リレーでGO☆ = 聖闘士星矢編 =




過去ログ集第29章☆

『華麗なカレー』




ムウ「うっ・・・わかりました、作ればいいんでしょう!?作れば!?(周りからの視線が痛いため渋々作り始める)」
カミュ「弟子を可愛がるのもいいが他の仲間にも目を向けないとな」
ミロ「(ジャガイモの芽を取りながら)カミュ、お前がそれを言う資格はないぞ。←(もっとも)」
老師「カミュもわしを見習うとよいぞ。」
カミュ「・・・いえ、御遠慮します(きっぱり)」
デスマスク「やけに即答したな。ちょっと早答すぎじゃねえか?」
一輝「瞬、3馬鹿トリオ(氷河・邪武・辰巳)に食わせる特別料理に入れるスパイスはどれなんだ?(まだ氷河に謝られてないため、瞬の料理を食べさせようとしている)」
デスマスク「瞬、俺の所からもたっぷり持ってきてやったぞ(光速で持ってきた)。それと一輝、氷河はさっき謝っていたぞ。いい加減許してやれよ。」
星矢「俺はもう気にしてないぜ、一輝。」
ナレーション「一輝はまだな何か言いたそうだが、許してやった。」
氷河「瞬、俺には食わせないよな? お前の特別料理とやらを・・・・(瞬に抱きつきながら)」
星矢「まだ懲りてねーようだな、氷河の奴。」
カミュ「氷河、お前が抱きついているのは瞬ではなくて瞬の氷の彫像だ。いい加減気付いたらどうだ?」
ミロ「それにしても、よく出来ているなこの氷の彫像は・・・。」
デスマスク「師匠にまで偽物つかまされて遊ばれるとはマンモス哀れな奴だな」
氷河「だから、一輝のせいで間違えてるんだよ! 俺が瞬に抱きつこうとするたび幻魔拳をお見舞いしやがって・・・・ そんなに瞬に触らせたくないか?」
デスマスク「喧嘩するのはかまわねえが、ここではするなよ。せっかくのカレーがだめになる。」
アルデバラン「心配するな。全部食ってみせる。」
アフロディーテ「今すぐ喧嘩をやめないと、みんなアルデバランに食べられてしまうぞ。」
ナレーション「だが、氷河は全然聞いてないようだ。そればかりか、一輝と技の掛け合いまで発展してた・・・」
沙織「アルデバラン。氷河と一輝の分のカレー、食べていいですよ。(青筋立てながら、にっこりと微笑み)」
ナレーション「だが、そのとき、一輝と氷河の技が飛んできた。」
星矢「一輝の炎の拳と氷河の氷の拳とじゃあ、お互い打ち消されちまうだろうけどなぁ・・・」
ナレーション「そのとき、一輝と氷河の技の威力が全て星矢に向かってきた。」
効果音「がびーん!」
ナレーション「こうして二人が星矢に構ってるうちに、アルデバランが一輝と氷河の分のカレーを平らげようとしたが・・・・?」
アルデバラン「やっぱり食うのはやめるか。人の分までとる気にはなれん。(諦めた)」
星矢「それじゃあオレが代わりにハバネロの中で最も辛いっていう「レッドサビナ」の多目の粉末を、あいつらの分のカレーに混ぜていいか?」
紫龍「それなら先ほど老師が入れていました。誰かのカレーに・・・。」
邪武「もしかして星矢の分に混ぜたんじゃなっすか?」
老師「いや、ワシは邪武と辰巳の分だけ入れておいたぞ。←(先程の恨みのようだ)」
邪武「テメェジジィ!!!オレが何かしたっていう恨みがあんのかよ!!!」
ミロ「すまん!実は邪武たちの分のカレーと皆の分のカレーを混ぜてしまったのだ。許してくれ。」
沙織「邪武、せっかく許そうと思っていたのに・・・出て行ってください。童虎には、ちゃんと敬語を使いなさい。(邪武を再び城戸邸から追い出した)」
氷河「・・・どんな激辛カレーでも、平常心を忘れずクールに徹さねば・・・・・。」
一輝「お前(氷河)もカミュ同様、そのことを言う資格はない。←(もっともな事を言う)」
シャカ「どんな激辛カレーでも、味覚を剥奪してしまえば・・・」
アフロディーテ「味覚がなければ、辛さも感じないが、うまさも感じることが出来ない。それでは食事をする楽しみがないではないか。」
シャカ「食事とは・・・これ即ち、生物が生きていくのに必要なエネルギーを摂取するために他の動植物の生命を絶つことで成り立つ活動の一つ。本来の目的である栄養摂取ができれば、楽しみなど二の次であろう?」
魔鈴「そういえばね、激辛カレーを食べさせられたインド人の手記を読んだことがあるよ。日本贔屓の人だったんだけどね、食べるシーンは急に抽象的になるの。『日本人は概念的な純粋さを重んじる』とかね。辛すぎて不味かったと一言書けばよかったのにね。」
シャイナ「辛すぎて不味かったんだか、それ以前に不味いカレーだったのか微妙だけど・・・」
ムウ「とりあえず無事なのは、このお子様向け甘口カレー(大人にはなんか物足りない仕上がり)だけですね。」
アイオロス「まあオレは辛いほうが好きだから、その激辛カレーはオレが貰おう。」
デスマスク「ひそかに作ったシーフードトマトカレー食ってくれよぅ……(くすん)」
アフロディーテ「とりあえず、そのカレーは無事なのだな?」
星矢「ていうか無事かどうかわかんねーけど、そのカレーは美味いのか?」
シャカ「・・・だから食事というものはだな・・・ブツブツ(略)」
ナレーション「シャカは、皆に食事の話をしているが、他の皆は全く聞いていなかった・・・」
デスマスク「俺様が作ったんだからまずいわけないだろう!カノンが盗ってきた新鮮な魚介類を使い、50種類以上のスパイスと荒野農法で作ったトマトを使ったんだぞ!」
カノン「デスマスクの作るやつは何でも美味いからくれ」
紫龍「よっぽどお腹が減ってるんだな・・・(汗」
貴鬼「ねえねえ、ムウさま〜。おなかすいたよお(甘)。」
サガ「ちょっと待て! さっき・・・カノンが『盗ってきた』・・・と言わなかったか?」
カノン「ぎくっ・・・」
アフロディーテ「気のせいだと思うぞサガ。私はカノンが『採ってきた』って聞こえたぞ。←(一応フォローしてる)」
サガ「い、いや・・・カノンが額に汗して農作業するとは思えない!!」
カノン「俺が『盗った』のはトマトの方でなく魚介類の方なんだが・・・」
サガ「ほほう・・・?」
カノン「(し、しまった!!!ここはとりあえず・・・逃げる!!!!←光速で逃走した)」
サガ「まてぇ〜!!!逃がさんぞバカノン!!!(超高速で追いかける)」
カノン「ま、待てっ・・・!盗ったと言っても海底神殿の倉庫からかすめてきただけだ!俺は元・上司だから問題ない!」
サガ「そんな戯言、誰が聞くか!!!待て!!!この私の出来損ないが!!!!!(さらにスピードアップ)」
カノン「俺が出来損ないなら、お前はなんだって言うんだ〜〜(逃げながら)」
ナレーション「カノンがそういった瞬間、サガはカノンを捕まえた。」
カノン「し、しまった・・・!」
アフロディーテ「結局あっさりと捕まったな。(デスマスクの作ったシーフードカレーを食べながら)」
「このシーフードカレー美味しい」
星矢「ああ、ホントうめえよな。」
デスマスク「当たりめえだ。このオレ様、デスマスク様が作ったんだからよ。食いたけりゃ、好きなだけ食え。たっぷり作ったんだからよ。(自分も食いながら)」
ムウ「でも、『盗ってきた』材料で作ったんでしょう?」
デスマスク「あ〜、ダメダメ。あんな素材使えない使えないっP。一流のシェフは、自分で吟味して納得した素材しか使わないぜ。それにあれは吟味する以前に食えるかどうかすら怪しいからな。」
ナレーション「一方、サガとカノンは?」
カノン「こうなったら、全力で抵抗してやる!」
サガ「(カノンを捕まえながら)やれるものならやってみたらどうだ?この出来損ない・・・もとい、欠陥品が。」
カノン「くそぉ〜、離せサガ!!(どこぞのギャグマンガみたいなデフォルメ二頭身の姿でじたばたしてる)」
サガ「やめろー」
ナレーション「結局、カノンはサガに敵わず、そのままスニオン岬の岩牢に入れられた・・・」
サガ「当分の間そこで反省してろ!(怒」
ナレーション「ちなみに今のごたごたの間にデスマスク作のシーフードカレーは残らず食べつくされた。残ったのは・・・」
カノン「だぜ!!(←有名な誤植より) ここから出してくれ〜」
ナレーション「サガは、聞こえない振りをして、さっさとその場を去ってしまった・・・」
効果音「がびーん!」
アイオリア「そうだ。大量に残った子供用の甘々カレーをカノンに差し入れして食ってもらおう」
05/27 02:07 カノン「ぐがぁ!今度はオレをカレーの海で殺そうと…ぶ、ぷはぁ!(瀕死)」
アイオロス「はっはっは!そんなに喜ばなくても・・・(気づいてない)」
氷河「(あれはどう見ても喜んでるようには見えんな・・・・・(汗))」
サガ「カノン、そんなに喜ばなくてもまだたくさんあるぞ!?(こちらも勘違い)」
邪武「(暗黒聖闘士となって登場)いい気味だな、盗人め」
カノン「ぐぁ・・・雑魚の癖して・・・えらそうな口を利く・・・なっ!」
ナレーション「邪武、カノンのギャラクシアン・エクスプロージョンで☆になる。」
紫龍「カレーはもういいのか、カノン?」
「カノンっ!あぶない!」
氷河「カノンが、カレーの海に吸い込まれていく!」
カノン「ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・(カレーの渦潮に飲み込まれた!?)」
沙織「そうだわ。この大量の余ったカレーを慈善事業として恵まれない子供達に振舞いましょう。早速ジュリアンに連絡しなきゃ。」
老師「通常より浮力があるといっても、粘度が高くて体を自由に動かせんからのう…いっそ一思いに…したほうが慈悲なのではないかのう…」
ムウ「そういえば、サガ。あなたは兄弟げんかをしていたので、何も食べていませんね。激からカレーがあまっていますが、どうですか?」
ナレーション「ムウは質問しているが、サガは全く聞いちゃいなかった・・・」
沙織「さあっ! 辰巳、このカレーを全部そこにあるタッパーにつめるのです!」
辰巳「はっ、かしこまりましたお嬢様。」
星矢「沙織さん、そのカレーどうするんだ?(気になっている)」
「って言うか、明らかにタッパーの数が足りないんだけど・・・」
アイオリア「星矢・瞬よ、案ずるな。小宇宙を限界まで燃焼させ、全身全霊の力を込めてカレーを圧縮すれば、不可能な話ではない。」
星矢「なるほど!(納得)」
紫龍「行くぞ! 限界まで高まれ! 俺の小宇宙よ!」
「一応タッパーいっぱい持ってきたよ、沙織さん。」
沙織「さあっ! どんどん詰めるのよっ!! 元手がタダで(タッパー代除く)慈善事業して、財団の名と評判を上げるチャンスなんですから!!」
アフロディーテ「カレーの材料費について、つっこんでもいいか?」
カミュ「そういえば・・・どこから捻出したんだ?」
デスマスク「カノンが盗ってきたと言っただろう。俺はノータッチだが・・・」
ミロ「盗ってきたのは、海産物だけなのだろう?」
カノン「まぁ、いろいろと・・・。」
サガ「他に何を盗った!?正直に吐け!!!」
カノン「まあ・・・いろいろと・・・・・・」
辰巳「(ぼそ・・)カノンに自白剤入りのドリンクを飲ませますか、お嬢様?」
沙織「そんなもの、何故持ち歩いているのですか?」
辰巳「いえ、ただカノンがなにか隠し事してるのではないかと思っておりまして・・・・。」
沙織「まあ、私の聖闘士を疑うと言うのですか、あなたは!?」
辰巳「そんな、滅相もございません!!(汗)」
沙織「・・・まあ、いいわ。もし次も私の聖闘士を疑ったり、暴言を吐いたりしたら、邪武と同じく出て行ってもらいますからね。わかりましたか、辰巳!?」
サガ「待て…これは自白剤ではなく、自爆剤…GEの切れが増すが、あらゆる意味で自爆に追い込まれるという、我ら兄弟には禁断の薬だ…」
アイオロス「そんなものを飲むまでもなく、サガの人生は自爆しているようなものだろう。ハハハ(天然笑顔で)」
サガ「(アイオロスの声は聞こえてない)さあカノン、他に何を盗ったか、正直に吐け!!!」
辰巳「じ、自爆剤が無い!?」
星矢「自爆剤なら邪武の奴が全部飲んじまったぜ?」
効果音「がびーん!」
邪武「うっそぉ〜ん!??(驚愕) 今飲んだジュースが自爆剤!!?んじゃあオレはどうなるんだ!?」
アフロディーテ「効能からして、必殺技の威力が弱いとそれほど悪影響もないようだ。良かったな。」
邪武「助かったのは嬉しいがこんな女みたいな奴にまで馬鹿にされるとは・・・くっ」
「それを自爆というんじゃない?(くすっ)」
アフロディーテ「・・・・・・(睨)」
沙織「邪武、あなたはいつからそんな大口を叩けるのようになったのですか!?自分より上のものには敬語を使いなさい。もし次使わなかったら容赦なく追い出しますからね。」
ミロ「顔については瞬も人のこと言えないと思うが・・・。」
アルデバラン「まあまあ、そんな細かいことを気にしていると腹が減るぞ。」


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