リレーでGO☆ = 魔導物語編 =




過去ログ集第5章☆

『ドッペル登場』




ナレーション「だが、シェゾがこっそり謎の錠剤を入れるのをサタンは見逃さなかった!!」
サタン様「な・な・な・・・何を入れた! き、貴様っ!」
シェゾ「別に・・・・何も入れてねぇよ。」
ナレーション「う、うそつきぃ〜!」
アルル「(そんな騒ぎには気付かずに)・・・どうしたの? せっかくそんな便利な薬があるんだから、試してみようよ〜」
ルルー「そんな薬なんて飲む必要はありませんわ! アタクシがドラコを倒して、すぐにでもサタン様の魔力を取り戻してみせますから!!」
ドラコ「だってさ。」
アルル「でもせっかくだから・・・」
シェゾ「飲め。」
カーバンクル「ぐー」
サタン様「あぁっ!!カーバンクルちゃん!変態の薬なんか飲んだら危ないぞっ!」
カーバンクル「ごきゅ!きゅ!」
シェゾ「な、なんだとーっ!!」
ウィッチ「私の薬は変態薬なんかじゃありませんわっ!」
カーバンクル「ぐー (注:鳴き声ではなくイビキ)」
アルル「あ、寝た・・・」
ラグナス「しかも目を開けたまま…」
サタン様「さすがはカーバンクルちゃん・・・ (はっ!) き、貴様っ! カーバンクルちゃんにいったい何を飲ませた!!」
シェゾ「見てのとおり、ウイッチの薬だ!(あくまでシラを切る。)」
サタン様「おお、確かにその通り・・・って、ちがーうっ!!」
ルルー「サタンさまっ! ここはアタクシが実力行使で白状させてみせますわっ!」
シェゾ「なんで、おまえが出て来るんだよっ!!この格闘ばかがっ!!」
ドラコ「アタシとの勝負はどうなったわけ?」
アルル「さあ・・・」
セリリ「しくしく・・・喧嘩は止めてください〜」
ルルー「喧嘩なんかじゃなく、真剣勝負よっ!」
ドラコ「だからアタシとの勝負・・・」
アルル「あ〜もううるさいよ〜」
ルルー「おこちゃまは黙ってなさい!!!!(激怒)」
アルル「むかむかっ!」
ミノタウロス「もう誰もルルー様を止めることはできまい・・・」
ルルー「キッ!」
ナレーション「ミノタウロスは墓穴を掘った・・・」
効果音「ばこぉっ!」
ルルー「この牛ッ!!それってどういう意味よッ!!!(バコバコバコ)」
ドラコ「だからアタシとの勝負は・・・(だんだん小声に)」
シェゾ「俺もなんだかどーでも良くなってきたような・・・」
ドラコ「せっかくだから、アタシと勝負する?」
シェゾ「何の得にもならんが・・・少しイラついていたところだ。相手になってやってもいいぞ。」
アルル「まあまあ。」
ラグナス「こんなところで無意味に争っても、何の解決にもならないしな。」
ドラコ「いっくよ〜〜〜〜〜!!(アルル&ラグナス無視)」
シェゾ「いくぜっ!」
効果音「ドカーン☆」
アルル「何ッ!?何で魔法唱えてないのに爆発音がするのぉっ!!?!」
セリリ「あ、あのぅ・・・ルルーさんが・・・」
サタン様「・・・・・・怖い」
チコ「解説しましょう。ドラコさんとシェゾさんとの間にわってはいるように、ルルーさんに吹っ飛ばされたミノタウロスさんが・・・」
ナレーション「仕事を取らないでください〜(切実)」
ラグナス「その内いいことあるさ・・・(慰めている)」
シェゾ「ふん。いいことなんて、そう滅多に起きるものじゃない・・・ (実体験?)」
効果音「ジャジャジャジャ〜ン」
シェゾ「な・・・なんだっ! 人の台詞の途中で・・・!!」
アルル「シェゾの独り言なんてどーでもいいじゃんか……。(ボソボソ」
ルルー「それより、今の音は一体・・・?」
アルル「このドラマには『ジャーン』は出てこないはずだし・・・」
チコ「・・・すみません。出番が少なかったので目立ちたいって言ったらウィッチさんが・・・」
ウィッチ「ただ効果音をつけてさしあげただけですわ。」
セリリ「わたしも目立ちたいです〜」
サタン様「私ももっと目立ちたいぞ!!」
アルル「却下。」
サタン様「がびーん」
シェゾ「大体いつも目立ってるだろーが・・・」
ルルー「きっ! (睨)」
アルル「また始まった・・・」
セリリ「やっぱりわたしは目立つことができないのね・・・しくしく。」
アルル「むー。」
ナレーション「(いいかげん話進めましょう・・・) そうこうしている内に、太陽が西の空に沈んでいきました」
アルル「・・・と、いうことは・・・」
ラグナス「夕陽に向かって走っていけば、日没を食い止めることができる!!!」
セリリ「ちょっと待ってください〜。私走ることできません〜〜〜〜。私を置いて行くつもりなのね……しくしく。」
アルル「・・・日没食い止めて、喜ぶのはドラコだけだってば・・・」
シェゾ「アルル、昔こんな歌があったな… ♪西から昇ったお日様が、ひがし〜へ♪」
アルル「ボクが真面目に(?)話をしているのに・・・シェゾのバカっ! バカっ バカっ (←エコー)」
シェゾ「真面目に、沈みかけた太陽が西から昇っているぞ…。はっ!!こんな非常識で愚かなことをするヤツは!?」
サタン様「・・・な、何故私を見る。私は今度だけは本当に何もしていないぞ。(・・・っていうか、魔力が足りなくてできない)」
ナレーション「魔力が足りていたら間違いなくやっていたな。ということは?」
アルル「・・・ってことは犯人は・・・」
カーバンクル「ぐーぐう(犯人にむかってっビーム)」
ドラコ「ほえほえほえ・・・」
アルル「やっぱりドラコだったんだ・・・」
シェゾ「そんなに俺達から奪った魔力を返したくなかったのか・・・?」
ドラコ「世界を、永遠のお昼に…(ばたん!)」
ウィッチ「よほど魔力溢れる生活にあこがれていたんですのね・・・」
シェゾ「・・・とにかく返してもらおう」
ナレーション「太陽逆運行で大量の魔力を消費してしまった今、回収できる魔力量がどの程度かまだ誰も気付いていなかった。」
効果音「がびーん」
シェゾ「返せーっ!!」
ドラコ「(倒れている)」
アルル「なんか・・・手遅れみたい」
シェゾ「よく考えたら、俺はアルルに魔力を貸したんだ〜、利子付きで。」
アルル「・・・だって、ドラコが使い切っちゃったし・・・」
ナレーション「そんなアルルのおでこに、『差し押さえ』の札を貼るシェゾであった。」
サタン様「わ、わが妃のデコに、なんてことをっ!」
ちょっぷん「・・・突然ですが管理人代理っス! CGIの移転をしたゆえ、設置テストさせてもらうっス! 我輩を含め、新キャラも登場っス〜」
ハーピー「登場よ〜〜〜〜♪」
アルル「(耳を押さえて) うわぁぁぁっ、こんな時に!! (差し押さえの札は貼られたまま)」
サタン様「魔力が足りない時に、この歌声を聞かされるのはさすがの私でもつらいぞ!」
Dアルル「・・・どうやらボクにとっては都合の良いシーンに出くわしたみたいだね」
アルル「ええっ!?」
ウィッチ「一体何事ですの?」
ハーピー「ここでぇ〜一つぅ〜♪はぁらぁほぉろぉひぃれぇはぁれぇ〜♪(マイクを使って)」
ナレーション「このドサクサに乗じて、Dアルルはアルルの頭に紙袋をかぶせた。もう『ちょっぷん』と区別がつかない(笑)」
シェゾ「な、なんと卑劣な技・・・!」
ラグナス「しかも両者とも魔力が無いから、役立たずレベルも同じ!!!」
アルル「(←多分?) ひど〜いっ!」
ちょっぷん「(←多分?)ちょっぷんなんかと一緒にしないで〜!」
サタン様「な・・・なんと、これではどちらがわが妃なのか、わからないではないか(大真面目)」
Dアルル「これで、このドラマのヒロインは、ボク・・・って寸法だよ」
Dシェゾ「よしっ!俺もその手を使おう!(と言いながら紙袋を手に)」
シェゾ「おまえにはさせねぇ・・・(闇の剣を手に持ちDシェゾを見ながら)」
ウィッチ「・・・っていうか、シェゾさんに紙袋かぶせても何の意味もありませんわ。」
ナレーション「しかし、Dシェゾは紙袋から『ちょっぷん』のコスチューム(予備)を取り出した。これは一体何を意味するのか!?」
チコ「ちょっぷんさんのコスチューム・・・ってことはつまり、アルルさんとおそろいの・・・」
シェゾ「…ま、まさか!!」
ウィッチ「シ・・・シェゾさんがそれを着るんですのねっ☆ ・・・なら、脱いだ服をくださいませんこと? (嬉しそう)」
ちょっぷん「(←多分?)やっぱり、女装するなんて、シェゾはヘンタイだったんだ・・・」
シェゾ「誰が着るかーっ!!」
ナレーション「だが、魔力の無いシェゾはDシェゾの敵ではなかった。ああ、無常…」
Dシェゾ「さて・・・着るか。 (自分が着たかったらしい・笑)」
シェゾ「って、何で俺も着るんだーッ!お前だけで着ろーっ!!」
ルルー「・・・同じ服が四人・・・」
チコ「シェゾさん、心なしかうれしそうに見えます。」
ちょっぷん「(←多分?)それは、俺じゃねえ。ドッペルだ。」
シェゾ「・・・って、お前は違うだろーがっ!」
アルル「(←多分?) あー、もう。この紙袋・・・取れない〜」
Dアルル「そりゃそうさ。ボクの魔力で作った特製だからね。」
キキーモラ「取れても、その辺に捨てないでくださいね。」
Dアルル「そこの2人にも☆(シェゾとDシェゾにも特製紙袋をかぶせる。)」
ルルー「もう何がなんだか・・・」
サタン様「…異様な光景だ。」
セリリ「お友達(?)同士、おそろいなんて・・・羨ましい」
アルル「(←多分)…こんなお友達ボクはいらない。」
シェゾ「(←多分) なんだとぉ〜っ!!」
カーバンクル「ぐーっ(アルル以外にチョップンの格好をした奴等に攻撃)!!」
ちょっぷん「(多分)ぐはぁっ!」
シェゾ「助かったぜ・・・上手いこと紙袋だけ破れた。(でも服はそのまま)」
ドラコ「し、知らなかった…ちょっぷんの素顔ってシェゾそっくりだったんだ!!!」
シェゾ「ちがーうっ!!」

Dアルル「全く、何てことしてくれるんだよ!アレ、高かったんだからね!」
ナレーション「と言いつつ、ちゃっかりシェゾの服をウイッチに売り払ってしまうDアルルであった。」
Dアルル「ふーん、シェゾの服は結構良い値段で売れるなあ。じゃあ、Dシェゾはもっと良い値段で!?」
シェゾ「返せーっ!!」
Dアルル「これから『ちょっぷん』として生きていくキミに、この服は必要ない!」
ウィッチ「うふふ。ようやく手に入りましたわ☆ シェゾさんのお洋服☆ (目がイっちゃってる)」
Dシェゾ「おいっ!Dアルル。俺の(服)も盗るな!俺はヘンタイになる気なんかさらさら無いんだからなっ!」
ルルー「自分から着替えたくせに・・・」
ちょっぷん「(←多分)男心は複雑なのよ☆それではサタンのハートはつかめなくってよ☆」
ナレーション「しなを付けながら、ウィンクするちょっぷん。それは、おぞましいだけの物だった。」
アルル「(←多分?) もーやだよーっ」
カーバンクル「ぐーっ(怒)」
ルルー「ま、まさか!!ちょっぷん、あんたもサタン様を狙っているのね!!」
Dシェゾ「(←多分) ・・・俺に言うな!」
ウィッチ「ホントに紛らわしいですわね。」
ナレーション「そういうウィッチには、誰が誰だか解っている(?)らしく、Dシェゾの服を剥ぎ取ろうとしている。」
シェゾ「(『ええいっ! このヘンタイ魔女め!』 ・・・と言いたいところだが、今の俺の格好では説得力がない・・・)」
Dアルル「ああ!なんて醜い争いなの!(照明係のセリリさん!主演女優のボクにスポットライトよろしく!)」
ナレーション「セリリは、誤って証明を落とす所をちょっぷん(Dシェゾ)に落としてしまった!」
サタン様「・・・ずるいぞ! 照明はわたしに当てるのだ!」
Dアルル「照明の代わりに(サタンに向かって)レーザー照射!!」
サタン様「ふふふ。カーバンクルちゃんビームで免疫のついている私には、そんなものはきかん!」
効果音「シュンッ!(ビームが貫通した音)」
サタン様「ふふふ。(でも額から血が・・・)」
Dアルル「おかしいなぁ?(ぷよSUNの日焼けサタンのように)こんがり焼ける出力設定だったのに。」
サタン様「な、なに? あの小麦色でモテモテな(違)私にもう一度なれるのか?」
アルル「(多分)・・・モテモテ・・・? どこが。」
ルルー「アルルっ! なんて失礼なことをっ!!」
アルル「第一、あれは一年以上前のふっる〜い流行でしょ?」
ウィッチ「魔導世界の時の流れはあてになりませんわ。・・・別にサタン様の肩を持つわけではありませんけど。」
シェゾ「そんなことはどうでもいい! 俺の服返せ!」
Dアルル「いいじゃない。似合ってるよ、それ。」
ナレーション「ちなみに・・・ただいまのシェゾは、紙袋の取れたちょっぷん(アルルとおそろい)スタイルである・・・」
ウィッチ「せっかく手に入れたのに・・・嫌ですわっ!」
アルル「それよりも!!シェゾ。そろそろこの差し押さえの札とってよ。取れないんだから!!」
ルルー「別にそのままでいいんじゃなくて? (これがついている以上、サタン様はこの子に手を出せないはず・・・)」
Dアルル「あれ? いつの間にか、紙袋だけ取れてる・・・どうして?!」
ちょっぷん「がびーん」
ドラコ「なぁんだ。せっかく同じ顔がいっぱいになって面白かったのに・・・」
アルル「だって・・・案なのとおそろいなんて、嫌だもん。」
ナレーション「ちょっぷん、1000000のダメージ!!」
ちょっぷん「ゆ、夢のちょっぷんコーラスラインを考えていたのに…」
ドラコ「・・・そ、それは嫌かも。」
アルル「『かも』じゃなくて、嫌だよっ!!」
ルルー「そうね〜 さすがにそれは・・・」
シェゾ「・・・っていうか、俺もそのメンバーに入れるつもりだったのか!」
Dアルル「なかなか楽しげな企画だと思うけど?」
アルル「キミにとってはそうかもね。・・・単にボク達を困らせたいだけなんじゃないの?」
Dアルル「単に、主役の座を奪いたいだけだよ。・・・まあ、それも否定できないけど・・・」
シェゾ「俺は関係ねーだろーが!」
Dアルル「・・・単なる趣味。」
ウィッチ「悪趣味ですわねー」
アルル「ウィッチは人のこと言えないよ」
ルルー「確かに・・・あんなヘンタイ魔導師の服欲しがったりするくらいだし・・・」
シェゾ「俺はヘンタイじゃねーっ!!」
チコ「ええっ! そうだったんですか?」
ルルー「あら、あんた・・・今更何言ってんのよ」
アルル「シェゾがヘンタイなのって有名だよねー」
チコ「皆さん、てっきり『ギャグ』で言ってるのだと思ってました」
ドラコ「なんでやねん」
シェゾ「人をギャグのネタ呼ばわりするな!」


 ・・・次へ

 ・・・前へ







過去ログ一覧ページへ戻る

リレーでGO扉ページへ戻る

リレーでGO☆ 魔導物語編へ