リレーでGO☆ = 聖闘士星矢編 =




過去ログ集第36章☆

『愛が足りない・・・』




サガ「大丈夫だ。それより、天秤宮が高級ホテルになってしまったなあ。」
沙織「…(沙羅双樹の園を修復して石窟仏と共に一般開放し、天秤宮を宿泊施設として提供した場合の収益を計算している)」
カノン「・・・しかし、この掃除機の中は一体どうなっているんだ・・・」
シュラ「おい、いつの間にか掃除機の中に邪武と辰巳がいるぞ。何やってたんだ、こいつらは・・・。」
沙織「吸い込まれたんじゃなかったのかしら?」
星矢「沙織さん、二人とも気絶しているみたいだぜ。どうしようか?」
沙織「・・・(計算に夢中で聞こえてない)」
ムウ「どうやら我々に許された選択肢は、彼らを見捨てるか彼らを見放すかしかないようですね。」
アイオリア「究極の選択肢だな。」
アフロディーテ「どちらも同じように聞こえるのだが・・・?」
ナレーション「結局、皆は二人の事が面倒なので、再び掃除機に吸い込むことになった。←(オイオイ)」
アルデバラン「いや、さすがにそれはまずいだろう・・・(なんとなく常識人)」
<カノン「だが、こやつらは存在しても意味がないぞ?」
シャカ「確かに、いなくても問題ないから吸ってやろう。せめてもの慈悲だ。←(違)」
貴鬼「えー、あの二人がいなくなったら、雑用係がオイラにまわってきそうで困る〜」
デスマスク「奴らが必要な時が来たら、黄泉の国から戻してやる。」
カミュ「そういう問題だろうか・・・」
シャカ「まぁ、そういうことで。」
邪武「そういうことで、じゃねえ〜〜〜!!」
カノン「あの世に送ってしまえば、食い物が二人分減らずに済むぞ〜(アルデバランにささやく)」
ナレーション「結局、二人は掃除機に再び吸い込まれた。次の宮へ行きましょう。」
アフロディーテ「さらばだ。二度とこの世をさまようなよ。お前達。」
星矢「ま、その内いつの間にか戻ってきてるんだろうけど・・・」
シュラ「ところで、ミロよ。お前はのんきにみなと一緒に移動しているが、お前の宮には見られてまずいものは無いのか?」
ミロ「その問いかけから察するに、お前の宮には見られてまずいものがあるようだな。」
沙織「楽しみだわ〜 ささっ、次は人馬宮ねっ☆」
デスマスク「もう人馬宮か。やけに早いな。」
ナレーション「ちょっと待ってください。ミロの宮は、見なくていいんですか?」
ムウ「ミロがペットとして買っている蠍があちこちでごそごそ(放し飼い)していたぐらいで特に見るべきところも無かったですね。」
デスマスク「あんな化け物をペットとして飼っている奴の気が知れん。」
沙織「ちゃんと、回収して売りに出すので安心してください。」
老師「唐揚げにすればうまいのにのう…」
ミロ「何?!ナターシャやカレンやマリーアントワネットや…この子らを食う気か!?この人でなし!!」
星矢「そのナターシャとかが蠍の名前か?」
氷河「その名は納得いかん!」
カミュ「イカンぞ!氷河。他人のつけた名前に文句をつけるのは・・・。」
氷河「そうだゾ。わかったか?>ミロ」
「好きな娘の名前をペットにつけるのはよくあることだよね〜(←違!!)」
星矢「ふーん。気が多いんだな。ミロは・・・」
ミロ「うるさいぞ、貴様等!!」
カミュ「お前が一番うるさい。」
星矢「蠍ごときでギャアギャア騒ぐんじゃねぇ!!」
ミロ「お前達にはポリシーというものがないのか・・・?」
シャカ「私は持っているぞ。ポリシーとやらを。」
ナレーション「果たして、シャカのポリシーは、一体何なのか!?」
一輝「いや、さそりって毒あるし、通常誰だって危険だと思うが・・・・。」
紫龍「・・・ううっ。(実はさっき刺された)」
ミロ「フッ、かかったな、紫龍よ・・・。」
氷河「・・・とりあえず、この薬でも飲んでおけ。」
ナレーション「それは、「虫刺され」と表記された塗り薬だった。」
星矢「キグナスッ!! 紫龍になんてことするんだ!?」
氷河「頼むから、「氷河」
星矢「判ったけど、なんで虫刺されの薬を飲ませたんだ?」
氷河「飲み薬ではないかの?(日本語苦手なために勘違い)」
紫龍「…酸味と甘味が程よく溶け合い、口当たりも実にクリ〜ミィ…もぐもぐ」
「みるみるうちに紫龍の顔が名にそぐわぬ紫色に…あ、斃れ、じゃなくって倒れた…」
ミロ「蠍を甘く見ているからだ。」
老師「甘く見ているからだ、じゃないわ!!(ミロをぶっ飛ばす)」
ムウ「普段は放任主義の老師でも、さすがに今回は怒りましたねー(傍観)」
紫龍「何だか具合が悪いのだが、この薬は本当に効いているのか?(←騙されているのに気付いてない)」
星矢「紫龍が危ない!!」
紫龍「うっ!!」
氷河「えっ!!」
一輝「おっ!!」
「『あ』と『い』がないんだけど・・・(冷静)」
紫龍「お前らには愛が足りないと…メモメモ。」
ナレーション「(小声)それを言ったら紫龍も入るのでは?」
紫龍「俺の胸には春麗へのあふれんばかりの愛と老師への敬愛、星矢達に対する友愛がある。」
星矢「つまり、紫龍は愛に溢れた人間であるといいたいのか?」
「ていうか、紫龍元気になったね。意外とあの薬が効いたんじゃない?」
紫龍「言われてみれば・・・。」
ミロ「(チッ、せっかく解毒剤を爪に仕込んでこっそりスカーレットニードルで打ち込んでやったものを…)」
ムウ「ミロ、私に任せなさい。なんとかしましょう。」
ミロ「おう、さっさとやってくれ。」
カミュ「人任せだな。」
「え、何を??」
ムウ「では、とっとと次の宮に行きましょう(ミロ無視)」
シュラ「いや、もう少しこの宮を(人馬宮)見て回らないか?」
ミロ「うわあああっ!! 裏切るなぁぁっ!!」
ナレーション「その瞬間、シュラとミロの鼻先をかすめ、黄金の矢が壁面深く突き刺さった。」
シュラ「な、何・・・!?これは・・・!?」
アイオロス「趣味の罠だ。」
ミロ「そこ、爽やかに答えるんじゃない。」
ムウ「射手座のアイオロス&獅子座のアイオリアは罠を仕掛けるのが趣味らしいですね。」
アイオロス「その通りだ。罠が大好きで何が悪い?」
カミュ「まさに、トラップ兄弟!!」
アイオリア「獅子宮に罠を仕掛けたのは、お前だろう、ムウよ。」
ムウ「・・・・・・・ぽっ。」
星矢「何で照れる?」
デスマスク「そういやさっき、アフロディーテのバラ園が爆発したんじゃなかったか?そのときのロイヤルデモンローズが、流れてきてるせいで、ムウはおかしくなってんじゃねえか?」
一輝「なるほど、そのせいか。だったら、俺もやって来よう。」
「兄さん。他人が悪いこと(?)やってるからって真似してはダメですってば。」
カノン「一輝はおかしくなりたいのか?」
「でも、兄さんはすでに手遅れの状態であったということも考えられるかもしれないし。」
氷河「何気に毒舌だな・・・」
ミロ「さっき、瞬はたっぷりサソリの毒を摂取していたからな。」
カノン「やはりな。だが、残念ながらうちのサガも手遅れの状態であったという。誰のせいかな〜(怒)」
デスマスク「うわぁ・・・・。感染がやけに早いな。っていうか、ロイヤルデモンローズってそんなに感染力強いのか!?」
アフロディーテ「ふふふふふふ・・・・・・。もっと広がれ広がれ広がれ〜!」
ナレーション「(実体がないので平気)これは厄介なことになってきましたね・・・なんとか、元に戻らないのでしょうか・・・?」
星矢「アフロディーテに直接聞くか」
紫龍「ん? サソリの毒の仕業じゃなかったのか?」
星矢「聖闘士星矢!少年はみんなぁ〜 聖闘士星矢!孤毒な戦死〜(瀕死」
氷河「星矢までおかしくなってる。どうしよう・・・・。」
魔鈴「変換間違いなんて情けない。頭の中身をきっちり鍛えなおす必要があるね。」
紫龍「そういう問題じゃないと思うが。変換間違いが出るって事は、かなり強い効果があったと思っている。」
デスマスク「(慣れている)全く、面倒なことになってきやがったな・・・」
魔鈴「大丈夫さ。毒なんて効かなくなるほどに頭の中身を鍛えなおせばね。ふふ・・・」
沙織「が〜〜〜ん!(星矢をおもいっきり殴った音)」
星矢「あっ!! 今まで何やってたっけ・・・? あれ、沙織さん? どうしてここにいるんだ?」
沙織「どうしてって・・・。変になってたあなたの頭の中身を鍛えなおせって皆さんが言うから・・・。」
星矢「それってどういうこと?」
魔鈴「忘れたのか? 変換間違いを起こす位酷かったんだよ。」
星矢「何!?そうなのか!?」
紫龍「頭の中身を鍛えるためには、外部から衝撃を与えるのが良いのか・・・(メモ)」
星矢「で、今は何をやってるんだ。」
紫龍「実は・・・・。」
氷河「アフロディーテがおかしくなったらしい。」
アフロディーテ「・・・そうなのか?」
ムウ「あなたもおかしくなった時の記憶を忘れてしまったのですね!」
ナレーション「とりあえず、みんな元に戻ってよかったですね。」
紫龍「まぁな。でも、これから何をしたら良いのかわからない。」
沙織「さっさと次の宮に行きますよっ!」
一輝「次は人馬宮か!?それとも磨羯宮か!?」
沙織「そんなこと私に聞かないでください!!」
アイオリア「(…そうか、人馬宮にひっそり生えている珍種植物、オカ椎の影響か…だが、黙っておこう…)」
沙織「何か言いました??」
アイオロス「あ、いや、別に・・・。」
沙織「じゃあ行きましょう☆」
ナレーション「こうして、人の人生を些細ながら狂わせる植物は世に出ることなく、再び宮の薄闇にひっそりとその存在を隠した。」
アイオロス「(本当にこれでよかったんだろうか・・・?)」
ナレーション「考え事をしながら歩いていたアイオロスは磨羯宮前の地面の亀裂に落っこちました。」
アイオリア「あ、大丈夫、これくらいじゃ死なないから。」
星矢「そんなことより早く磨羯宮の中へ入ろうぜ。」
アイオリア「そうだな。ところで此処には何があるのか知ってるか?」
氷河「どうせまた、罠がいっぱいあるんだろ?」
シュラ「そんなつまらんものはない。」
アフロディーテ「エクスカリバーで作った亀裂ならたくさんあるが・・・。」
星矢「亀裂がたくさんあるなんて・・・・。いったい何考えてんだ!?」
氷河「分からん・・・・・・。」
効果音「ズドーン!!」
ナレーション「大変残念ですが、亀裂が多すぎて、磨羯宮は無効なハンドルを指定しました。」
アフロディーテ「やり過ぎた様だ。」
ミロ「案外、亀裂の中にお宝が眠っているかもしれないぞ・・・(ボソ)」
一輝「お宝だと!?」
ナレーション「とたんに目がギラギラと輝きだすうるわし(いはず)の女神」
辰巳「お嬢様、おやめください!亀裂が原因で磨羯宮は無効なハンドルを指定したらしいので、亀裂の中に入ると第一話に戻ってしまうかもしれません。」
沙織「(辰巳無視) この亀裂の中にお宝が入っていますのね・・・・・。うふふふふ・・・・。」
効果音「ボン!(エラー音)」
アイオリア「何がハンドルだ!何がプロバイダだ!こんな機械の箱ごときの専門用語など俺の小宇宙で粉砕してくれるうぅわぁ、ぐぎゃーっ!(悶)」
ナレーション「アイオリアは不正な処理を行ったため強制終了します。」
シャカ「愚かな・・・。」「そもそも、磨羯宮のなかにお宝があると決まったわけじゃないんでしょう?あるかもしれないってミロが言っただけで」
沙織「あ、そうですか。」
星矢「にしても、不正な処理って・・・・;;」
デスマスク「確か・・・先月、あいつ(シュラ)がこっそり買ってきた宝くじが当たった・・・って言ってなかったか?」
「成程、亀裂の中に隠すのもよく分かります。」
シュラ「・・・ばれたのなら仕方がない。だが、貴様らが近づくとものすごくでかいエラー音が出るようにしてやった。そして、それに抵抗した者は不正な処理を行ったとして強制終了されるのだぁ〜!!」
ナレーション「シュラは不正な処理を行ったため強制終了します。」


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