リレーでGO☆ = アンジェ編 =




過去ログ集第7章☆

『少女漫画という書籍』




ジュリアス「(妙に礼儀正しい態度が余計に怖い・・・)」
オリヴィエ「(あらジュリアス様、私は普段どうりですよ?<心の会話)(後ろに恐いオーラを纏いながら満面の笑顔で)」
ゼフェル「・・・・・・観念するしかねーんじゃねーか?(ちょっと楽しそう)」
オスカー「ジュリアス様、どうするのですか!?」
ジュリアス「むむ・・・」
メル「ちょっと可哀相になってきちゃった‥皆で募金活動でもする?」
マルセル「でも、最初に自分で支払うといったのはジュリアス様だよね?」
ゼフェル「だいたい、首座の守護聖が5万円くらいでがたがた言うな・・・ってんだ。高い給料貰っているくせに(←?)」
アンジェリーク「ジュリアス様のお給料って、やっぱり皆さんと比べたら多いんですか?」
エルンスト「基本給がいくらなのかは存じ上げませんが・・・まあ、在任期間が長い分、昇給している可能性はありますね。・・・あと『首座手当』がいくらか加算されているはずです。」
オスカー「(そんな手当てがあったとは・・・知らなかった・・・)」
クラヴィス「・・・・・・ジュリアス、そんなに支払うのが大変ならば私が出してやらないこともないが?フッ・・・。(借りを作っておくのも悪くないだろう・・・)」
ジュリアス「(う、煩い!それくらい自分で払える!馬鹿にするな!)」
アンジェリーク「え?今、何か聞こえました?」
レイチェル「聞こえないフリしてあげる・・・ってのも礼儀だと思うよ?」
オリヴィエ「・・・その一言を周りに聞こえるような声で話す方が、礼儀的にどうかと思うけど・・・」
オスカー「それを大声で注意するというのも失礼なことだと思わないか!」
アンジェリーク「さらにそれを一番大きな声で注意してらっしゃるオスカー様もどうかと…」
オスカー「(ギク・・・)」
ゼフェル「何時の間に大声大会になったんだぁ!!(更に大声で)」
ナレーション「そして一同静まり返る‥‥‥」
ルヴァ「あー、とにかく・・・丸くおさまったということで(何がどう収まったのか、イマイチ謎だが・・・)」
マルセル「そうなのかなー」
リュミエール「そういうことにしておきましょう。平和の為にも。」
オリヴィエ「そーそー平和が一番よ‥って、何の話してたか忘れちゃったじゃない!」
アンジェリーク「たしか…珍しいお菓子の話をしていて、ジュリアス様が奢ってくださるのかどうかでモメて、お菓子には副作用があることがわかって、大声大会になったんじゃありません?」
オスカー「お嬢ちゃん・・・別に大声大会をやっていたというわけじゃ・・・」
アンジェリーク「え?違うんですか?‥やだ、私ったら‥恥ずかしい‥///」
ルヴァ「あー、まあ、間違いは誰にでもあることですしね。仕方がないですよ。」
ゼフェル「間違い・・・っていうか、単なるおっちょこちょいの勘違い・・・ってヤツだろ?」
オリヴィエ「やーねー、アンジェはそこが可愛いんじゃない。分かってないわね〜。」
ゼフェル「そのくらいわかって・・・って、何言わせんだよっ!!(照れ)」
オスカー「フ‥ゼフェルはまだまだ子供だな‥聞いているこっちまで照れ臭くてかなわない‥」
アンジェリーク「聞いていて誰よりも恥ずかしいのは私です…」
エルンスト「確かにそれは正論ですね(冷静)」
オリヴィエ「そーゆーアンタはちょっと冷静過ぎよ!も〜ちょっとロマンチックな話題とか無いの?」
エルンスト「そうおっしゃられましても・・・」
ヴィクトール「ロマンチックなエルンストもそれはそれで不気味だと思うが・・・」
オリヴィエ「確かに・・・言った私が悪かった・・・(溜息)」
アンジェリーク「そ…そんな言い方ではエルンスト様がお可哀想ですっ!確かにエルンスト様はリアリストかもしれませんが…ロマンチックな一面もあるかもしれないじゃないですかっ!」
ヴィクトール「まぁ確かに少し言い過ぎたな・・・すまん。エルンスト。」
エルンスト「別に気にしておりませんので・・・」
ナレーション「と、そっと涙を拭うエルンスト‥」
ルヴァ「あー、そのー・・・大丈夫ですか? 目にゴミでも入ったのでしょうか?」
マルセル「いや、目にゴミが入ったんじゃなくて、本当は悲しいんだよ。>ルヴァ」
ランディ「涙は心の汗さっ!」
アンジェリーク「な、泣かないで下さい、エルンスト様!人には向き不向きと言うものがあって‥だから‥あの‥えっと‥(しどろもどろ)」
オスカー「お嬢ちゃんにここまで心配されるとは・・・全く羨ましい奴だな。」
アンジェリーク「えっと…オスカー様も、なにか心配して欲しい事がおありなんですか?」
オスカー「そうだな‥好きな娘がいるんだが、その娘がなかなか手強くてな。敵も多くて大変さ。‥どうしたらいいと思う?」
マルセル「うわぁ…古い漫画の、主人公に恋焦がれる男の子がよくやる手段だね…(ポソッ)」
オリヴィエ「・・・っていうか、マルセル・・・ アンタはその手段をどこで学んだわけ?」
マルセル「アンジェに少女漫画を借りたんだよ」
ルヴァ「あー、そういえばそのような書籍があるという話を聞いたことがあります。残念なことに私はまだ拝読したことはないのですが・・・一度読んでみたいものですねー。」
チャーリー「せやな。うちも今度入荷してみっかな〜」
オリヴィエ「商人はともかくさ・・・ルヴァは絶対に学術書か何かと誤解しているよ・・・」
チャーリー「『恋愛心理学』とかいうジャンルに置いておけば買ってくヤツも何人かおるやろ。」
オリヴィエ「でも、少女漫画読んでるルヴァって…あまりにも少女漫画が似合わなすぎる気がしない?」
アンジェリーク「そうですか?」
ルヴァ「うーん(悩)」
ランディ「じゃあ、熱血スポ根漫画をお貸ししましょうか?」
オリヴィエ「そっちのほうが似合わないって(笑)」
ルヴァ「そのー、学問に似合う似合わないは、関係のないことだと思うのですけどねー・・・(やはり学術書か何かだと思っているらしい)」
アンジェリーク「ル、ルヴァ様…あの…漫画は学術書ではないんですよ…?」
ルヴァ「え、ええっ? その・・・えーと、学問以外の書籍が存在するという噂は聞いたことがありますが・・・そんなに簡単に手に入るものだったのですかー?」
レイチェル「まあ・・・その辺の本屋とかコンビニとかでも・・・」
マルセル「この辺にコンビニ・・・ってあったっけ?」
チャーリー「無いで・・・この辺で物うっとる奴はわいだけやさかい。」
アンジェリーク「そんなぁ・・・」
ゼフェル「よくよく考えたら不便な生活だよな・・・」
アンジェリーク「‥それって、遠回しに私を責めてます‥??(←泣きそう)」
オリヴィエ「…あーあ、泣かせちゃった…やーい、ゼフェルの意地悪ー」
ゼフェル「せ、責めてねーって!」
ルヴァ「あーそれは紳士にはあるまじき行為ですねーいけませんねー」
ゼフェル「だから俺が何したっつーんだよ。・・・って、それ以前に『紳士』とか関係ねーし。」
ランディ「そりゃもっともな話だな。」
効果音「・・・・・・(間)」
ルヴァ「女性には優しく、親切に接しましょう、という事を言いたかったんですがー」
ゼフェル「まあ、話の趣旨くらいは理解してるけどよー・・・大体この中に『紳士』と呼べるヤツなんていると思うか?」
アリオス「一番近いのは俺かもな・・・(ありえない)」
オスカー「何をバカなことを・・・このオスカーを差し置いてそのようなことを語るとは・・・」
クラヴィス「くだらぬ・・・」
アンジェリーク「あの、でも、皆さんそれぞれ個性的で素敵で、紳士じゃなくても私はみんなが大好きです‥///」
オスカー「お嬢ちゃん・・・気持ちはとても有難いが、つまりそれは我々が紳士じゃない・・・と言いたいのか?」
アンジェリーク「え?」
ナレーション「まぁオカマやら商人やら短気やらナルシスト(以下省略)ばかりだからその気持ちは分かりますね・・・」
オリヴィエ「なぁんか、聞き捨てならないことを言ってるねぇ・・・」
チャーリー「全くやな・・・しかもナレーションに言われるとはな・・・」
ルヴァ「まあまあ、本当のことですしー・・・」
リュミエール「ルヴァ様・・・それではフォローになっていません・・・」
アンジェリーク「あぁでもとにかくっ!私は皆さんが大好きなんですっ!ちょっと変わったところはそれぞれの個性ですしっ」
レイチェル「それも微妙にフォローになっていないような気が・・・」
アンジェリーク「う」
マルセル「アンジェ・・・大丈夫?」
ルヴァ「あー、暑さのせいかもしれませんねー。最近特に暑いですしー。」
エルンスト「変ですね・・・気候の管理は研究院の関連機関が徹底しているはずなのですが・・・」
ゼフェル「その関連機関の連中自体、暑さでイカレてんじゃねぇの?」
エルンスト「なるほど。その説はかなり有力ですね。」
オスカー「納得している場合じゃないと思うのだが・・・」
エルンスト「確かに。このままでは他への影響も心配です。」
レイチェル「王立研究院の様子を見に行った方がいいかも。」
ゼフェル「じゃあ、誰が見に行くか、クジ引きで決めようぜーー!!」
ジュリアス「それは許可できない。リレードラマの展開上、団体行動が基本。ここは皆で行くべきだろう。」
ランディ「じゃあ、走って行こうっ!!」
エルンスト「急激な運動は心臓に負担がかかります。競歩で行くべきかと思います。」
オリヴィエ「き、競歩って・・・両足とも地面から離れたらダメ・・・ってヤツだよね? 腰振りながら歩いてるように見える・・・っていう・・・」
アンジェリーク「わぁ、それって楽しそうですね♪みんなで競歩♪」
オスカー「ふっ、お嬢ちゃんがそう言うのなら、皆で競歩しようじゃないか!」
ジュリアス「まて!まずは準備体操からだ。でないと足をつってしまう可能性もある‥。」
ルヴァ「あー、さすがジュリアス。もっともな判断ですねー。」
<オリヴィエ「そうは思えないけどねぇ・・・」
ジュリアス「・・・何か言いたいことがあるのなら、はっきりと言えばよかろう?」
オリヴィエ「べっつにぃ〜♪」
セイラン「皆が皆ランディ様みたいに元気なわけじゃないですよ」
ジュリアス「だからこそ準備体操が必要であろう。」
セイラン「まあ貴方がいうことももっともですけどね。」
アンジェリーク「いつものことですけど、セイラン様・・・言葉になんとなくトゲがあります〜」
セイラン「そんなこと、別にどうだっていいじゃないか。」
効果音「がびーん!」
ルヴァ「まあまあ・・・」
セイラン「・・・・・ふん」
ランディ「とにかく準備運動だっ!!」
セイラン「はいはい、わかりましたよ。やればいいんでしょ?」
効果音「いっち、に〜、さん、し〜 (・・・略。古典的?)」
マルセル「なんだか・・・少し恥かしいね。」
ランディ「そうか?」
セイラン「堂々としていれば別にいいんじゃない?」
ヴィクトール「(堂々と準備運動するのもそれはそれで恥ずかしいきがするが・・・・)」
オリヴィエ「その後の競歩も恥かしいと思うけど・・・?」
セイラン「だったらもう普通に歩いていけば?こうしているだけ時間の無駄だと思うけど。」
クラヴィス「もっともな意見だな・・・」
ナレーション「確かにそうしたほうがはやいのでは?」
エルンスト「・・・もっと早くにおっしゃっていただければ・・・」
セイラン「・・・・呆れた。普通は言わなくても気付くだろう?もう僕は先にいくよ(すたすた」
アンジェリーク「ああっ、そっちには落とし穴がっ!!」
ゼフェル「んなこと見りゃわかる・・・・・」
ナレーション「・・・しかし・・・」
セイラン「どさっ)?!いたたたた。何でこんなところに落とし穴があるんだい?」
オリヴィエ「お約束のように落ちてくれたね・・・」
セイラン「それは僕がドジだとでもいいたいようですね?」
オリヴィエ「あ〜ら、実際そうじゃないの?」
ティムカ「素直で真っ直ぐな方だというように言い換えることもできるかと・・・」
セイラン「たまにはいいこというじゃないか。」
ナレーション「『ないない、そんなことは絶対にない』・・・と、思う他の一同であった・・・」
ランディ「さ、さぁ〜てと・・・」
セイラン「ちょっとまって、なんか変なこと思わなかった?(キッ」


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