲しいようですわね。」
辰巳「お嬢様、これ以上怒ったら・・・・。」
デスマスク「堪忍袋が爆発するってか！？」
沙織「お前達もひどい目にあわせて欲しいのですか? よーく判りました。」
一輝「ふっ。俺がいつもやられ役って訳にはいかないんだよ。」
沙織「ぽ〜ぽ〜ぽ〜！！！！！(一輝に襲い掛かろうとする)」
デスマスク「うびゃあ！！こりゃ、まさか本気モードってか!?」
ナレーション「一輝はそれを避けようとしたが、体が思うように動かず、女神の思うまま攻撃されまくっている。」
沙織「ぽ〜ぽ〜ぽ〜ぽ〜ぽ〜ぽ〜ぽ〜！私に逆らうからこんな目に遭うのよ〜！」
ナレーション「そんな女神と一輝をほっといて、他のメンバーはさっさと先に進みました。」
星矢「でさ〜、これからの計画なんだけど、レストランに行ってみる?」
ミロ「レストランなぞ、何処にある？」
氷河「そうだぞ。こんなところにレストランなんかあるものか。」
ナレーション「おっと、その前に十二宮最後の宮、双魚宮を見ましょう。」
星矢「もうそんな所に来たのか!! 」
アフロディーテ「女神と一輝が口げんかをしながら来ていたからな。」
瞬「あいかわらず薔薇だらけだね。ここは・・・。」
ミロ「女神と一輝は相変わらず、口げんかしているぞ。もちろん、止めないほうがいいが。」
氷河「こういうときこそ邪武だ。」
邪武「呼んだか？（ひょっこり）」
氷河「やあ邪武。久しぶり。」
・・・次へ
・・・前へ
過去ログ一覧ページへ戻る
リレーでＧＯ扉ページへ戻る
リレーでＧＯ☆ 聖闘士星矢編へ
