リレーでGO☆ = 聖闘士星矢編 =




過去ログ集第24章☆

『空気のような存在』




サガ「・・・いや。何も言っていないが・・・そういえば、さっきカノンが何かブツブツ言っていたような・・・(酷)」
カノン「シャカよ。お前が神に最も近いと言うなら、俺とサガをきちんと見分けられるはずだ。」
シャカ「いや、案ずるに及ばない。両方とも成敗すればよいことだ。」
効果音「がびーん!」
星矢「あっさり決めちまったなー。」
「っていうか、サガとカノンの区別、つけられないんだね。シャカってば・・・。」
星矢「だって、目を開けていないから見分けることなんでできないだろうし。」
シャカ「新技を見舞うぞ、星矢よ。新・天舞宝輪は、満腹感・熟睡感・くつろぎ感・達成感・高揚感・土地勘・直感を次々と奪ってゆく厭な技だぞ。」
一輝「性格そのままの嫌な技だな。」
デスマスク「土地勘ってのは何だ?無くなっても歩き回ってたらまた身に付くじゃねーか。」
シャカ「ふっ・・・その能力すら奪う、恐ろしい技なのだ・・・」
沙織「自分に無い能力だからと言って、奪っていいものではありませんわ。」
シャカ「この私に無いものを持つなど許し難き蛮行というもの!ふふふふ・・」
星矢「スッゲー感じ悪ィ奴だぜ!」
一輝「こいつはこういう奴だ。諦めろ!」
シャカ「性格と技は関係ない。私は周知の通りもっとも神に近いと言われるほど清らかな男だ。」
「神に近いからと言って、清らかとは限らないんじゃないかな。」
氷河「邪神とかもいるからな・・・」
辰巳「祟り神に貧乏神、疫病神に死神だっているしな…」
シャカ「いい加減黙りたまえ(辰巳に超々激辛カレーを無理矢理食わす)」
星矢「辰巳の奴、何度も激辛喰わされてオ○Qみたいにひでぇタラコクチビルになっちまってんじゃねぇか?」
辰巳「フォっ、ふぉまえら(お前ら)さっきから俺ばかり食わせやがって・・・!これ以上やるとお嬢様に言いつけるぞ!」
沙織「・・・というか、さっきからずっと見ています。」
星矢「いるならいるって、最初から言ってくれよな沙織さん。」
沙織「このわたくしの存在感に気が付かなかったですって?」
アフロディーテ「辰巳に激辛料理食べさせることと、目の前のマトモな料理食べることしか頭になかったようだからな。」
沙織「だからといって、この私の存在を忘れるだなんて・・・」
「ごめんなさい沙織さん・・・。いて当たり前だからかえって存在を忘れてしまってたんです。」
沙織「ほほほ・・・それなら仕方なくってよ。」
星矢「空気みたいなものだね。」
「く、空気は・・・え〜と、見えなけれど大事な物だよね。なければ人間しんでしまうんだから。ね、星矢(フォーロー)」
デスマスク「それよりオレ様の料理を食え。たっぷり作ったんだからよ。」
邪武「・・・オレもお嬢様達を喜ばせるように頑張らなきゃ!!(ガツガツ・・・)」
沙織「(ああ…私も普通の女の子に戻って、デスマスク謹製でいいからティラミスをガツガツバクバク食べたい…でも、私は女神…耐えなくては…)」
デスマスク「ほれ食いたきゃ食ってくださいよ。でも食ったら太って女神の権威失墜ですぜ。いや〜残念なこって。匂いだけでもほれほれ(パタパタ)」
氷河「極悪だ・・・」
アフロディーテ「ユニコーン、君の出番はもう無いから諦めろ。」
沙織「・・・・・(無言のままデスマスクをニケで叩く)」
デスマスク「な、殴ったな! 親父にも殴られたことないのに・・・・」
辰巳「瞬、俺に激辛料理を食わせた件、2回とも主犯格はお前だよな?(最初にやったのは瞬だし)  今度ばかりは大目に見るが、今度またやったら水着姿で聖域を一周してもらうからな!」
「確かにやり始めたのは僕だけど、結局全員でやったんだから皆も同罪だよ! だいたい水着で聖域一周なんて、サガが喜びそうな企画考えないでよ!(そう言いながら辰巳の口の中に大量のハバネロを押し込む)」
星矢「辰巳、その腫れて出来たタラコクチビル、とーっても似合ってるぜ。まるで人間オ○Qだぜ?」
紫龍「いや・・・確か、6年前にとってあったメモによると・・・○バQには毛が3本あるはずだ。」
星矢「よーし、向こうから取ってきた三本繋がってる松の葉を辰巳の頭に接着剤で付けてっと。これで「オ○ケのQ○郎」の出来上がりだぜ!!!」
紫龍「あんなキュートな感じにはならないがな。」
ミロ「俺が毛穴を広げるから、そこに差し込んでやれ。そっちのが楽だぞ。」
星矢「へぇ〜、なるほど。んじゃ、ミロの提案どおりにやってみるか。ブスッ!(←一本ずつ分けた松葉の先のとがった部分から直接、ミロが広げた辰巳の頭の毛穴三つにそれぞれ差し込む)」
辰巳「いって〜〜〜!!!」
紫龍「うむ、見事に毛が生えて辰巳も喜んでいるだろう。ハゲ脱出できたんだからな。」
老師「紫龍よ、ワシの前でその言葉を口にしたら即破門と言ったはずじゃ(過去ログ第12章参照)。」
邪武「別にいいじゃねーか紫龍。これで「宇宙人の弟子」とか言われずにすむしよ。」
老師「・・・廬山百龍覇ーーーッ!!!!(邪武に大技を仕掛け、星にした。)」
「あ。流れ星・・・」
辰巳「お前等・・・・ 子どもの頃散々面倒見てやった俺にどんな恨みがあるというんだ!」
星矢「そういうところだ。←(邪武を除く青銅全員のハモリ)」
邪武「しまったツッコミそびれた!」
辰巳「瞬、今度また俺に激辛料理を食わせたら、水着で聖域一週と言ったよな? ということで、瞬、水着で聖域一週決定!(どこからか女子用のスクール水着を持って瞬に迫る)」
「『激辛料理を食べさせたら』でしょ? ハバネロは料理じゃないよ! それに、その水着、どこから持ってきたの? ひょっとして、辰巳の趣味? うわっ、気持ち悪い・・・・・(そう言うと、その場から逃走)」
星矢「うわぁ〜。辰巳ってそんな趣味してんのかよ!?キモチワリィ〜変態ハゲオヤジだぜ!!(そう言いつつ、その場から引いた)」
辰巳「これは俺が趣味で持っている物でも何でもない。単なるお嬢様の私物だ。だから安心して着用しろ」
星矢「沙織さんがそんなヲ○クが歓ぶようなモン着るのかよ?それにそんな女モンの水着、誰も着たい奴いるワケねーだろが!」
辰巳「お前等にじゃない! 瞬に着てもらうんだ! 誰がお前等の水着姿なんか・・・・(ブツブツ)」
ミロ「どっちにしろ男が着るならおんなじだよな。」
氷河「・・誰も見たい奴はいないがな。」
沙織「セクハラもやおいも禁止です。あなたは私の命令も聞けないのですか。」
辰巳「そのご心配はありません。ただの水泳の訓練です。」
星矢「ウソつけ!さっき瞬にスク水着せようとしたくせに。」
アイオリア「聖闘士の基本は服を着たまま泳ぐことだ」
ミロ「いや、聖衣を着たまま泳げなくてはいざという時困るんじゃないか? 」
「重くて溺れる・・・とか?」
デスマスク「問題はそこじゃねーだろ。それよりハゲ、お前いい加減にしといたほうがいいぜ?アテナに見捨てられてもオレはしらねーぞ?なあ、アテナ。どーせこのハゲ、もう捨てちまえよ!!!言うこときかねーし。」
沙織「あなたに言われたくはないセリフですけど、確かにスクール水着の件はちょっと見過ごせませんね。」
星矢「それならオレ達が辰巳を袋叩きにしてやろうか?」
辰巳「わかった、お嬢様にまで言われては仕方ない。普通の水着でいい。」
氷河「そういう問題だろうか・・・」
老師「ホッホ、特別じゃ。ワシの聖衣を辰巳に貸してやろう。着て泳ぐがよい。ただ…金は重いでのう。他に辰巳に貸してやろうという黄金はいるかの?」
デスマスク「お言葉ですが老師、オレ達はこんな奴に大事な自分の聖衣を貸したくありません←(老師、カノンを除く黄金の見事なハモリ)」
星矢「・・・・・・」
貴鬼「うわ、デスマスクの言葉に逆らって、蟹座の聖衣が辰巳に装着されてますよ!天秤と蟹、二つ着込んで重そう・・・。」
デスマスク「あほか。よく見ろ、蟹座は蟹座でもあれは冥衣(サープリス)だ、本物は今オレが着ている。こう見えても、オレやアフロディーテはちゃんとハーデス戦では改心したんだから、もう聖衣は逃げねーよ」
星矢「ホントかよ?」
アフロディーテ「デスマスクの言うとおり、私たち二人は最後まで改心しなかったが、これでもハーデス編ではちゃんと改心した。それにちゃんとよく見たまえ、辰巳がつけてるのはどう見ても冥衣だ。どう見れば黄金と漆黒の輝きを間違えるんだ?」
ムウ「パッと見ただけでは分からないものです。」
「そうかなぁ・・・」
紫龍「確かに・・・・」
氷河「見比べてみれば黄金聖衣と冥衣は形が微妙に違うし、冥衣は聖衣を凶悪な形にしたようなものだが・・・・」
カノン「だいたい、何でそんな物騒なものがここにあるんだ!」
沙織「ハーデスがくれたのです。もちろん、サガ達の分もありますわよ。」
星矢「って、アイオリア達やオレ達のまであるぞ・・・」
魔鈴「私とシャイナの分もあるね。」
沙織「女神の冥衣まで作ってくれたんですよ。律儀に。」
星矢「まさかムウが作ったんじゃないだろうなぁ」
カノン「いや、作ったのはハーデス側だ。ムウはこんなもの作るはずがないだろう。しかしなぜハーデスがわざわざここまで用意してくれたのだろう?」
沙織「もらえるものは、ありがたく貰っておきましょう。」
「辰巳、さっきはごめんね! お詫びにおもしろいビデオ見せてあげる! このビデオ、大勢で見るとつまらなくなるから、ひとりで見なよ!(一本のビデオを渡しながら)」
辰巳「(2時間後、ビデオを見終えて戻ってくる) 瞬、どういうつもりだ! 俺になんの恨みがあって『リ○グ』のビデオなんか見せるんだ! 怖くて眠れなくなるだろうが!」
「ただのビデオじゃないよ! ダビングしたヤツだよ! それから、貞子より辰巳の顔のほうがよっぽど怖いよ!」
辰巳「ま、まて、じゃあお前の後ろにいる白装束で黒髪の女は誰だ?(嘘)」
星矢「紫龍とか?」
氷河「いや違う。おそらくシャイナさんだろう。」
シャイナ「私の髪は緑色(アニメの色)だけど?」
「でも原作では黒だよね?」
シャイナ「フフ、その通り・・・星矢、私を殺すか私に殺されるか私を愛するか・・・3つに一つよ」
星矢「ほ、ほら、昔から美しい髪の毛のことをみどりの黒髪って言うじゃないか。そ、それのアニメ的表現なんだよ!(必死で話をそらす)」
「えー、じゃあ僕の髪の色はどう説明するの?」
氷河「お前の髪の色はアニメではシャイナさんよりも少し深めの緑色だが、原作では亜麻色だろ瞬。但しハーデスに体をのっとられている途中は黒だがな。」
「僕的にはあまりにも設定に違いがある過ぎるのは、どうかな・・・って思うんだけどさぁ・・・仕方ないのかなぁ。」
紫龍「多分な・・・・」
辰巳「瞬、お前、なんてビデオ見せるんだ! 俺が死んだらどうするんだ!」
星矢「おまえが死んだって、別にどーって事にゃなんなぇだろ?」
辰巳「俺が死ぬと悲しむ女(ひと)がいるんでな・・・。神の化身とはいえまだ13歳の小娘。この辰巳、お嬢様が悲しむ姿は見たくないのです」
沙織「小娘とは失礼な! 今月給料90パーセントカットです!!」
星矢「あーあ、沙織お嬢さんの前でエライ事言っちまったな。俺ァ知ーらないっと。」
辰巳「俺が死んだら瞬、お前のせいだ! お前が『リ○グ』のビデオなんか見せたりするから・・・・ ってか、あんなビデオ、どこで手に入れたんだ!」
「一昨日ビデオショップで借りてきたのをダビングしたんだよ!」
星矢「いーよなぁ・・・例え90パーセントカットされたとしても、給料もらえているんだし・・・」
紫龍「・・・・瞬、ビデオショップから借りてきたものをダビングしたら、違法になると思うんだが・・・・・」
「仕方ないじゃん! 命に関わるんだから! 一昨日の夜、ひとりでリ○グのビデオ見てたら、見終わった直後、いきなり電話がかかってきたんだもん! 無言電話だったけど・・・・・」
沙織「さて・・・と。この話題はここまで。管理人から権限を委任されている女神の私がたった今決定しました!」
辰巳「俺に変な料理食わすのも禁止だからな!」
沙織「それは・・・私の知ったことではありません。(きっぱり)」
サガ「女神は怖い系の話がお嫌いなのだ・・・多分。」
デスマスク「オレの料理をさっさと食え、まだ余裕があるんだからよ」
星矢「へぇ〜、沙織さんも可愛らしいトコあるじゃないか。」
シャイナ「まあ、ゴキブリは素手で平気でつぶせるようだけどね。フン。」
星矢「え゛っ?」
邪武「何を言うんだ!沙織お嬢さんはあんたたちと違って立派なお方なんだぞ!?ゴキブリなんか素手で平気で潰すような不潔な事なんかすると思うのか!!」
星矢「ジィーーー。(半信半疑)」
シャイナ「フッ・・・ここにいる聖闘士の中で最弱のアンタ(邪武)、いい度胸してるじゃないか、今すぐ楽にしてやるから覚悟しな!!!(邪武にむかってサンダークロウで攻撃した)」
デスマスク「ふっ、ダメ出しとはマンモス憐れな奴。所詮貴様は殆どザコのヤ○チャそのものなのだ!カマセ牛と言われてるアルデバランでさえ人の役に立てたといういい形でやられていたのだぞ?」


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