リレーでGO☆ = アンジェ編 =




過去ログ集第3章☆

『仲間割れ勃発・・・?』




ゼフェル「それじゃーまずは材料集めだ!今渡した紙に書いてある通りの物を見つけて来い!」
エルンスト「わかりました。手配しましょう・・・」
チャーリー「俺んとこで扱ってるものもあるようだけど・・・?」
ゼフェル「じゃ、頼むぜ。」
ナレーション「届きました〜(早っ)」
アンジェリーク「じゃあ、早速作ってくださいっ」
ゼフェル「よしっ! 完成。」
レイチェル「・・・確か・・・ゼフェル様って洗濯機を作っていたはずよね?」
ルヴァ「あー、いいところに気がつきましたねレイチェル。私もそんな気がしていたんですよー。」
ランディ「でも、これって・・・どこからどう見ても違う物体だよなぁ・・・」
リュミエール「でも、衣類が洗えるのでしたら、洗濯機なのではないのでしょうか?」
アンジェリーク「とりあえず・・・何か洗ってみましょう」
ランディ「じゃあ、俺のタオルを・・・。」
マルセル「でも、たったこれだけを洗うのに、洗剤こんなに入れちゃったよ。もったいないってば。」
アンジェリーク「じゃあ、オスカー様もマントとか洗濯しませんか?」
オスカー「な、なにっ!?」
ジュリアス「それだけでは足りなかろう、私と、クラウィスの衣類も洗うとよい。」
クラヴィス「ふっ」
オリヴィエ「今、多いのは、洗剤なんでしょう☆」
ジュリアス「だから、私とクラウィスの衣類をだな、」
ゼフェル「今度は、多過ぎるんじゃねーか?」
アンジェリーク「でもせっかくだし・・・」
レイチェル「じゃあ、全部入れてください。」
効果音「ガ、ガガガ」
レイチェル「・・・なんかさ〜意地になって、回っていない?これ」
ゼフェル「・・・大丈夫。高速回転がウリなんだ(得意げ)」
エルンスト「回転自体には問題ないようですが、その・・・」
アンジェリーク「ちょっと速過ぎませんか・・・?」
メル「メル・・・目がまわってきちゃった・・・」
ルヴァ「あー、私もなんだか・・・(クラクラ)」
効果音「バターン!」
マルセル「わぁっ!ルヴァ様、しっかり!!」
ルヴァ「う゛ーん・・・」
アンジェリーク「お水ですっ!」
レイチェル「って、いくらなんでもバケツにいっぱいはいらないんじゃ・・・。」
効果音「ざばぁぁっ」
アンジェリーク「えっ? 頭からかけちゃった・・・」
ゼフェル「うわっ?!!!お、おい、おっさん???!!!」
ルヴァ「あー・・・雨ですか? (事態に気が付いていない)」
レイチェル「さすがルヴァ様・・・」
オリヴィエ「・・・まあ、確かに『さすが』なのかも・・・」
レイチェル「あははは・・・・。」
ランディ「あ、洗濯機が止まったみたいだ・・・」
ゼフェル「よし。実験成功!!」
マルセル「・・・って、実験だったの?」
効果音「どかーん!」
アンジェリーク「きゃああっ!」
効果音「なんと洗濯機は爆発した・・・」
ナレーション「あ、効果音に台詞取られた・・・(泣)」
ランディ「そんなことより、アンジェリーク!無事か!!」
アンジェリーク「私は無事ですけど・・・洗濯物が・・・」
エルンスト「・・・まさか・・・?」
チャーリー「中身はボロボロや・・・」
オスカー「じゃ〜、お、俺のマント」
レイチェル「悲しいことになっています・・・」
チャーリー「あ、そ、そや!!俺の店で最高級品のマントを入荷させましょか?」
オスカー「・・・いくらだ?(ポケットを手探り)」
ナレーション「しかし、財布が見当たらない・・・?」
オスカー「・・・っ・・・!!(汗)」
アンジェリーク「もしかして・・・財布も一緒に洗濯機の中に入れてしまったんじゃ・・・」
ゼフェル「ま、マジかよぉ〜!?(大慌て)」
ランディ「お、オスカー様っ! 一体いくらはいってたんですか?」
オスカー「あ、あぁ。\10,000,000程・・・な(汗)」
クラヴィス「財布の中にそんなに入るはずなかろう・・・(ボソリと)」
オスカー「そ、それはですね・・・(心の声:いつもいつも俺がイヤな目に遭ってる時に現れやがってウザいんだよ〜、この根暗ヤローが!!)」
クラヴィス「・・・・・・(睨・心の声は聞こえるはずはないが、表情から何かを読み取ったようだ)」
オスカー「ど、どうかなさいましたか・・・クラヴィス様?(冷や汗たらたら)」
ジュリアス「・・・オスカー?」
オリヴィエ「まさかアンタ、見栄張って嘘ついてたんじゃないでしょーね?(睨)」
オスカー「え〜と、あの〜…さ、財布の中にはゴールドカードが・・・;;」
ゼフェル「どーでもいいが、洗濯機の中からは財布らしき物や紙くずは出てきたが、カードっぽいのは入ってなかったぞ。」
オスカー「ゼフェル・・・見損なったな。まさか守護聖ともあろうものが、盗みを働くとはな・・・」
ゼフェル「な、なにぃ?!」
ジュリアス「それは誠か・・・オスカー?」
ゼフェル「い、いきなり他人をドロボー呼ばわりしやがって・・・どーゆーつもりだよっ!!」
ランディ「ゼフェル・・・。俺、お前を信じていたけど・・・見損なったよ・・・」
ルヴァ「あー、皆さん待ってください」
オリヴィエ「もしかしてアンタ(ルヴァ)、ゼフェルを庇う気なんじゃないでしょーね?」
ルヴァ「確かにゼフェルは皆さんにいろいろ迷惑をかけるようなこともしていますが、それとこれとは問題が違います。」
アリオス「(鋼の館の前を通りがかる)おいおい・・・お前ら何モメてんだよ?」
マルセル「揉めてる・・・って言うか・・・」
オスカー「ゼフェルが俺のゴールドカードをどさくさに紛れて盗んだんだ。それをジュリアス様にご報告していたところだぜ!(不機嫌な顔)」
アリオス「・・・『ごーるどかーど』・・・って、何だ?」
レイチェル「・・・アリオス?アナタまだ記憶が・・・!?」
エルンスト「アリオス、直に王立研究院へッ!」
リュミエール「どうかなさいましたか、エルンスト?いつにもなく慌てていらっしゃいますね・・・」
エルンスト「貴重な症例を見逃すことはできません。」
チャーリー「エルンストさん、なんか顔色悪くないでっか?ああ、そないに心配されんでも俺が主星の優秀な病院を紹介しますさかいに・・・。なっ?(目配せ)」
アリオス「結局何なんだ・・・?」
ルヴァ「それはですねー、えっとその〜・・・(延々と続く)わかりましたか、アリオス?(空にはもう月が;;)」
アリオス「なんだか良くわからんが・・・ああ、そうだ。さっき、向こうでこんなものを拾ったんだが、誰かが落としたんじゃないか?」
オスカー「そ、それは俺のゴールドカード!!アリオス・・・お前、ゼフェルとグルだったのか!?」
ジュリアス「・・・オスカー、見苦しいぞ・・・(溜息)」
ランディ「ジュリアス様はゼフェルが正しいって言うんですか!?(必死)」
ジュリアス「ゼフェルがどうとかいう問題ではなく、単にオスカーの勘違いではないのか?」
セイラン「まったく・・・こんな所で寄り合いなんて、お暇な方々ですね。僕は気分が乗らないんで、失礼させてもらいますよ」
アンジェリーク「ああっ! セイラン様っ!! 登場人物がバラバラになってはストーリー展開に無理がありますっ!!(笑)」
セイラン「アンジェリーク・・・君もここにいる暇人のひとりなのかい?もしよければ僕と一緒に大自然をキャンバスに収めに行かないかい?」
アンジェリーク「御一緒したいのは山々なんですけど・・・ 元々洗濯機騒動には私にも責任がありますし・・・」
セイラン「洗濯機騒動?なんだい、それは・・・。ゼフェル様が、また妙なメカでも作ったのかい?」
ゼフェル「お前ぇ・・・今の騒動見てなかったのかよ・・・」
セイラン「僕はつい先程、ここへ到着したばかりですけど・・・?」
オリヴィエ「だいぶ前には一緒だったような気もするけど・・・団体行動が苦手そうなあんたのことだから、どうせフラフラどこかを彷徨っていたんでしょ。」
ランディ「そういえばセイランさん、今朝オスカーさまのところにいらしてましたよね?」
マルセル「そうなの?」
オスカー「そういえばそうだったな。あの時は確かにまだゴールドカードはあったんだ。」
セイラン「もしかして、僕が犯人だって言う気かい?なら・・・好きなだけ僕の持ち物検査、してみてくださいよ。ま、無駄な労力だと思うけどね♪」
ジュリアス「・・・だから、オスカー・・・いい加減に自分のうっかりを認めたらどうだ・・・(溜息)」
ランディ「ジュリアス様まで・・・。俺はオスカー様を信じてますから!!」
オリヴィエ「これだから熱血少年は・・・」 「ケッ・・・やってらんねーな(呆)」
レイチェル「ゼフェル様ったら・・・」
ランディ「その態度は何だよゼフェル!!だいたい原因はお前だろ!?」
ゼフェル「だから、カードのことは俺には関係ねーって言ってるだろーが。・・・洗濯機作ったのは俺だけど。」
マルセル「もう、喧嘩はやめてったら!!」
ルヴァ「まぁまぁ皆さん落ち着いて。ほら、お茶でもいかがです?(にこにこ)」
リュミエール「ルヴァ様の言う通りですよ、みなさん。」
ゼフェル「お前ェらとのんきに茶なんてすすってられっかよ!!?俺は帰るぜ(怒)」
アンジェリーク「ああっ! 待ってくださいっ!! (ぐいっ、と服を引っ張る)」
ゼフェル「うおっ!!(ドサッ/転んで床で鼻を打つ)何すンだよっ!?(涙目で鼻の辺りを押さえる)」
オリヴィエ「きゃはははっ☆ ゼフェル・・・鼻が真っ赤だよ」
ゼフェル「な、何ィ!!?あ〜腹立つぜ・・・俺ァマジでもう帰るからな!!(バンッ/乱暴にドアを閉める音)」
ルヴァ「あー、ゼフェル・・・ここは屋外のはずですよ〜 どこからそんなドアを・・・ (笑)」
ジュリアス「ルヴァは少し疲れているようだな。・・・リュミエール、ルヴァを部屋で休ませてやるがよい」
リュミエール「はい、わかりました。」
オスカー「・・・ルヴァ。あとは俺たちで何とかするから、お前は“ゆっくりと”休んでくれよ!(嫌味な口調)」
アンジェリーク「だめですっ! 皆がバラバラになってしまっては、リレードラマが成り立たなくなってしまいます! ゼフェル様も戻ってきてくださ〜い!!」
ゼフェル「・・・チクショウ、管理人特権で戻されてしまったぜ・・・」
オスカー「お嬢ちゃん。お嬢ちゃんの慌てる姿も可愛らしいが、そんなに慌てては怪我をしてしまうだろう。さ、ここに座ってくれ(椅子を用意する)」
アンジェリーク「え・?は・はい(座ってしまった)」
オリヴィエ「なんだ・・・こんなところに椅子なんてあったんだ。まだ何個かあるみたいだから、座ろうよ。」
オスカー「パチッ!(指を鳴らして執事を呼ぶ)お嬢ちゃんと俺に、紅茶とホットコーヒーを頼むぜ」
レイチェル「あ。ずるーい」
リュミエール「・・・レイチェル。あなたは私と一緒に、庭園のカフェテラスでハーブティをいかがですか?」
レイチェル「うーん・・・いいよ。」
エルンスト「お待ちください。皆さんバラバラに行動されては困ります。報告書にも何と書いたら良いか・・・」
リュミエール「でしたら、エルンストも一緒にいかがです?働き過ぎも体に悪影響が及びますので」
レイチェル「そうだよそうだよ。(ハーブティー飲もうよ)」
リュミエール「ささ、エルンストもレイチェルもどうぞお飲みになってください(睡眠薬入りのハーブティをエルンスト&レイチェルの前に置く)」
エルンスト「むむ・・・この香りのハーブティーは初めてですね。貴重なものなのでしょうか・・・ 早速研究院で調査させましょう!!」
レイチェル「エルンスト・・・!?せっかくのリュミエール様が入れてくれたハーブティだし、飲もうよ〜」
エルンスト「いや、なんか普通のハーブティーと違うような気がしたのでつい。」
ランディ「ああ、さっき100メートルダッシュ20回やったばかりだから、喉が乾いていたんだ。(飲)」
リュミエール「・・・ランディ!!?」
ランディ「ん、なんだーか眠気が・・・。(バタッ)ZZZ」
オスカー「おい、ランディ!!大丈夫か!!?(突然のランディの気絶に驚いて駆けつけ、ランディの体を揺さぶる)リュミエール、貴様・・・ッ!!」
ランディ「・・・ああ、よく寝た(欠伸)」


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