● リレーでＧＯ☆　＝ 聖闘士星矢編 ＝ ●




過去ログ集第２３章☆

『・・・まだ激辛料理？』



星矢「いや！一輝は瞬を一番大事にはしてるけど俺達だって助けてくれるぞ。放って行ったりしないさ！」
一輝「・・・・・・そ、そう・・・だ。と思う。」
デスマスク「とか言っているが、視線が泳いでいるぜ・・・。」
氷河「俺達だったら迷うことなくパンドラに渡していたんだろう！」
一輝「何故わかった！？　何も言ってないのに・・・・」
氷河「えっ！？そうだったのか？俺は冗談のつもりだったのに・・」
一輝「じゃ、オレはこれで・・・(光速で逃げた)」
星矢「一輝の奴、なんで瞬ばかり大事にするんだよ！　俺達だってれっきとした弟だろう！」
氷河「どうせ俺達は腹違いの弟だからだろう！　瞬は母親が同じ弟だから大事にするんだよ！」
邪武「氷河、お前・・・。そんなに一輝に大事にされたいのか？」
デスマスク「いいから自称クールのガキなんか放っておけYO！」
瞬「兄さんと邪武って、兄弟云々言う前に面識あるかすら怪しいんだけど…」
ミロ「瞬・・・、そういう事は一輝の前で言わない方が・・・」
沙織「大丈夫です。一輝は邪武のことなんかどうだっていいはずですから。」
一輝「その通りだ(いきなりみんなの後ろから声をかける...なのでみんな驚く)」
星矢「うわっ！！　いつの間に後ろに・・・」
老師「い〜つの〜こと〜だか〜思○出してご〜らん〜♪ (熱唱)」
アフロディーテ「うっ！なんてひどい音痴！！」
ムウ「ある意味、立派な『技』ですね・・・」
アルデバラン「ソレントの笛よりも強烈だな・・。」
カミュ「クッ・・・・・、老師の歌は並の殺人級超音波ではないぞ・・・！」
ナレーション「その場にいる全員が老師のあまりにも下手な歌のせいで倒れてしまった・・・・」
一輝「（数秒後に意識を取り戻すと同時に瞬を抱え起こす）　瞬、大丈夫か！？　誰だ、俺の可愛い弟をこんな目に遭わせた奴は！」
星矢「一輝、やっぱりお前、俺達より瞬を大事にするのかよ〜」
ミロ「奴は頭がおかしいんだよ。大体、自分の弟にそっくりな女に惚れるか？どうかしてる。」
カミュ「一輝は星矢達のことなど、どうでもいいのだろう。←(氷河のことしか頭に無いカミュがこれを言う資格あるのか?)　」
デスマスク「てめーといい、一輝といい、どっちも暑苦しいんだYO！」
ミロ「一輝はともかくとして・・・カミュを暑苦しいだなんて言う方がどうかしている・・・」
シュラ「むしろ想像を絶する寒い奴、と呼ぶにふさわしい。」
ムウ「確かに色々な意味で「寒い」ですよね。カミュは・・・。」
カミュ「……（無言で滝涙）」
デスマスク「だから、小宇宙を燃やしてなくな!!!寒みーじゃねーか!!!(現在の気温−20度)」
沙織「冷凍蟹はまだかしら〜♪」
瞬「そんなことどうでもいいから、早く試食会やろうよ！　せっかく皆が作ってくれたのに、辰巳以外は誰も食べてないじゃない！（普通の料理と激辛料理を分けながら）　　激辛料理は全部辰巳の分にしようっと！（タバスコを１０本程入れながら）　」
辰巳「瞬、またしてもそんなことを！　おい、お前達（星矢・氷河・紫龍・一輝に向かって）、何とかしろ！（何とかしてもらおうとする割には偉く態度がデカい・・・・）」
紫龍「まあ辰巳にはさっき無理やり食わせたからな。そろそろ勘弁してやっては・・・」
星矢「紫龍・・・甘いぜ。」
氷河「何とかしてやるよ…但し、『何とかして喰わせる』という意味だがな…俺はいつだってクールに辰巳の口に激辛食品を押し込めるぜ」
星矢「そーこなくっちゃな！」
一輝「（我関せずで）瞬、取り分けてくれ。」
アフロディーテ「アンドロメダは辰巳に激辛料理を食わせるのに忙しいみたいだから、私がお前に取り分けてやろう。何が食べたい？」
一輝「では、ベトナム風春巻と、キノコと鶏肉のガランティーヌ、キヌアと玄米、麦の雑穀入りの山菜炊き込みご飯を。あ、熱い玄米茶ももらえるとありがたい。サラダは青紫蘇ドレッシングで。」
星矢「あ、一輝だけずるいぞ！俺にも！」
アフロディーテ「はいはい、わかった。ほら星矢(一輝と同じものを渡す)」
シャイナ「しかし・・・なんだかここは、食べ物の話題が多いみたいだねぇ・・・」
貴鬼「ダイエット中の沙織さんへの嫌がらせだったりして・・・？（笑）」
デスマスク「やせたいっていう女の気持ちはよく分からんな。ガリガリの女なんて、何の魅力もねえじゃん。」
アイオリア「そうか？その…こう…すらっとした女性も魅力的だと思うぞ？…あの…そう、魔鈴のような。(赤面）」
魔鈴「ふぅ〜ん。（あさって向いて、気の無い返事）」
貴鬼「オイラは春麗おねえちゃんみたいな人がいいな。」
瞬「皆、ちゃんと僕の分取っておいてよ！　全部食べたら、『トリートメント事件』起こすよ？」
星矢「わかってるって！　それより辰巳に激辛料理食わせることになったら、言ってくれよ！　俺達も手伝うからさ！」
辰巳「星矢、お前まで・・・・・　お前、いったいどっちの味方なんだ！」
氷河「・・・聞くまでもないと思うが・・・」
一輝「（我関せずで）お代わり。」
デスマスク「今度は俺様が作ったイタリア料理を食ってみな。自信作だぜ。」
アフロディーテ「食後の茶はわたしに任せてもらおう。自家栽培、天日干しの…んっふw」
紫龍「油モノの後はバラのお茶なんかより烏龍茶の方がいい。高級品ではないが、正真正銘の福建省茶葉だ。さあ、飲むといい。」
貴鬼「ムウさまぁ・・・お茶よりジュースが飲みたいです〜」
星矢「そーいやオレもジュースが飲みたくなってきたなぁ。」
紫龍「いや、健康のためにはお茶の方が・・・」
デスマスク「飲みたいものを飲めばいいじゃねえか。ってミロ、何人分のコーヒー作ってんだ。」
星矢「ま、いいや。ジュースは後で自販で飲みゃいいしな。」
沙織「まぁ、何を言うの、星矢！ジュースなら自販機よりもスーパーの方が安いわ！経費削減に協力なさい！！」
星矢「あ、そうか。でも裕福な富豪の沙織さんがこういう事にも詳しいなんて驚きだぜ。」
沙織「あなた方も一人前の聖闘士になった以上、聖域の経費内で動いてもらいます。いつまでもうちに甘えないで下さい。」
星矢「ケ・・・チ・・・。」
老師「雇い主と言うものは大抵そういうものじゃて。先代のアテナもそうじゃった。」
氷河「ところで誰が買いに行くんだ？」
瞬「よし、できた！　　辰巳、さっきの激辛料理だけじゃ足りないよね？　だから、これ全部食べていいよ！（そう言いながら辰巳の口を強引に開けて激辛料理を押し込む）」
ナレーション「それを見た星矢・氷河・紫龍・一輝も、瞬に加勢して、辰巳の口の中に全ての激辛料理を押し込んだ。　　こうして、またしても激辛料理を食べさせられた辰巳でした（イエーイ！）」
辰巳「×△××・・・！！（またしても味覚剥奪！）」
瞬「×△×って、まるで顔文字みたいだね…（くすくす）」
星矢「それよりもジュース・・・」
一輝「食後の茶はまだか。」
紫龍「一輝、茶だ（とウーロン茶を出す）」
瞬「兄さん、食後のフルーツもあるよ、はいどうぞｖ」
ナレーション「・・・しかし、それはドリアンだった。」
一輝「辰巳、食え(ドリアンを辰巳に無理やり食わす)」
星矢「なあ一輝。そのドリアン、賞味期限過ぎちまってんじゃねーのか？」
カミュ「大丈夫だ。解凍したてだからな。」
シュラ「お前冷やすだけじゃなかったのか？解凍もできるのか？」
カミュ「電子レンジがあるだろうが！」
氷河「そのドリアンは、昔俺とアイザックの二人の凍気で凍らせたものだ。もう、10年ぐらい前のものだ。」
瞬「そうだ！　食後に皆でドッジボールでもやらない？」
ミロ「俺はまだ食べているところだぞ。」
アイオロス「デスマスクの料理はうまいな。これなら聖闘士やめてもやっていけるんじゃないのか?」
アイオリア「ふむ・・、実力の方もこの料理の味くらい素晴らしければ、（特に子供達から）散々な事を言われずに済むだろう。」
魔鈴「婿にもらうなら、料理のうまい男がいいね。」
アイオリア「・・・！俺は料理学校へ通うぞぉぉぉぉ！！」
魔鈴「後、頭も良くないとね。バカはご免だわ。」
貴鬼「デスマスクの料理って、本当においしいや。ムウ様よりおいしいや。ねぇムウ様。」
効果音「ばきっ！（箸が壊れる音）」
アイオリア「よーし、大学受験するぞー！」
アルデバラン「うむ・・・、デスマスクの料理がここまで上手だとは・・・・!?」
アイオリア「参考書も買ったぞー！（すでに無視されてるし）」
ムウ「（デスマスクに料理で負けるなんて・・・。）くっ・・・、不覚・・・。」
辰巳「・・・・・・・（無言のまま一輝に紙を渡す）」
一輝「何々？　『一輝、俺にドリアンなんか食わせやがって！　共食いさせる気か！（俺の声優はとあるアニメでド○リアというドリアンの名を由来するキャラをやった）』　訳のわからんことを書いてんじゃねーよ！（辰巳の後頭部を思いっきり蹴る）」
瞬「そうだよ。ドリアンって、高級フルーツなんだよ。」
星矢「だけど高級フルーツは高級フルーツでも、ドリアンは鼻が曲がっちまう程くせェじゃねーか。味は別として。」
アフロディーテ「味は別とするなら、こういうものもあるぞ。私のふるさとスウェーデンの名物の缶詰なのだが、世界一くさい缶詰と言われているらしい。空けてみる悠木は無いがな。」
紫龍「だいたい辰巳がドリアンを食べたら共食いになるなら、俺のやってることはなんだ？（天津飯を食べている）」
ミロ「辰巳をいじめるのはもういい加減にして、お前も食べたらどうだ。デスマスクの料理はうまいぞ！」
カノン「たしかにデスマスクの料理は美味いが、ミロも少しはデスマスクの料理の才能を見習った方がいいぞ？」
ミロ「ぶー。（ほっぺた膨らませて）」
氷河「星矢もだぞ。たまには自分で料理も作れるようにしないとダメだぞ？」
デスマスク「料理ほか出来ねー奴、いねーか?今のところは星矢とミロだな。アフロディーテ、他出来ねー奴わかるか?」
アフロディーテ「氷河は料理を作ろうとすらしていなかった。」
氷河「かき氷なら得意だぞ。」
一輝「それは料理とは言わん！！（ド・キッパリ！）」
氷河「・・・なら、お前にはやらん。」
一輝「オレも貴様のはいらん。」
星矢「じゃ俺もらう〜！ラッキ」
瞬「食後のデザートだね。でも食べ過ぎるとお腹こわしちゃうよ？」
ミロ「かき氷の食いすぎなどで、聖闘士がおなかを壊すわけないだろう。」
カミュ「絶対零度のかき氷でそう言ってのける自信があるなら、食べてもらおう。だが、警告しておく。並の人間の口なら、舌に乗せた瞬間、二度と言葉が喋れなくなる。ひとたび口を閉じれば、凍り付いて二度と開くことがない」
デスマスク「お前それはカキ氷じゃなくてドライアイスじゃないのか？」
カミュ「そこが素人の考えだな（偉そう）」
老師「では頂こうかの、そのカキ氷とやら。」
ムウ「わたくしも頂きましょうね。（ニッコリ）」
デスマスク「オレはやめておく。いやな予感がする」
アフロディーテ「私も遠慮しておこう。カキ氷の蜜がみぞれしかないようだし。」
沙織「シロップくらいなら、手配してあげてもよくってよ。」
デスマスク「アテナ、そいつはありがたいがそれでもやめておく。気持ちだけ受け取らせてもらう。(デスマスクのいやな予感は100パーセント当たる)」
辰巳「『星矢、紫龍、氷河、一輝、瞬！　一度ならず二度までも俺に激辛料理を食わせやがったな！　まあ、仏の顔も三度までと言うから、今回までは見逃してやるが、今度またやったら、全員シベリアに行って寒中水泳やってもらうからな！』（←と書いた紙を５人に見せながら）」
星矢「ふざけるな！　氷河以外がそんなことしたら風邪ひくだろうが！　だいたい、『仏』って何だ？　『仏』って！　お前のどこが仏だよ！」
一輝「お前の顔が仏だと？笑わせるな！シャカならともかく、いかついうえに昔から散々俺たちを苦しめた貴様では仏が嘆くわ!!」
シャカ「ふっ・・・一輝よ。ようやく私のことを認める気になったのかね？」
一輝「・・・（認めたくない！！）」
瞬「仏ってことは、死んでるってことだよね。兄さん、認めちゃえば？あんな奴、ほっとけってことで。」
シャカ「アンドロメダよ、私は君も乙女座の聖闘士としてある程度認めているのだが。あんな奴とは何事かね！？」
ムウ「さっきからうるさいですよ・・・別の所でやってくれませんか?　何なら私が送りますが?」
瞬「僕は辰巳のことを言っていたのに…シャカさんって、こんなに心が狭い人だったのか…（嘘泣）」
サガ「シャカの心の狭さは、聖域では有名なのだ・・・」
シャカ「サガよ、何か言ったかね？（小宇宙を燃やしつつ）」


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