リレーでGO☆ = ドラえもん編 =




過去ログ集第2章☆

『壊れた・・・?』




のび太「わーん」
ドラえもん「あ、ごめん。実は・・・」
しずか「・・・じつは?」
ドラえもん「昨日、22世紀デパートからお肌が若返る薬を取り寄せて、ママに飲んでもらったんだけど、不良品だったみたいで・・・副作用が・・・」
のび太「早くもとに戻してよ〜」
ドラえもん「うーん。(悩)」
ジャイアン「そんな物だしたドラえもんが、悪い!」
スネ夫「そーだそーだ(怒)」
のび太「どーでもいいから早くママを元に戻してよ!!」
ドラえもん「そーだ!「忘れうちわー」これを使って、ママが今考えている事を、忘れさせよう!」
効果音「ひらひらー」
ママ「のびた、早く荷物集めなさい!(怒)」
パパ「勝手にしろ!!」
ドラえもん「もう一度!」
ママ「ドラちゃんもよ!」
パパ「ドラえもんは、関係ないだろ!」
ママ「うるさいわねっ!安月給のくせに」
パパ「ぐすぐす・・・ど・どうせ安月給だよ・・ぐすぐす・・。」
先生「まぁまぁ、落ち着いて・・・」
ナレーション「と、言いつつも、なぜこんな騒動に巻き込まれてしまったのかを心のそこから嘆いている先生であった・・・」
ドラえもん「あわあわあわ・・・(焦りながらパタパタ)」
しずか「あのー一つ言ってもいいですか!」
ママ「なによ!(怒)」
しずか「のび太さんのママ大っ嫌い」
先生「源さん、その口答えはなんだね!」
しずか「先生も大っ嫌いっ!」
のび太「!(思)ここから出て行けば、ジャイヤンと、スネオに、いじめられない!出て行こう!」
ドラえもん「何考えてるの?」
しずか「あら?あたしったらいったい何をしていたのかしら?」
ドラえもん「ごめん。どうやら忘れうちわで、『しずかちゃんの理性』まで忘れさせちゃってみたい・・・」
しずか「こんにちは、おほほほほー」
ドラえもん「壊れていたしずかちゃんを直そう・・・」
ナレーション「そして四次元ポケットから取り出しましたるは・・・」
ドラえもん「『ドラミ』〜!!」
ナレーション「な、何故そんなところから・・・!」
ドラミ「もうお兄ちゃんたら・・・変なところから呼び出さないで!」
ドラえもん「話の展開上、仕方なかったんだ・・・(謎)」
ドラミ「・・・で、何の用?」
ドラえもん「僕に近寄って」
ドラミ「?」
ドラえもん「(手にタッチ) じゃ、ドラミ・・・後は任せた〜 (逃走)」
ジャイアン「あ、逃げたぞ!」
スネ夫「追いかけよう! (二人で追っていく)」
のび太「って・・あんたらもかい!!」
ドラミ「兄ーちゃーんどーゆーことー!!」
ナレーション「・・・あー話が進まない・・・というか戻らない」
しずか「こらーっ!! 逃げるなーっ!!! (ものすごい形相で)」
のび太「い、いつものしずかちゃんじゃな〜い(泣)」
ドラミ「のび太さん、マンガが違うわよ・・・(汗)」
ジャイアン「とっつかまえてきたぞ!(汗)」
しずか「きゃっ、いや〜〜〜ん」
ドラミ「と・に・か・く! これ以上みんなの人格がおかしくならないようにすればいいんでしょ?」
効果音「ごそごそ」
ドラミ「はいっ! 別に秘密道具でもなんでもない22世紀で売っているただの薬だけど、これを体にかけると元通りになるはずよ」
ドラえもん「ド・ドラ・・ミナ・イ・・ス・・・・・」
効果音「バタ!!」
しずか「ドラちゃん!人工呼吸よ!私がやるわ!(本気)」
ドラミ「もー、お兄ちゃんったら、これくらいのことで・・・」
のび太「道具をつかえばいい」
しずか「どんな?」
ジャイアン「それよりこれが効くぞっ! (手にはネズミが・・・)」
ドラえもん「ぎゃあああっ!!ね、ねずみ〜〜!!!」
のび太「あ、お約束の・・・。」
ジャイアン「ほら、元通り! (得意満面)」
ドラえもん「ジャイアンたらカ・ゲ・キ・・・(ぽっ)」
しずか「ドラちゃん、なんだかお顔が赤いわ・・・。」
のび太「おまけに、なんかクネクネしてるし・・・。」
ジャイアン「な、何だよ・・・(汗)」
ナレーション「ドラえもん、何やら目までうるんでいる・・・(大汗)」
ドラミ「ショックで回路がショートしたのかしら・・・」
ドラえもん「うふふふ、ジャイアンぼくは君をはなさないぞ。いいだろう!?」
ジャイアン「うわ〜っ、母ちゃ〜ん!!(泣)」
スネ夫「きぃー!!ぼくのジャイアンにぃ〜(怒)」
のび太「いや、いつから君のに・・・」
しずか「のび太さん、冷静に突っ込んでる場合じゃないわ・・・(汗)」
ドラミ「たけしさんは、私のよ!」
ママ「みんなーおやつの時間よー(笑)」
のび太「ママの意識がもどってるーー!(嬉泣)」
ドラミ「のび太さんのママには、わたしの持ってきた薬が効いてきたのよ。それよりお兄ちゃんっ! いいかげんになさいっ! みんな混乱しているわ!!」
ドラえもん「ああごめんごめん・・・つい取り乱して・・・」
ドラミ「もう・・・どうなることかと思ったわ。ついでに壊れたタイムマシンも直しておいたから、元の時代にも帰れるわよ。」
ドラえもん「みんなー元の世界に帰るぞー」
ジャイアン「お・俺帰るー」
のび太「僕と、しずかちゃんと、スネオも・・・(汗)」
先生「わたしも・・・(汗)」
ドラえもん「じゃあ・・さようならーーー」
効果音「ぴろぴろぴろぴろ(タイムマシーンの音)」
ドラえもん「ふ〜、一時はどうなることかと思ったよ・・・。」
のび太「ね〜ドラえもん。なにか忘れてる気がするんだけど・・・。」
ドラえもん「なに?」
のび太「パパとママ・・・」
ドラえもん「あ゛」
ナレーション「ドラえもんは、慌てて二人を探しにタイムマシンで行ってしまいました」
先生「さて・・・せっかく野比君の家にいるわけだし、宿題を見てあげよう」
のび太「ええ!!(滝汗)こ、こんな事もあろうかと・・・!」
先生「むむっ?」
のび太「(ポケットの予備を持ってたらしい)どこでもドア!」
スネ夫「あ、ずるいぞ、のび太!」
しずか「のび太さん待って!!」
先生「の・野比君っ!! (慌てて追いかける)」
ジャイアン「お・俺を置いていくなぁ〜っ!!」
ナレーション「結局みんなでどこでもドアの中へ・・・」
ドラえもん「あれ?みんなどこ行ったの?(実はおいて行かれてた)」
ナレーション「パパとママを迎えに行ってたドラえもん・・・かわいそうなので、ナレーションである私が事情を説明しておきましょう。(以下略)」
ドラえもん「なるほど・・・」
ママ「まあのび太ったら・・・」
パパ「ドラえもん! 追いかけよう!!」
ドラえもん「いや、ぼく一人で行くよ。」
効果音「がびーん」
ママ「いいえっ! ついていくわよっ!!」
ナレーション「というわけで、3人もどこでもドアの中へ〜」
ドラえもん「さあ・・・のび太君達を探そう」
のび太「あ。ドラえもん (あっさり)」
ママ「のびちゃんっ!」
のび太「あれ? ママ達まで・・・」
パパ「ぜいはぁ、ぜいはぁ〜・・息が切れそうだ・・・」
ドラえもん「もう・・・だからボク一人で探すって言ったのに・・・」
のび太「・・・パパももう年だね」
パパ「がびーん」
ママ「のびちゃん!パパになんてこと言うのっ!?」
のび太「だって・・・」
ドラえもん「さ、パパに謝って・・・」
のび太「う〜、ド・ドラえも〜ん(泣)」
ドラえもん「もう、いつもボクに泣きつくんだから・・・」
スネ夫「あ、のび太。」
先生「野比くん、こんな所で何をやっておるのかね?宿題は終わったのかい・・・?」
のび太「(・・・っていうか、先生から逃げて、ここまで来たような・・・)」
ママ「のびちゃ〜ん!」
先生「はっ! そうだった・・・確か野比君に宿題をやらせようとして・・・」
のび太「・・・宿題なんかやりたくないよ〜、ドラえも〜ん」
先生「ギロッ!!(睨)」
ドラえもん「諦めなよのび太君・・・」
のび太「何か道具出してよ、ねぇ!」
ナレーション「二人のやりとりを眺めていた先生だが、急な用事を思い出したのか、その場からいなくなった」
のび太「やったぁ☆」
ドラえもん「でも、ちゃんと宿題しないとダメだよ。」
のび太「(どうしてドラえもんは言っても無駄ということに気付かないのだろう?)」
ドラえもん「ボクはねぇ、キミのためを思って言ってるんだよ。」
ママ「ドラちゃんの言うとおりよっ! さ、早くおうちに帰って宿題するのよっ!!(ズルズル←引きずられる)」
のび太「ドラえも〜ん、何とかしてぇー・・・。」
ドラえもん「ボクし〜らないっ」
ママ「今までドラちゃんが甘やかしてきたから、いけないのよ。これからはもうちょっと厳しく言ってちょうだい。」
ドラえもん「厳しく・・・? じゃあ、『ボク知らないっ!!!』 (口調を変えてみた)」
ママ「・・・これで少しでも成績が上がってくれればいいんだけれども・・・。」
先生「そーなんですよねえ」
のび太「わーん。先生まで戻ってきた〜」
ドラえもん「ほら、のび太君!そんなコト言ってる暇があったら、宿題しちゃいなよ。」
ジャイアン「(小声で)おい、スネ夫・・・今日ってどんな宿題出ていたんだっけ?」
スネ夫「(小声で)え、えーとぉ・・・」
しずか「(小声で)もう・・・皆私の存在忘れちゃって・・・。今日の宿題はね、分数の除法と乗法・・・P,28よ。」
のび太「除法って何?」


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