リレーでGO☆ = 魔導物語編 =




過去ログ集第7章☆

『セーラー服と魔法のホウキ』




ナレーション「シェゾに残されたモノは、今着ているアルル(正確にはちょっぷん)の服と、ルルーが身に着けているフリルエプロンだけだった。(お忘れの方に、闇の剣でさえちょっぷんに盗られたままです。)」
Dシェゾ「オレはこんなののドッペルやってんのか・・・・(←思いっきり複雑そう)。」
シェゾ「誰のせいだーっ!」
Dシェゾ「俺(Dシェゾ)が誕生したとき、おまえ(シェゾ)の良い所ばかり持っていってしまったのか…。悪かった、今のおまえは『残りカス』だったんだな。(天を仰ぐ)」
シェゾ「意味がちがーうっ!」
アルル「シェゾ・・・もしやそのせいで『変態』に目覚めちゃったんじゃ・・・・(哀れみの視線)」
シェゾ「それは今回の件には関係ねえっ!」
ルルー「可哀想なヤツ・・・」
ドラコ「『今回の件』に関係ない・・・ってことは、やっぱり元々変態だったということで・・・(笑)」
ラグナス「Dシェゾと分離したことで、(余分(?)な良い所が無くなり)変態の純度が上がっただけの話なんだろ?」
ウィッチ「あわれですわねぇ・・・・(何故かハンカチ片手にしみじみと)」
シェゾ「違うと言ってるだろーがっ!」
チコ「皆さんお楽しみ(?)のところ申し訳ないのですが・・・あの殺人カレーはどうなってしまったのでしょう・・・」
ウィッチ「そういえば和○山県で、そんな事件がありましたわねぇ。求刑は死刑とか…(ちらっとルルーを見る。)」
ルルー「ここは魔導世界だからそんなのは関係ないのよっ!」
ドラコ「殺人カレーとまで言われちゃうと、ねぇ?」
チコ「・・・そういうつもりで言ったのではありませんが、世間一般の常識から判断して不謹慎な発言だったようなので、その表現は取り消します。なら・・・『愛と恐怖のカレー』ってことで。」
ラグナス「いつかはそうなるんじゃないかと思っていたが…ミノがカレーの具となって溺れてるぞ。」
アルル「いつの間に・・・っていうか、勇者なんだから助ければいいのに」
ドラコ「・・・サタン様にそんなの(ミノ入りカレー)を食べさせるわけ?」
ラグナス「ああ見えても、一応牛(肉)だからなぁ…(助ける気は無し)」
シェゾ「おかげで和○山のイメージが悪くなって迷惑だ。(ちらっとルルーをみる。)」
ルルー「なによっ! アタクシのせいだとでも言うのっ!! ミノっ! そんなところで遊んでないで、この変態魔導師をたたんじゃいなさいっ!!」
ミノタウロス「・・・・・・」
アルル「かわいそうに・・・」
ナレーション「ミノは悲しそうな瞳をした・・・」
ウィッチ「まるでドナ○゛ナのようですわね・・・」
アルル「市場に売られていく子牛・・・って歌だよね?」
シェゾ「どー見ても大牛だけどな」
Dシェゾ「よし、食おう」
アルル「いただきます。」
カーバンクル「ぐっぐぐぅ♪ぐーvvv」
ドラコ「・・・とりあえず、突っ込んどいていい?」
ラグナス「ここは常識人として・・・」
サタン様「助けるべきだろう。(ミノを助けておかないと、ルルーの暴走を止める存在がいなくなるので)」
ナレーション「サタン様は、ここでミノを助けておかないと『ルルーのとろけるv愛のカレーvvv』を食べなければいけなくなるため、ちょっと必死だ。(結局カレーは食べさせられるオチがもれなくついてくるだろうが)」
シェゾ「・・・・・・(何か考えている)」
アルル「・・・?」
ドラコ「そんな格好で考え込んでも、マヌケなだけだってば・・・」
シェゾ「誰がマヌケだ!!(ムカッときた)」
ラグナス「確かに、その格好じゃなぁ・・・」
ウィッチ「どこからみても、三百六十度『変態の代名詞』って、ところですわね」
ラグナス「残りの五度はいったい何なんだ?」
インキュバス「ノンノンノン、ミーの記憶が確かなら、『残りの5度』なんて存在しないはずだけど?」
シェゾ「ふっ・・・。バカめ。こんなのを間違えるとは・・・。」
アルル「だから、その格好で言っても説得力が・・・」
シェゾ「・・・着替えてくる・・・・」
アルル「だって、キミの家はウィッチのメテオでこなごなになっちゃったわけだし、どこに着替えがあるのさ。」
シェゾ「あ・・・・・・・」
ナレーション「管理人からメッセージを預かりました。 『このままでも面白いけれど、途中からこのドラマに参加された方にいちいち状況説明しなくてはならないのが面倒なので(本音・あまりにもシェゾが可愛そうなので)服を一着プレゼントします』・・・とのことです」
アルル「よかったねシェゾ」
シェゾ「このリレードラマに参加したばかりに服を奪われたんだ・・・当然の対処だな。」
ナレーション「はい、シェゾさん。(といい服をシェゾに渡す。)」
ウィッチ「管理人さんにまで同情されていますのね・・・。いったいどんな服ですの?」
アルル「・・・セーラー服?」
効果音「がびーん」
シェゾ「何で女の服なんだよ!!(キレテイル)」
ナレーション「管理人からのメッセージによると・・・ 『ちょっぷんを捕まえて、この服と奪われたシェゾの服と闇の剣をトレードするように』・・・とのことです。」
アルル「ねぇシェゾ、着てみれば?きっと似合うよ。」
シェゾ「誰が、んなもの着るかっ!」
Dシェゾ「哀れだな〜。」
Dアルル「自分と同じ顔に向かって言うのもなんだかね〜って、セリフじゃない?それ」
アルル「言えてる・・・・・」
シェゾ「と、とにかくだ・・・ 俺はちょっぷんを捕まえに行くからなっ!」
ルルー「・・・勝手に行けば?」
シェゾ「・・・・・(泣)」
サタン様「まあまあ、ルルー。乗りかかった船だ・・・そう言わずに付き合ってやろうではないか (早くさっきのカレーのことを忘れさせたいらしい)」
ルルー「サタン様がそうおっしゃるのなら・・・」
ハーピー「はらひれほろはれ〜♪」
ルルー「そ・そうねっ! 一刻も早くこの場を立ち去りましょうっ!! (耳を押さえて)」
ナレーション「しかし、肝心のシェゾが、ハーピーの超高周波(ある意味最凶)にやられて、ピクピクと地に伏している。どうやら直撃(?)したらしい。」
Dシェゾ「・・・骨くらいは拾ってやろう。」
シェゾ「死んでねえっ!」
アルル「あ・・・生きてる・・。」
Dシェゾ「…ちっ。」
Dアルル「うわぁ〜っ。あからさまね〜(苦笑)」
シェゾ「と、とにかく。俺はちょっぷんを捕まえに行くっ!」
アルル「あ、シェゾ〜!」
ウィッチ「行ってしまいましたわ・・・」
アルル「・・・じゃ、こっそりついていってみようよ」
ウィッチ「このままここにいてもつまりませんものね」
ドラコ「賛成〜」
ナレーション「結局ぞろぞろとついていく一同・・・」
サタン様「私が極秘に手に入れた情報によると、このあたりにちょっぷんが潜伏しているはずだ・・・」
ルルー「さすがサタンさまっ! 何でも御存知ですのね。」
アルル「ちょっぷんの行き先を知ってたからって、何も偉くないと思う」
シェゾ「確かにその通りだが、探す手間はかなり省ける」
ラグナス「あ! いたぞ!」
アルル「どこどこ?」
ラグナス「屋根の上だッ!!」
ちょっぷん「ふっふっふ・・・」
シェゾ「服返せッ!」
ちょっぷん「(・・・無視)」
効果音「ぴきぴきっ」
アルル「あ、本気で怒っている・・・」
シェゾ「くっ! ならば仕方あるまいっ!!」
ナレーション「シェゾは闇の剣を取り出そうとしたが、闇の剣もちょっぷんに奪われていたのを思い出した・・・」
シェゾ「し、仕方がない・・・」
ナレーション「これは一体なんだろう」
アルル「あ、そうか。さっき管理人の人から貰ったあのセーラー服をちょっぷんに見せれば・・・」
ドラコ「・・・ほしがって、シェゾの服を返すって? そう上手くいくはず・・・」
ちょっぷん「・・・・・・」
ナレーション「・・・シェゾの持ってきたセーラー服をじっと見る。」
チコ「なんか凄くほしそうにしてますよ?」
シェゾ「こ、これをやるから、俺の服返せッ!」
ちょっぷん「・・・欲しいっす。」
シェゾ「や、やるから、服と剣を返せっ!」
ちょっぷん「服はそれと交換でいいっスが、剣と交換するものはあるっスか?」
アルル「・・・あるわけないよね〜? さっき、家と全財産が吹っ飛んじゃったんだから・・・」
ウィッチ「服も剣もなく何の財産もない今のシェゾさんは、闇の魔導士ですらなく、タダ(←強調)の変態さんですわ」
ドラコ「その原因作ったのはウィッチだけどねー」
サタン様「・・・確かに・・・」
ウィッチ「・・・・・・」
シェゾ「わ、わかった・・・ 闇の剣の変わりに、こいつ(ウィッチ)のホウキをやろう。・・・魔女っ娘のコスプレには必需品だぞ。」
ちょっぷん「商談成立っす」
ウィッチ「なんてこというんですの!!」
シェゾ「俺の服があいつに奪われたのも、家が吹き飛んだのも全部お前の責任だからな」
ルルー「その話、ちょおっと待ちなさい!!」
アルル「なになに? どうかしたの?」
ルルー「服が奪われた元々の原因は、ドッペルアルルなんじゃなくて?」
シェゾ「そして俺の家が吹き飛んだ元々の原因を作ったのはお前(ルルー)だったな」
アルル「もう、こんなことでいがみ合ってる場合じゃないでしょっ」
シェゾ「こんなこと、だぁ〜?」
ラグナス「そうだ。いがみ合いは何の解決にもならない」
サタン様「わかった。ここは私が間に入って話をまとめようではないか」
アルル「え〜っ?! サタンが〜?」
ルルー「・・・何言ってんのよっ! 光栄なことじゃないのっ!!」
アルル「だってー」
シェゾ「こいつ(サタン)に、話がまとめられると思うか?」
サタン様「今のお前に、そんな偉そうなことを言えるだけの余裕があるのか・・・?」
アルル「君っておばさん」
ウィッチ「私は違います!」
ドラコ「アルル・・・突然なに言い出してんのよ」
アルル「だって・・・『話をまとめる』なんてサタンが言うからさー」
Dアルル「まるで、突然見合い写真を持ってきて勝手に話をまとめていく親戚とか近所のオバサンみたいだ・・・って?」
ウィッチ「(なんだ・・・私に言ったわけではなかったのですわね・・・)」
サタン様「何を汗だくだくになっているんだ、ウィッチ」
ウィッチ「いえ、何でもありませんわっ! おほほほほ・・・」
アルル「(外野は無視)わ、わかったよ・・・ウィッチのホウキはダメっぽいから、ボクの予備の服を分けてあげるから、シェゾに服と剣を返してあげてよ。」
シェゾ「そうだ。さっさと返せ!!」
ルルー「まあ・・・確かにこれ以上、このヘンタイ魔導師のこのカッコ見続けるのも飽きてきたしね・・・ アルルがそう言っているんだから、返してあげたら?」
ちょっぷん「アルルのコスプレ衣装は「よ〜ん」のならそれでもいいっす。」


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