リレーでGO☆ = 聖闘士星矢編 =




過去ログ集第41章☆

『寛水通宝・・・?』




「又一人始末しなきゃいけない人間が増えたね。」
カノン「(まずいなぁ…冗談でみんなにちょっと囁いてみたら、こんなにもあっさり悪に染まるなんて…サガは我慢強かったんだなぁ…)」
星矢「カノン・・・。」
「老師を始末してきたよ!」
ナレーション「しかし、瞬はスニオン岬の鍵をかけ忘れていた。」
「あ、忘れていた」
サガ「鍵なら私が持っているぞ。」
「まあいいや、入り口を落盤させて塞いでおいたから、鍵があっても無くても関係なし。」
一輝「悪だな・・・。」
アフロディーテ「あそこは観光地だったはずだが・・・?」
ナレーション「だが、過酷な幼少時代を過ごしてきた青銅たちは、観光という概念を誰一人理解していなかった。」
星矢「どういうことだ、観光地って?」
アフロディーテ「もともとスニオン岬はただの観光地だったのだが、例の騒ぎの後誰も来なくなったんだ。」
星矢「なんだって〜っ!?」
紫龍「俺のメモによれば、民明書房刊『観○の夜明け』という本に、古代中国の馬 須貝という男が、異民族を万里の長城まで案内したのが始まりと書いてある。バスで案内をする女性をバスガイドと呼ぶのはこれによるというが…」
氷河「出た、紫龍の雑談トーク。」
星矢「本当にそうなのか?」
ナレーション「このタイミングで、怪しく光る老師の目。」
老師「帰ってきたぞ。さっきはよくも・・・。」
デスマスク「むっ、ジジイが!」
星矢「文句なら瞬に言ってくれ。」
「また復活!?早いね。でも今度こそ・・・・。」
老師「無駄じゃ。聖闘士に同じ技は二度通じんわ。」
「フッそれはどうかな?くらえ!こいつがアンドロメダ瞬のビックバンアタックだぁぁぁ!」
老師「ふはははは、エネルギーはもらったぞ!!←(なんとビックバン・アタックを掌から吸収した)」
一輝「このじじい!新たな能力を会得したな!?」
老師「じじい、じじいってうるさいんじゃよ。お主らは!」
ナレーション「怒りを露にした老師は若返ってしまった!!」
デスマスク「脱皮した!?」
紫龍「老師じゃなくなった。これから何て呼べばいいんだ。」
一輝「知らん!」
紫龍「幼師…」
デスマスク「若き日のジジイ!」
老師「却下!」
邪武「姿は若くても心はヨボヨボのじいさん・・・。」
星矢「天秤座の童ちゃん!」
ムウ「童兄(とんにぃ)!(←一番嫌がりそうな呼び方を考えている)」
老師「まだまだだな・・・。」
一輝「じゃあ、何がいいんだ!?答えろ、じじい!!」
老師「おれはじじいじゃねぇ〜っ!」
ムウ「…聞いての通りです。天秤座の聖闘士にはハゲとジジイ、この二つの言葉が有効な攻撃となりうるのです。邪武よ、いまこそ小宇宙を最大極度に燃焼させて叫ぶのです、ハゲジジイと。そこから起死回生の何かが生まれるかも知れませんし、無駄かもしれません。多分後者ですが。」
邪武「ハゲジジイ!!!!!!!!!!!」
効果音「どごめしゃ!ぐわしゃ!!どぐわっしゃん!!」
ナレーション「が、彼らが見たのは無傷の童虎とズタボロの雑巾のようになった邪武であった・・・どうやら、全ての攻撃は邪武に見事にクリティカルヒットしたようだ・・・」
ムウ「やっぱりムダでしたね。」
アルデバラン「余計な真似を・・・。」
邪武「ク……クク、無駄じゃないさ!この老いぼれはハゲジジイという単語を耳にすればぐぁっ!(悶絶)」
カミュ「口は災いの元か・・・。」
邪武「ハゲジジイ!何度でも言ってやるぞ!悔しかったら何度でも俺を殴ってみろ!…ああ、きもちいい…(ボソ)くそ、俺の野獣が目覚めちまう…」
老師「廬山有情拳!!せめて痛みを知らず安らかに死ぬがよい。」
シャカ「(突然がばっと起きる)いや待ちたまえ、痛みを快感と感じる変態として殺しては聖闘士の名折れ、天舞宝輪、痛覚剥奪!これが私の慈悲だ!」
サガ「・・・もう、何も言うまい・・・」
沙織「それ(邪武)はもう放っておいていいですよ。そんなことより皆さん、新年になったのでお年玉でもあげましょうか?」
サガ「女神・・・リレードラマ内(に限らず『聖闘士星矢』という作品自体)では季節や時間の流れは皆無となっておりますが・・・」
星矢「というか俺ら青銅組は、誰かさんのおかげで貨幣という価値単位がどういうものか理解しておりませぬ…」
一輝「それはお前のせいだ、城戸沙織!!」
ナレーション「一輝が叫んだとき、その足元でちゃりーんと音がした。」
沙織「もう怒らないで。」
氷河「お金だ!!」
星矢「こ、これが!初めて見るぞ!」
紫龍「こ、これが寛永通宝というものか・・・(大真面目)」
氷河「すばらしい!」
デスマスク「寛永通宝か・・・。マニアに高く売れるな。」
一輝「さっさと売れ!」
沙織「わかっています。」
「・・・っていうか、本物なの?」
魔鈴「まあ、よくよく見れば「寛水通宝」って書いてあるし、ニセモノだろうけどね…。」
ムウ「実は私が作りました」
星矢「やっぱり。」
氷河「本物はないのか?」
沙織「ある意味レアかも・・・」
一輝「売る気だな。」
沙織「もちろん。」
星矢「偽物でもそれなりの価値はありそうだな。」
沙織「わかってますね。」
星矢「紫龍は??」
氷河「何が?」
紫龍「ムウは贋作もつくれる・・・と(メモメモ)・・・俺がどうかしたのか?」
ムウ「そんじょそこらの贋作と一緒にしてもらっては困ります。オリハルコンにガマニオンそしてスターダストサンドをふんだんに使っているのですから。」
貴鬼「じゃあ、それらをお金に変換すると・・・。」
「・・・っていうか、その材料って・・・」
邪武「まさか・・・。」
ムウ「女神の聖衣ですよ。だって、もういらないですよね?」
魔鈴「そう。」
カミュ「いつハーデスが来る事かもしれないのに・・・。」
「いや、アレだけ見事に串刺しになれば・・・。」
魔鈴「で、なに?」
一輝「さあ?」
沙織「そうです。」
紫龍「ハ?」
サガ「この不毛なボケの連続…まさか敵の襲撃か?」
沙織「まあそんな。」
ナレーション「不毛なボケの連続で、サガとカノンは体調不良になりました。」
紫龍「んなあほな。」
サガ「私は真面目だからボケはうけつけないんだ」
カノン「そうなのだよ。わかったか?」
星矢「何が言いたいんだ?←(全く何もわかってない)」
ムウ「要するにあの兄弟は、自分たちは面白く無い人間と言いたいのですよ。・・・世界征服をまじめに考えてた程のクセに。」
ナレーション「ムウがそう言ったとき、サガとカノンは「うっ・・・」という顔をした。どうやら気にしていたようだ・・・」
一輝「図星じゃねぇか。」
星矢「図星だな。」
カノン「バレたのなら仕方がない。これからは気を付ける。」
サガ「しゃーないから、気をつけるとしよう。」
星矢「ホントだな?」
氷河「そういう問題だろうか・・・」
サガ「そういう問題だ。」
カノン「これから面白く無い人間からの脱却を目指すから。」
紫龍「出来るのか?何か心配だな。」
サガ「心配するな。俺達に出来ない事はない。」
「いや、サガはネタキャラとしてはもう完成していると思うけど・・・?」
星矢「ま、そういう事にしておくか。」
サガ「そういう事にしといておくれ。」
一輝「話がすすまねぇ!」
魔鈴「そうだね。でも、あっちはあっちで話は進んでると思うよ。」
カミュ「何の話なのだ?」
ミロ「たしか晩飯の話だ。(おなかがすいたので、ご飯のことしか思い浮かばない)」
カミュ「そうか。晩飯の話か。」
魔鈴「違うっつーの。」
ミロ「なんだ。そうなのか・・・。飯食うのはまだ早かったか…。」
貴鬼「えー、そうなの?」
邪武「飯の時間にするぞ!」
ナレーション「邪武の持ってきた料理は、黒貝のバター焼き、鮭のゼリー寄せ、そして、黒豚のクリーム煮だった!!」
星矢「そんなのどこにあったんだ?!」
邪武「まだまだあるぞ!!」
アイオリア「次に変な物を持ってきたら潰すぞ。」
邪武「ぎくっ!」
星矢「また図星か?」
邪武「そ、そんなことねぇぞ!ほら!」
アイオリア「なんだこれは! 現実では実現不可能な料理だぞ!!」
星矢「そんなバカな。いったい誰が作ったんだ??」
氷河「そんな不可解な料理をみんな造ったのは邪武、お前だろう?」
邪武「そうだぞ、何か文句あるか!?」
ナレーション「邪武が皆からタコ殴りにされています。しばらくお待ちください。(一時間後)・・・・・あっ、いいみたいですね。戻しましょう。」
沙織「またこんな展開になっておりますけど、これからどうしましょう?」
星矢「うーん。そうですね。これから何をしたらいいのか俺にもわかりません…。」
沙織「私がなんとかしましょう。」
一輝「ええい!! また大騒ぎ起こす気だろ? もう懲り懲りだぞっ!!」
デスマスク「革命を起こすぞ!!」
一輝「ううっ!(突然倒れこむ)」
シャカ「病気で倒れたか。」
沙織「あらま、大丈夫ですか?」
「兄さん、「霍乱」じゃなくて「革命」だよ…女神を倒さずに兄さんが倒れちゃだめじゃないか…」
一輝「そうだった。今こそ女神を倒す!」
沙織「なんですか!? いきなりっ!!」
「でも、兄さんは何で女神をいつも倒そうと思ってる訳?」
氷河「まさか・・・。理由もなしに倒そうとしているわけじゃないだろうな??」
紫龍「妥当な説としては、城戸家の財産分与の問題とか・・・」
辰巳「それは無理だ。認知されていない。」
星矢「・・・え? それを狙ってここ最近媚びへつらっていたのに・・・」
邪武「まさかっ!一輝、貴様、そういやパンドラとやらに少年誌らしからぬ無礼を働いたとかいうじゃないか!もしそんな不埒なまねをしたら!」
一輝「お前なぞに関係ない!!(邪武に向かって鳳翼天翔)」
邪武「俺は一生、反抗出来ない運命なのかぁ!?」
ナレーション「こうしてある一人の少年が落ちた・・・。」
シャイナ「可愛いところあるじゃないか、あの坊や…あいつが落ちていく姿は、そう、まるで負け犬のようだったよ…フッ」
星矢「それどっかで聞いたような・・・。」
シャイナ「星矢は何もしなくても、そのまんまでも可愛いわよ☆(誘」
星矢「そうか?」
シャイナ「そうよ。だから、安心してね。」
一輝「・・・・。(いったい何が言いたいんだろうか。)」
ナレーション「アンドロメダとペガサスはカワイイってことを言いたいんでしょう。」
沙織「確かに星矢は可愛いですわね。(お馬鹿で・・・)」
邪武「俺は?」
シャイナ「おやお前、落ちたんじゃなかったのかい?」
紫龍「誰だお前は?(邪武の存在すら忘れている)」
氷河「何者だよ。」
一輝「何者だ貴様は?」
邪武「お、お嬢様!お嬢様は俺のこと忘れたりなんかしてませんよね!!」
沙織「聖闘士でない者が、許可なく聖衣を持っていてはいけませんよ。(にっこり)」
邪武「バカ野郎が! 支えてきたおれを裏切りやがって。」
星矢「そんなもん知らねぇ。」
邪武「バカヤロ…ッ…!」
デスマスク「おっと、女神へのこれ以上の侮辱は俺様が許さないだっぴー。(邪武の腹を強打、邪武昏倒)」
アフロディーテ「もはや、邪武いじめだな。」
邪武「くそ、ユニコーン座は前聖戦では活躍してるのに・・・・。」


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