リレーでGO☆ = アンジェ編 =




過去ログ集第5章☆

『執務室へ・・・』




アンジェリーク「ゼフェル様もたまには早起きしてみませんか?」
ゼフェル「ったく(頭をガシガシ掻きながら)お前までそんなこと言うのかよ。…つーか、んな早く起きてもなんもすることねえし。」
ランディ「だからラジオ体操を・・・」
ゼフェル「い・や・だ」
効果音「がびーん」
マルセル「ランディ・・・そこまでショックを受けなくても・・・」
オリヴィエ「まあ、たしかにねー・・・私だって、早朝からそれはちょっと断りたいと思うし・・・」
ランディ「そんな・・・オリヴィエ様まで・・・」
アンジェリーク「気持ちはわかるけど・・・(小声)」
セイラン「お話中、失礼します。ここにルヴァ様は、入らっしゃいますか。」
ルヴァ「はいはい、ここにいますよー (後ろの方から)」
セイラン「ルヴァ様、この前、お借りしていた物なんですけど・・・・・。」
アンジェリーク「何をお貸ししていたんですか?」
ルヴァ「えーっと・・・な、何でしたっけ? (大ボケ)」
ゼフェル「けっ、これだから年寄りは・・・(ブツブツ)」
ルヴァ「何かいいましたかー?」
アンジェリーク「あのですね、今ゼフェル様が・・・」
ゼフェル「な、何でもねぇから話を続けろ・・・って。」
セイラン「ですから、先日お借りした本の話です。」
ルヴァ「ああ、そうそう。確かに本をお貸ししましたねー。(ポンと手を打つ)」
アンジェリーク「・・・で、どんな本なんですか?」
リュミエール「いやーんvv」
ランディ「・・・ど、どうしたんですか、突然っ!!」
アンジェリーク「も、もしかして・・・『いや〜んな本』(謎)だったとか・・・」
セイラン「とある偏狭の惑星出身の哲学者、イ・ヤーンの執筆した代表作ですが・・・」
ルヴァ「ああ、あの本のことですか。で・・・どうか致しましたか?」
セイラン「実はページが一部抜け落ちていて、読めない箇所があるのです」
ルヴァ「あー、そうでしたか。」
ゼフェル「別に本なんて、どーでもいいじゃねぇか」
マルセル「でも、本が途中で読めなくなっちゃったらきになるよ・・・やっぱり。」
ルヴァ「そうですねー・・・確かに困りましたねぇ・・・」
ジュリアス「センラン・・・そなたが、それほどまでに向学心の強い者だったとは・・・感心すべきことだな」
セイラン「別に向学心とかの問題じゃないんですけどね・・・」
アンジェリーク「じゃあ、なんなんですか?」
オリヴィエ「ただの拘りとかじゃないの?」
セイラン「まあ・・・そういうことにしておいても構いませんがね・・・」
ゼフェル「じゃあ、どーだっていいだろーが!」
セイラン「・・・・・・そう言われると元も子もありませんが。」
エルンスト「その本なら、確か研究院の方にもあるかと思いますので、後ほどお貸ししましょうか?」
アンジェリーク「じゃあ、この件は解決ですねっ☆」
マルセル「じゃあどんな問題かな?」
メル「あっ!!占いの為の水晶玉に不吉な影が!!」
ゼフェル「あ、悪ィ、悪ィ!オレが横切った影だわ、ソレ♪」
メル「もぅ、紛らわしいよ!!また皇帝倒す破目になったら大変じゃんかぁ!!」
ゼフェル「『不吉』って言い出したのは、おめーの方だろーが。」
マルセル「あ!!オリヴィエ様がノーメイク!!(すっぴん」
効果音「カシャ!カシャ!カシャッ!!」
メル「いやぁ〜ん、不吉だね。」
オリヴィエ「ちょっと! 変な冗談はおよしよっ!!」
ルヴァ「あー…冗談でしたかぁ…。私はつい本気にしてしまいましたねー。はい…。」
オリヴィエ「・・・ルヴァ・・・(ひきつり笑い)」
リュミエール「クラヴィス様に笑顔が!!」
ジュリアス「な、なんだとっ!?」
クラヴィス「・・・・・・」
ジュリアス「笑ってなどいないではないか! 楽しみにしていたのに!」
クラヴィス「…(にっこり満天の笑顔」
リュミエール「ほらっ! 確かに今・・・!」
ジュリアス「え?!(慌てて振り返る)」
クラヴィス「・・・・・・(いつもの顔)」
オリヴィエ「みぃ〜ちゃったみ〜ちゃった。クラヴィスの微笑み☆」
レイチェル「微笑みっていうより、ちょっと怖いような気が…」
ジュリアス「な、なぜだ・・・そんなに面白そうなものを何故私だけが見れないのだ・・・」
ゼフェル「やっぱ、あれ?日頃の行いの善さ、かなぁ?(ニヤニヤ←見れたようだ)」
効果音「がびーん!」
ジュリアス「こ、この私がゼフェルより行いが悪いとでもいうのか・・・!(ショック)」
メル「そうなの?」
ナレーション「メルは怖いもの知らずだった・・・(汗)」
マルセル「逃げて、メル!!ゴジラと化したジュリアス様がこっちにくるよ!!」
メル「ええっ! でも・・・ゴジラ・・・って何?」
ルヴァ「えー、ゴジラとはですねー 某惑星の文献によりますと・・・」
アンジェリーク「そんなノンキに説明している間にもジュリアス様が!!」
レイチェル「なに? どうしたの?」
メル「あれがゴジラなの?」
効果音「ちゃらら ちゃらら ちゃらりらちゃらりらり〜♪(ゴジラのテーマ)」
ゼフェル「なんだか面白そうな展開だけどよ・・・俺は遠くから見守っていてやるぜ!」
メル「ええ?!助けてくれないの?!」
ゼフェル「だって相手はジュリアスだろ?」
アンジェリーク「‥ちなみに相手が誰だったら、助けてくれるんですか‥?」
ゼフェル「・・・そうだなぁ・・・(悩)」
マルセル「相手が誰だろうとゼフェルは助けてなんかくれないって。」
チャーリー「あかんっ!お墓作らな!!」
リュミエール「ハープで落ち着かせましょう!!」
効果音「ぽろぽろぽろん♪(注:ハープの音)」
ジュリアス「はっ! 私はいったい何を・・・」
アンジェリーク「これで世界の平和は保たれましたね♪」
ジュリアス「・・・どういう意味なのか・・・理解に苦しむところだ。」
クラヴィス「知らぬ方が幸せということもあるだろう・・・」
ジュリアス「・・・気になる・・・」
オスカー「ジュリアス様・・・気を取り直して、執務に向かわれては・・・?(滝汗)」
ジュリアス「・・・・そうですね・・・・・。」
ナレーション「ジュリアスはややうつむき加減で立ち去った‥」
マルセル「ねえ・・・なんだかジュリアス様がかわいそうだよ。言葉つかいもなんか変だし、元気なかったし・・・」
アンジェリーク「追いかけてみましょうか?」
ナレーション「結局ゾロゾロと全員執務室の方へ・・・」
ゼフェル「‥で?皆で来てみたはいいけど、何て言って声かけんだよ?」
アンジェリーク「えーっと・・・普通に・・・『育成お願いします』とか?」
オリヴィエ「『ちょっと待ったぁぁー!!』(←大昔の某出会い系TV番組のノリで)」
アンジェリーク「はいぃ?」
ルヴァ「‥オリヴィエ‥そんな古いネタ、今時の若い女の子には付いていけませんよ?」
効果音「がびーん」
マルセル「ちょっとどいてね‥『ジュリアスさ〜ん?宅急便のお届けにあがりましたぁ〜!ハンコお願いしま〜す!』(棒読み)」
ジュリアス「・・・? ハンコ・・・ハンコはどこへ置いたか・・・(机上を探す)」
アンジェリーク「やっぱり、ちょっといつもと違いますよね。」
ゼフェル「そうか・・・?」
アンジェリーク「はい、違うと思います。」
ルヴァ「いつもより多少ボーっとしているようですねー。」
アンジェリーク「そうですよねー。」
ゼフェル「『ボーっとしてる』だなんて、ルヴァにだけは言われたくない台詞だな・・・」
ルヴァ「あー、何か言いましたかー?」
レイチェル「yoku」
アンジェリーク「レイチェルまで何か変じゃない?」
ゼフェル「そうだな・・・・。」
レイチェル「気のせいよ。気のせい。言葉がつっかえちゃっただけじゃないのよ。」
アンジェリーク「あ、なんだそうだったのですか。」
ランディ「なんかアンジェの言葉遣いも変じゃないか? レイチェルに敬語使ったりしてさ。」
ルヴァ「変かもしれませんねー。」
マルセル「きっとジュリアス様から『変』オーラが出てるんだよ。(勝手な説)」
エルンスト「そ、それは一体どのようなオーラなのでしょうか?(大真面目)」
マルセル「そんなに真面目にならなくてもいいんじゃない?」
エルンスト「いえ、研究の価値があると思われますので・・・」
アンジェリーク「そういうものなんですか?」
ルヴァ「研究熱心なのは良いことですねー」
オリヴィエ「私的にはたいして興味ないことだけどねぇ」
リュミエール「それを言っては、元も子もありません・・・」
アンジェリーク「そうなんですね。」
ランディ「どうでもいいけど・・・結局ジュリアス様は大丈夫なのかな・・・」
マルセル「あ、そうだ!わすれてた!」
ジュリアス「私がなんだと言うのだ?(すっかり元に戻っている様子)」
オリヴィエ「ふぅん・・・さすがは首座の守護聖・・・ってわけか。ちょっと面白味には欠けるけどねぇ・・・」
ジュリアス「面白味など私にはいらん・・・・」
クラヴィス「執務が趣味のような男だからな・・・(ボソ)」
アンジェリーク「とにかく、戻ってよかったですね!」
チャーリー「全くでっせ。」
ジュリアス「何か・・・嫌味とも取れる一言が聞こえたような気もするが・・・」
クラヴィス「だ、誰だろうな・・・・」
ナレーション「奇妙な沈黙が流れた・・・」
クラヴィス「・・・・(滝汗)」
リュミエール「クラヴィス様・・・?」
クラヴィス「‥きょ、今日は暑いな‥なぁ?(汗、拭き拭き)」
マルセル「そうかなぁ。普通だと思うけど。」
オスカー「まぁもっと暑くしても良いけどな。(そういって剣に炎をともす)」
アンジェリーク「まあ、キレイ☆(論点違う)」
オスカー「気に入ってもらえて光栄だ。」
ルヴァ「あー、剣に火を灯したりしたら、金属部分が酸化してしまいますよー。」
オスカー「何?どわぁ!本当に溶けてる!」
ルヴァ「あー、酸化どころじゃなくて溶けてしまいましたかー。どうするんですかー?」
オスカー「そ、そうだな・・・よし!リュミエール!お前の力で何とかしてくれ!」
リュミエール「すでに、そういうレベルの問題ではないような気がするのですが・・・」
アンジェリーク「たしかに・・・・・・・・・。」
オスカー「そ、そこをなんとか・・・」
ジュリアス「‥オスカー、潔く自腹を切って修繕するがいい。」
ゼフェル「俺が手を加えてやろうか?」
オスカー「・・・大丈夫なのか?」
マルセル「限りなく危険な匂いがプンプンするよ・・・」
ランディ「マルセルの言うとおりだ。オスカー、そんな奴信じないほうが良いぞ?」
ゼフェル「そんな奴とはなんだっ!>ランディ」
ランディ「だってそのとおりだろ!だいたい機械いじり専門のお前がどうやって剣を直すんだよ!>ゼフェル」
ゼフェル「機械だって元を正せば金属の部品の集まりなんだぜ? 基本は大して変わんねーよ。」
ランディ「ほー、やけに自信があるみたいだな。だったらやってみな。後で後悔するだろうけど名。」
マルセル「二人ともケンカはやめなって!」
ルヴァ「あー、そうですよー。喧嘩はよくないですよー?」
アンジェリーク「ルヴァ様のおっしゃる通りですっ。仲良くしてくださいっ!」
ランディ「あ、ああ・・すまない・・・」
ゼフェル「けっ・・・」
ルヴァ「あー、落ち着きましたねー。」
アンジェリーク「とにかく、本題に戻らないと…えっと、オスカー様の剣を直すんでしたっけ?」
オスカー「そうだ。(でもなんで燃えたんだろうな・・・・初代アンジェリークのときは育成のとき剣に火をともしてから力をおくってたような記憶があるんだが・・・)」


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